Extra Operationとは、艦隊これくしょん〜艦これ〜において、各海域で5番目以降に開放される海域のことである。頭文字をとってEOと呼ばれることが多い。
概要
2014年3月14日に実装された。Extraの名前の通り、この海域をクリアしなくても次の海域が開放される。また、EOのクリア状況は月が替わるとリセットされる。
EOのクリア目的は2つあり、1つは勲章、もう1つは戦果である。
勲章は4個消費することで一部の艦の改装に必要な改装設計図と交換できるほか、1個消費することで資源や改修資材との交換も可能となっている。1-6以外のEOをクリアすることで勲章を獲得できる。
戦果はEOをクリアすることでボーナスが入る。一番低い1-5や1-6でも75の戦果を獲得でき、これは5-4の35周程度に相当する。6-5ともなれば250もの戦果を獲得できるため、ランカーになるためにはすべてのEOをクリアすることが基本ともいわれている。
EOの特徴として、司令部Lvに応じて敵の編成が強化されるという点が挙げられる(5-5を除く)。そのため、長期間プレイしている提督になるほど難易度が高くなっていく。
EO詳細
鎮守府海域
1-5 鎮守府近海 鎮守府近海対潜哨戒
2014年3月14日、5-5とともに初めて開放されたEO。クリア時の戦果ボーナスは+75。クリアに必要な最低出撃回数は4回。
作戦名のとおり、敵艦隊は潜水艦隊がメインとなっており、またそのためか、潜水艦隊との戦闘マスであっても潜水艦のエフェクトが出ない。
5隻以上、戦艦(航空戦艦を除く)、潜水艦、潜水空母を含む、軽巡3隻以上のいずれかの条件を満たすとボスマスに到達することができない。また、軽空母、航空巡洋艦、水上機母艦、揚陸艦のいずれかを1隻のみ含むとボス前の分岐を固定することができる。
そのため、ルート固定要員を入れ、残り3隻を軽巡+駆逐艦+海防艦とする、またはそのうちの1隻を航空戦艦にするのが定番となっている。
特に大鷹改(二)+対潜先制爆雷攻撃可能な艦3隻とすることで、開幕で殲滅するのが主流。
なお、敵は潜水艦隊であるために梯形陣や単横陣を組んでくるため開幕雷撃の命中率が抑えられるのが基本なのだが、最初のマスが1隻編成であるため単縦陣固定となってしまっている。司令部Lvが79以下ならノーマルの潜水カ級なので問題ないのだが、80以上になるとeliteになり、開幕雷撃を撃ってくる。そのため、初戦で大破して撤退するという可能性が少なくない。これを回避するためにも、対潜先制爆雷攻撃が可能な艦を1隻でもいいので編成しておきたい。
なお、ルート固定要員がいない場合はボス前の羅針盤がランダムとなる。駆逐艦4隻でこの海域の攻略を要求される任務が少なくないため、その任務達成を目指す場合は羅針盤に悩まされることとなる。
2期に移行時に当海域もリニューアルされ、ボスまでのルート固定条件が「4隻以下」「戦艦(航空戦艦を除く)、正規空母、潜水艦、潜水空母を含まない」「軽巡は2隻以下、軽空母は1隻以下」と非常に緩くなった。
また、一期で頭を悩ませていたカ級eliteが単艦梯形陣(無印も同様)に変更されたため、先制対潜爆雷攻撃要員がいない状態での開幕事故が大幅に低下した。
ボスはヨ級(elite以上)若しくはソ級(flagshipのみ)旗艦の3~4隻編成。
1-6 鎮守府近海航路 輸送船団護衛作戦
2015年4月10日に開放された、初の6番目の海域。クリア時の戦果ボーナスは+75。クリアに必要な最低出撃回数は7回。このEOのみクリア時に勲章ではなくプレゼント箱を獲得する。
通常海域では6-4に続く2番目の行き止まりなしのマップで、またボスの存在しない初めての海域。
戦艦、正規空母、装甲空母、重雷装巡洋艦、潜水艦、潜水空母は出撃不可。
大きく分けて南回りルートと北回りルートがある。
主流なのは軽巡1駆逐艦5で完全固定できる南回りルート。全体的に敵が弱く、ゴール前のBマスの重巡リ級flagshipや軽巡ヘ級flagshipに旗艦を大破させられる事故がない限りはまずクリア可能。2戦目が航空戦であるために由良改二に水上爆撃機を載せるか夜戦するかしないと敗北してしまうのが難点と言えば難点か。
北回りルートは航空戦艦、軽空母、重巡洋艦のいずれかを含むと固定で、それ以外だとランダムで選ばれる可能性がある。こちらは道中で空母ヲ級改flagshipが立ちはだかる可能性もあるために大破率が高いのが厄介。
ゴールマスに到着すると資源が入手でき、またゲージが削られる。クリアすると獲得できる資源が減少。
