FJフューリーとは、ノース・アメリカン・アビエーション(NAA)社が開発したF-86セイバーから派生した艦載機である。
概要
アメリカ海軍は1945年1月に艦上ジェット戦闘機XFJ-1を発注した。これを元にアメリカ陸軍航空軍(後の空軍)はXFJ-1の陸上型XP-86を同年5月に発注した。
XFJ-1はそのままFJ-1として1947年から海軍に配備されたが性能が低く実戦機としては使用されず練習機として使用されるにとどまった。
一方、XP-86の開発中、第二次世界大戦で勝利した相手国ドイツから後退翼に関するレポートをはじめとする大量の航空機の先進的実験データが得られた。それを元にXP-86は後退翼に設計変更し1947年10月1日に初飛行。その後実用化は急速に進められ、1949年にはF-86Aとして実戦部隊に配備された。
アメリカ海軍はFJ-1の改良版ともいえる空軍のF-86の高性能ぶりを見て、ほぼ同じ機体FJ-2/3として採用し、さらに海軍独自の改修を加えたFJ-4が開発された。1962年の命名規則改正でF-1に呼称変更。
関連項目
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関連項目5つ追加。記事冒頭太字化。未使用節・空白行除去。ウィキペディア「F-86 (戦闘機)」からの流用っぽい部分を変更。