G-4計画(G4計画)とは、ガンダムシリーズの漫画『MSジェネレーション』における次世代構想機の設定で、4機目のガンダムと関係する設定である。
矢立文庫のWEB企画『アナハイム・ラボラトリー・ログ』や、2021年よりガンダムエースで連載が始まった『ポケットの中の戦争』(作者:玉越博幸)にも計画名が登場する。
長らく公式か否か曖昧な状態が続いたが、2017年1月時点で名称は公式化したと推察される。
概要
一年戦争末期、地球連邦軍はガンダム3号機「G-3ガンダム」を開発母体とした次期構想機の開発を進めていた。そこで連邦は陸軍・空軍・海軍・宇宙軍にそれぞれ開発を委託する。
空軍からは可変機の礎となった「ガンダムGT-FOUR」、宇宙軍では「ガンダムNT-1」が開発された。
明らかにはなっていないが陸軍は「格闘専用型」と「重火力型」、海軍は「水中専用型」を開発したとされる。陸軍の格闘主体機は、開発経緯が謎だった「ガンダムピクシー」と目される。ただしピクシーをここに組み込むのは無理があるという主張も宇宙世紀世界の研究資料であるマスターアーカイブ RX-78等に記載されており、イマイチはっきりしない。
ファンによる推測
重火力型に関してが諸説あるが、「FSWS計画」の機体群や「ガンダム6号機」が開発思想的には該当している。海軍の水中型はそのまま水中型ガンダム(通称ガンダイバー)という推測も多い。といっても、6号機自体は元は宇宙軍で、ガンダイバーも実際はGMタイプでガンダムとは別枠のように思える。
格闘専用型と目されるピクシーはオデッサ作戦前に実践参加しているが、ガンダム3号機がG-3ガンダムになったのはオデッサ作戦後だとするのが一般的である。
G-4計画の技術はペイルライダーにも導入されている(これが先述の名称は公式化したと扱われる理由)が、発祥のガンダムGT-FOURの存在自体が疑問視されている。上記の内容をそのまま取り込んでもいいのか疑問が残るところ。
余談
なお、ネット上で海軍ガンダムとして「RX-79Mガンダム・サブマリーン」なる機体(RX-78Mではない)の画像を見かけることがあるかもしれないが、これは近藤和久の漫画に登場したオリジナルMSで、G-4計画とは全く関係ない。無理やり探してきて結びつけた候補というところだろう。
関連項目
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