下ルートのボス前であるBマスでS勝利すると大淀を入手できる可能性がある。通常海域では唯一の入手手段。
南西諸島海域
2-5 沖ノ島沖 沖ノ島沖戦闘哨戒
2014年5月23日に開放された。クリア時の戦果ボーナスは+100。クリアに必要な最低出撃回数は4回。
大きく分けて北回りルート、南回り3戦ルート、南回り4戦ルートがある。
北回りルートは巡洋艦級+駆逐艦6隻でドラム缶を2隻以上装備、軽巡洋艦1+駆逐艦3+(巡洋艦+航空戦艦)2、水上機母艦1+空母系以外5でドラム缶を2隻以上装備といった編成で固定可能。このルートは敵の航空戦力が皆無なので、瑞雲1スロットだけでも制空権確保が確定する。このルートの一番の問題点は2戦目の夜戦マス。司令部Lvが60以上になると旗艦が重巡リ級flagship(90以上で改の編成も混じる)となり、結構な確率でカットイン攻撃をしてくるのである。照明弾や探照灯で少しでもカットインの確率を下げたい。
南回り3戦ルートは駆逐艦2隻が必須で、残りを重巡洋艦2or航空巡洋艦2(過不足なし)+軽空母1+軽空母or重巡洋艦or航空巡洋艦or重雷装巡洋艦、または軽空母3軽巡洋艦1といった編成で固定可能。戦艦、正規空母、装甲空母を編成しないことで、ボス前の空母ヲ級(改)flagshipを回避する方法である。艦載機熟練度や空母カットインの実装により軽空母でも十分な火力を発揮できるようになったため、比較的ポピュラーになりつつある。
南回り4戦ルートは最も自由度の高いルート。ただし、初戦後の分岐で行き止まりのFマスに行くのを確定で回避する方法が現状見つかっていないデメリットがある。(正規空母+装甲空母)2以上+軽空母1、高速戦艦2or3隻、低速戦艦2隻、航空戦艦2隻以上といった編成がF逸れの可能性が高いようなので回避したい。4戦ということでボスマスでペナルティが発生し、また資源の消費が激しいものの、火力は圧倒的なのでボスマスに辿りつけばまず問題ない。ボス前の空母ヲ級(改)flagshipが壁。
ボスは戦艦タ級flagship。北回りだと昼戦の被害によっては倒せないこともあるが、それ以外ならまず問題ないだろう。
北方海域
3-5 北方AL海域 北方海域戦闘哨戒
2014年9月12日に開放された。クリア時の戦果ボーナスは+150。クリアに必要な最低出撃回数は4回。
北ルート、南ルート、中央ルートの3つがあるが、中央ルートは敵が厄介なため選ばれることは少ない。
北ルートは戦艦2隻以上、空母、雷巡、潜水艦3隻のいずれかを満たし、戦艦と空母の合計が3隻以内とするのが条件。このルートで壁となるのはボス前の北方棲姫マス。対策としては防空艦を入れて棒立ちを狙う、三式弾を装備する、潜水艦を編成してデコイにするといった方法がある。なお、このマスはS勝利でまるゆドロップが狙える。
南ルートは水雷戦隊メインでの編成で通ることができる。駆逐艦5隻を含み、戦艦、空母、雷巡、あきつ丸、重巡、航巡を含まなければ完全固定。他には重巡or航巡1+駆逐艦5、水母1軽巡1駆逐艦4などの高確率で南を通れる編成もある。このルートは敵が比較的弱い上に3戦でボス到達可能なのがメリット。
ボスは軽巡ツ級。ボスとしては非常に弱いのでいかにしてボスマスまで到達するかの方が重要になるだろう。
西方海域
4-5 カレー洋リランカ沖 深海東洋艦隊漸減作戦
2015年6月12日に開放された。クリア時の戦果ボーナスは+180。クリアに必要な最低出撃回数は5回。
北ルート、中央ルート、中央南ルート、南ルートの4通りのルートがある。
北ルートは軽巡1以上+駆逐2以上かつ戦艦+正規空母+雷巡+工作艦+戦艦2以下で最初の能動分岐で上を選ぶことで通過できる。戦艦2隻編成だと2回目の能動分岐で左を選択すると1戦増えるので注意。このルートのメリットは消費資源が少なくなることくらいだろう。
中央ルートは戦艦系+空母系3隻以内または秋津洲と駆逐艦を含み戦艦系+空母系4隻で最初の能動分岐で中央を選ぶことで通過できる。道中で軽巡ツ級と2回戦闘するので艦載機が減少しやすい。2戦目は潜水マスなので、敗北を回避したければ航戦や航巡に水爆を装備するか軽巡や駆逐艦を編成する必要がある。
中央南ルートは秋津洲+駆逐艦を含まず戦艦系+空母系4隻以上で最初の能動分岐で中央を選ぶことで通過できる。最初の2戦は中央ルートと共通で、ボス前マスのみ変化し、軽巡棲鬼旗艦のマスとなる。ここは空母ヲ級flagship2隻と戦艦ル級改flagshipが待ち構えるという一番の壁。
