Great Daysとは、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のOP曲である。
Break Down! Break Down! Break Down! Break Down!
第27話より変更された第3クールのオープニングテーマ。作曲はアニメの劇判を手掛けた菅野祐悟、歌唱は女性ジャズシンガーの青木カレンと、『ガンダム Gのレコンギスタ』のED曲『Gの閃光』を歌ったハセガワダイスケのデュオ。アニメジョジョで女性シンガーが主題歌を務めたのは初となる。なお、この2名は作中のラジオ番組『杜王町RADIO』の番組内でオンエアされる楽曲も歌っている。
第1クールのOP曲『Crazy Noisy Bizarre Town』はスタンド使いの日常をポップな90年代アイドル風の曲で、第2クールのOP曲『chase』は物語のラスボスを巡る戦いを熱く激しいロックで第4部を表現してきたが、第3クールのOP曲『Great Days』は、イントロ部で第4部のメインテーマのフレーズである『Break Down! Break Down!』を繰り返し、『1999年 Bizarre Summer』と歌っているように、サマーシーズン到来!した杜王町をイメージさせるような楽曲と、第4部と杜王町に関連する言葉を散りばめた歌詞は、物語の結末を描くクライマックスにふさわしい、まさに第4部の集大成と言えるだろう。
OP映像もキャラクターの総出演と演出、更に小ネタも豊富と第4部の集大成と言える。第27話で初めて放送された時は未完成部分もあったようで、第28話でバージョンアップされた映像が放送された。
小ネタ(ネタバレ注意)
- 出だしで登場する「仗助・億泰・康一・由花子・承太郎・ジョセフ・透明の赤ちゃん」で「JOJO」を表現する人文字は原作「漫画家のうちへ遊びに行こう その④」の扉絵が元ネタだが、「ザ・ハンドの右手」「エコーズACT2だけだったがACT1とACT3」が追加されている。
- 「Break Down! Break Down!」の歌に合わせて「BREAKDOWN」の文字が砕けたり元に戻ったりを繰り返すが、「キラークイーン」の破壊と「クレイジー・ダイヤモンド」の修復を連想させている。また、文字が完全に砕けた時に見えるエンブレムは「キラークイーン」「シアーハートアタック」「ストレイ・キャット」「顔を奪われた川尻浩作」と、吉良吉影が手にしている武器を表している。
- 歌いだしに現れる「JUSTICE」の文字が入った太陽のガジェットは、絵コンテを担当したソエジマヤスフミによると「ジョナサン・ジョースター」の象徴であると語っている。
- 町の案内標識の「SC 1987 →」「← DU 1999」「GW 2001 →」は、それぞれジョジョの副題「スターダストクルセイダース」「ダイヤモンドは砕けない」「黄金の風」の英語表記の頭文字とその年代を表現している。この小ネタを見た視聴者からは、第5部「黄金の風」のアニメ化企画が進行中では?と期待されている。
- ベランダのテーブルでコーヒーを飲む岸辺露伴のシルエットには、「チープ・トリック」と思われるシルエットがこっそり描かれている。
- サビへ入る直前の山岸由花子と共にジョジョ立ちしている岸辺露伴のポージングは「岸辺露伴 グッチへ行く」に近いもの(グッチへ行くでは左ひじが体の前に、アニメOPでは右ひじが体の前にある)。
- 杜王町のマークを中心に描かれているアイコンは、第4部の味方のスタンド使いをそれぞれ表している。どのアイコンがどのキャラを表しているか当ててみよう。
- 仗助たちが天に向かって指をさすシーンで、トニオ・トラサルディーが抱えている食材は「クロアワビ」。スピンオフ作品「岸辺露伴は動かない~エピソード6:密漁海岸~」で露伴とトニオが密漁しようとした「クロアワビ」が元ネタ。
- クレイジー・ダイヤモンドが直したハートのエンブレムは、前OPで左手(吉良吉影)が壊した「ジョースター家」を象徴するハートのエンブレム。
- 最後の単行本41巻のように登場人物らで天を指さす集合カットは、第1OP、第2OPにもあったシーンの連作であり、全OPのコンセプトであるとソエジマヤスフミはディレクターの津田尚克と話して決めたと語っている。
関連動画
関連商品
関連チャンネル&コミュニティ
関連項目
- ジョジョの奇妙な冒険
- ジョジョの奇妙な冒険(アニメ)
- ダイヤモンドは砕けない
- Crazy Noisy Bizarre Town
- chase
- ジョジョ その血の記憶〜end of THE WORLD〜
- サマーシーズン到来!
