E・HERO ランパートガンナーとは、アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」に登場するカードである。
遊戯王OCGにも登場している。
概要
初登場は丸藤翔とタッグでのVS迷宮兄弟戦。
「ゲート・ガーディアン」を召喚されている状況でこのカードが召喚され、直接攻撃を行った。
最終的に「アヌビスの裁き」によって破壊される。
その後も何度か登場している(VSアムナエル戦、VSカイザー亮戦(2回目))が、たいした活躍はない。また、直接攻撃能力も発揮していない。これは、当時のOCG仕様が関係していると思われる(後述)。
OCG
「ELEMENTAL ENERGY」(2011年5月15日発売)でOCGに登場。効果は以下の通り。
融合・効果モンスター 星6/地属性/戦士族/攻2000/守2500 「E・HERO クレイマン」+「E・HERO バーストレディ」 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。 このカードが表側守備表示の場合、 守備表示の状態で相手プレイヤーを直接攻撃する事ができる。 その場合、このカードの攻撃力はダメージ計算時のみ半分になる。
ところで、このカードの効果、どういうものだろうか。
テキストを見る限り、2通りの解釈がある。アニメ初登場時の効果で見ると1の解釈が正しいように思えるが、正解は2.である。つまり、相手フィールドががら空きのときにのみデメリット付き「絶対防御将軍」になれるということである。
・・・というのも過去の話。2015年3月26日の裁定変更で、1.の裁定となった。→公式データベース(外部リンク)
海外版をUpperDeck社が管理していた頃は1.の裁定を採っており、日本語版と食い違いが生じていた。この食い違いにより、世界大会では使用を禁止されていた時期もあった。この問題は、KONAMIが海外版を管理するようになってからエラッタで2.の裁定とした事で事なきを得た。以降はそのままだったが、上記の通り突然1.の裁定とすることが公式からアナウンスされた。
ちなみに、韓国語版では初めから「相手フィールド上にモンスターがいない時」とはっきり書かれている。しかし、それでも「流星の弓-シール」のような直接攻撃を可能にする効果と併用した場合に食い違いが生じる(モンスターを無視して直接攻撃できる状態になった場合に、守備表示で直接攻撃できるか否か)ので、当初の日本語版と全く同じ裁定だったわけではない。
曖昧なテキストや裁定の食い違いなど、ルールの複雑さを現すカードとして有名。
その他の作品において
ゲーム「エキスパート2006」では、作中のオリジナルパックである「直接攻撃効果コレクション」のパッケージイラストを飾っている。
ゲーム「タッグフォース」シリーズ(1~3)では、このカードの召喚、攻撃時のムービーが存在する。
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関連項目
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