南ルートは北ルートの条件を満たさず最初の能動分岐で下を選ぶことで通過できる。最初のマスで重巡リ級改flagship旗艦の艦隊との開幕夜戦マスで、2戦目は軽巡棲鬼マスとどちらも非常に厳しい。3戦でボスに到達でき、軽巡ツ級と遭遇しないというメリットがあるが、あまり選ばれることのないルートである。
ボスは港湾棲姫。陸上型ということで、艦隊も三式弾を装備する、空母は艦爆を装備しないなどの対策が必要となってくる。最終形態の本気モードでは装甲183に到達して昼戦キャップを超えているため、昼での撃破は非常に困難となる。
南方海域
5-5 サーモン海域北方 第二次サーモン海戦
2014年3月14日、1-5とともに初めて開放されたEO。クリア時の戦果ボーナスは+200。クリアに必要な最低出撃回数は5回。
あの戦艦レ級のデビュー場所である。
ドラム缶ルート、高速統一ルート、軽空母ルート、潜水艦ルート、その他の5パターンのルートがある。
ドラム缶ルートは4隻以上がドラム缶を装備し、艦隊全体でドラム缶が5個あると通ることができる。しかし、ドラム缶を装備できるのは航空巡洋艦、軽巡洋艦、駆逐艦、水上機母艦、補給艦、揚陸艦ということでただでさえ編成に強い制限がかかるのに、他のルートと比べて敵が弱くなっていないどころか戦艦レ級2隻の艦隊との夜戦マスを通るという鬼畜仕様。メリットは弾薬マスを通ることだけで、このルートを通るだけで縛りプレイとみなされるほどなので、考慮する必要はないだろう。
高速統一ルートはその名の通り艦隊の速度を高速で統一すればよい。空母を多数編成することで開幕航空戦で削ることが目的となる。高速化した潜水艦をデコイとする方法もある。
軽空母ルートは(正規空母+装甲空母)2+軽空母1(過不足不可)を含む編成で固定できる。こちらは高速統一ルートと異なり大和型や長門型などの使用も可能。
高速統一ルートと軽空母ルートは同一のルートを通ることになるのだが、避けて通れないのがボス前の羅針盤である。一応ボスマスに分岐する可能性の方が高くなっているのだが、あくまでランダムなので逸れるときは連続で逸れる。
潜水艦を3隻(過不足不可)含むことで潜水艦ルートを通る。このルートのメリットは戦艦レ級の砲撃を無効化できることとボスマスまでのルートを完全に固定できることにある。2戦目のFマスが輪形陣or単横陣の水雷戦隊で潜水艦が大破しやすいため、道中支援が強く推奨される。
いずれのルートを通るにしても問題となるのが、ボス前で旗艦として登場する戦艦レ級eliteである。このマスは単縦陣か複縦陣で、命中率の高い高威力の開幕雷撃を撃たれることになるので、ここで大破しやすい。
ボスは空母ヲ級改flagship。ゲージ削り中は随伴に戦艦レ級eliteが出現し開幕雷撃を放つが、幸い輪形陣なので命中率は低い。
この海域が登場した時点では艦載機熟練度も弾着観測射撃もなかったため、この海域は極めて難易度が高かった。現在はそれらの実装により大幅に難易度が低下している。
中部海域
6-5 KW環礁沖海域 空母機動部隊迎撃戦
2016年10月5日に開放された。クリア時の戦果ボーナスは+250。クリアに必要な最低出撃回数は6回。この海域の開放のためには6-4のクリアだけでなく基地航空隊の開放も必要。
2018年1月現在最新かつ最深部の海域で、初めて敵の連合艦隊が実装された海域でもある。
ゲージを削るごとに少しずつ敵が強化されていくという特徴がある。
基地航空隊は2部隊出撃可能、ゲージを2回削ってから破壊するまでの間は基地空襲が発生する。
一期当時の主流は、装甲空母2+戦艦1+重巡洋艦1+重雷装巡洋艦1+駆逐艦1により最短経路を通る方法。敵の航空戦力の無力化のために重巡洋艦を摩耶改二に、駆逐艦を秋月型にするのが定番である。このルートにおいては、2戦目の空母ヲ級改flagshipが壁となりやすい。
二期に移行した現在は空襲マス・対潜マス・夜戦マスにおける燃料/弾薬消費が変更され、下ルートでの攻略が現実的となった。空母が使えない為制空が取りづらく、伊勢型改二や水戦などの準備が必要となる。
ボスは空母棲姫が旗艦の連合艦隊。第二艦隊を削らないと夜戦で第二艦隊と戦うことになるが、幸い第二艦隊はそこまで強くはない。基地航空隊が使えるので、空母棲姫の艦載機をすべて枯らして無力化できるケースも少なくない。
高波、沖波、海風、鹿島は通常海域ではここのみでドロップする。
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