- 黄金の“Spirits”
- アニメソングの一覧
- ジョジョの奇妙な冒険 関連項目一覧
カチリ
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小ネタ(ネタバレ注意)
- 出だしで登場する「仗助・億泰・康一・由花子・承太郎・ジョセフ・透明の赤ちゃん」で「JOJO」を表現する人文字は原作「漫画家のうちへ遊びに行こう その④」の扉絵が元ネタだが、「ザ・ハンドの右手」「エコーズACT2だけだったがACT1とACT3」が追加されている。
- 「Break Down! Break Down!」の歌に合わせて「BREAKDOWN」の文字が砕けたり元に戻ったりを繰り返すが、「キラークイーン」の破壊と「クレイジー・ダイヤモンド」の修復を連想させている。また、文字が完全に砕けた時に見えるエンブレムは「キラークイーン」「シアーハートアタック」「ストレイ・キャット」「顔を奪われた川尻浩作」と、吉良吉影が手にしている武器を表している。
- 歌いだしに現れる「JUSTICE」の文字が入った太陽のガジェットは、絵コンテを担当したソエジマヤスフミによると「ジョナサン・ジョースター」の象徴であると語っている。
- 町の案内標識の「SC 1987 →」「← DU 1999」「GW 2001 →」は、それぞれジョジョの副題「スターダストクルセイダース」「ダイヤモンドは砕けない」「黄金の風」の英語表記の頭文字とその年代を表現している。この小ネタを見た視聴者からは、第5部「黄金の風」のアニメ化企画が進行中では?と期待されている。
- ベランダのテーブルでコーヒーを飲む岸辺露伴のシルエットには、「チープ・トリック」と思われるシルエットがこっそり描かれている。
- サビへ入る直前の山岸由花子と共にジョジョ立ちしている岸辺露伴のポージングは「岸辺露伴 グッチへ行く」に近いもの(グッチへ行くでは左ひじが体の前に、アニメOPでは右ひじが体の前にある)。
- 杜王町のマークを中心に描かれているアイコンは、第4部の味方のスタンド使いをそれぞれ表している。どのアイコンがどのキャラを表しているか当ててみよう。
- 仗助たちが天に向かって指をさすシーンで、トニオ・トラサルディーが抱えている食材は「クロアワビ」。スピンオフ作品「岸辺露伴は動かない~エピソード6:密漁海岸~」で露伴とトニオが密漁しようとした「クロアワビ」が元ネタ。
- クレイジー・ダイヤモンドが直したハートのエンブレムは、前OPで左手(吉良吉影)が壊した「ジョースター家」を象徴するハートのエンブレム。
- 最後の単行本41巻のように登場人物らで天を指さす集合カットは、第1OP、第2OPにもあったシーンの連作であり、全OPのコンセプトであるとソエジマヤスフミはディレクターの津田尚克と話して決めたと語っている。
Break Down! Break Down! Break Down! Break Down!
