語原
<中世ラテン語 ēquinoxium, ēquinoctium
ラテン語から中世ラテン語、古仏語を介して英語に借用された。古英語には efnniht(現代英語:evennight) があったが、現代では equinox の方が一般的である。 ラテン語 aequinoctium は二要素に分解される。前方 aequi は形容詞 aequus 「等しい」の属格形であり、後方は nox 「夜」に抽象名詞化接尾辞 -ium が付いたものである。aequus はより古くは aiquos であり、イタリック祖語 *aikʷos に遡るとされるが、語源は不明。nox はイタリック祖語 *nokts 、印欧祖語 *nókʷts が語源であり、英語nightと同源である。
aequinoctium の原義は(昼と)夜の等しさであり、太陽が赤道上に来て昼夜が等しくなる日、即ち春分と秋分のことである。日本でこれらをまとめて言うと「彼岸の中日」となるわけだが、仏教要素が入ってくるわけで、普通に春分・秋分といった方がよさそうである。
発音
意味
名詞
可算名詞 複数形: equinoxes、(希に)equinoctes
派生語
同義語
関連項目
- 英語
- イクイノックス
- 黒竜丸(英名がEquinox)
- STAR EQUINOX(THE IDOLM@STER MILLION LIVE! STAR EQUINOX)
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