第27話より変更された第3クールのオープニングテーマ。作曲はアニメの劇判を手掛けた菅野祐悟、歌唱は女性ジャズシンガーの青木カレンと、『ガンダム Gのレコンギスタ』のED曲『Gの閃光』を歌ったハセガワダイスケのデュオ。アニメジョジョで女性シンガーが主題歌を務めたのは初となる。なお、この2名は作中のラジオ番組『杜王町RADIO』の番組内でオンエアされる楽曲も歌っている。
第1クールのOP曲『Crazy Noisy Bizarre Town』はスタンド使いの日常をポップな90年代アイドル風の曲で、第2クールのOP曲『chase』は物語のラスボスを巡る戦いを熱く激しいロックで第4部を表現してきたが、第3クールのOP曲『Great Days』は、イントロ部で第4部のメインテーマのフレーズである『Break Down! Break Down!』を繰り返し、『1999年 Bizarre Summer』と歌っているように、サマーシーズン到来!した杜王町をイメージさせるような楽曲と、第4部と杜王町に関連する言葉を散りばめた歌詞は、物語の結末を描くクライマックスにふさわしい、まさに第4部の集大成と言えるだろう。
OP映像もキャラクターの総出演と演出、更に小ネタも豊富と第4部の集大成と言える。第27話で初めて放送された時は未完成部分もあったようで、第28話でバージョンアップされた映像が放送された。
バイツァ・ダスト版
TVアニメ第36話から、その前回より吉良吉影が成長し、その新たな能力「バイツァ・ダスト」を得たことによってOPに変化が加えられた。
いつもと同じくOPが始まり、キラークイーンのスイッチを構えた吉良吉影(川尻浩作の姿)が最終決戦バージョンに変わり、そのタイミングで「カチリ」という音と共にOPの映像が逆再生され、原曲のCサビに入る前の間奏から再生され、同時にOP映像も今まで放送されていた映像が終わりから逆再生されている。つまり、バイツァ・ダストの時間を戻すという能力を再現した演出である。
この演出は、第3部のTVアニメ47・48話の「OPの途中で『ザ・ワールド!』の声と共に時間停止が起こり、その止まっている間DIOが承太郎の背後に歩いていく」という特殊演出を髣髴とさせる。
時間が戻っているという演出では、色調が変わって「時間が戻っている」という事が解りやすくなっているが、その他にも以下の演出が加えられている。
- クレイジー・ダイヤモンドが直している「JOJO」の文字が入ったハートのエンブレムが、OPイントロの「Break Down! Break Down!」に合わせて「BREAKDOWN」の文字が砕けたり直したりを繰り返しているのと同じく、局注の「Break Down! Break Down!」に合わせて砕けたり直したりしている。
- キラークイーンの両手に触られている川尻早人の顔が、吉良吉影と闘う決意を秘めた表情になる。
- ベランダでコーヒーを飲む岸辺露伴のパートが何度か繰り返しているが、本編中の「バイツァ・ダスト」により、岸辺露伴が何度も爆殺され、時間が一時間ほど戻されている朝を繰り返している事を表していると思われる。
- 第27話の未完成Ver.に使用されていた、「スタープラチナ、ザ・ハンド、エコーズACT3、ヘブンズ・ドアー、クレイジー・ダイヤモンドが次々に攻撃を繰り出すパート」が再び挿入され、クレイジー・ダイヤモンドが繰り出したタイミングで逆再生された後キラークイーンの振りかぶるカットが追加された。
- 「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」のタイトルが映る直前のシーンで、今までは吉良吉影(川尻浩作)に対して振り向いていなかった「由花子・康一・露伴・仗助・億泰・承太郎・ジョセフ」が、バイツァ・ダスト版の最終決戦Ver.吉良吉影に対して振り向き、指をさしているカットに変更された(つまり、川尻浩作が吉良吉影であることがついにバレた)。
SE付きVer.
もはやラスト前のOP放送ヴァージョンとしておなじみだが、TVアニメ第38話ではOPにSEの付いた豪華仕様となっている。前話第37話で再びバイツァ・ダスト版OPであったものの、その回でバイツァ・ダストが解除されたことによって、バイツァ・ダストでないヴァージョンのOPが再び放映された。
今までのOPにSEが付いたのに加えて、吉良吉影(川尻浩作)がバイツァ・ダスト覚醒後の姿になっており、その他バイツァ・ダスト版で加えられた一部の変化をこのOPで追加されている。
Great Days -Unit's Ver.-
TVアニメ第39話(最終話)では、エンディング特別テーマ曲として、ジョジョアニメ歴代主題歌シンガーが集結して「Great Days」を歌唱する「Great Days -Unit's Ver.-」が放映された。
東方仗助と空条承太郎、ジョセフ・ジョースター(歴代ジョジョ)が杜王港で別れるシーンから、その後の杜王町の住人たちの日常をアニメオリジナルで描写したエンディングのBGMとして、歴代主題歌シンガーによる歌唱は、これから先の杜王町のグレートな日常を想像させる、まさしく第4部のクライマックスとしてこの上ない盛り上がりと言えるだろう。
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