『Halo 2』とは、2004年にマイクロソフトより発売されたXbox用ゲームソフトである。
概要
『Halo: Combat Evolved』の好評を受けて製作された続編。
グラフィックが向上し、武器や敵などが大幅に増加した。
前作では人類側――マスターチーフの戦いのみが描かれたが、今作ではコヴナント内部でのドラマも詳細に描かれ、彼らの中にもプレイヤーキャラクターが登場することになった。
2007年6月21日には、Windows Vistaへの移植版が発売。同年9月13日にはXbox用ソフト『Halo』と本作を同梱し、Xbox 360用初代Xboxゲーム互換性アップデート インストールディスクとXbox 360コントローラー対応表が付属する『HALOヒストリーパック』が発売された。
2014年にはHDリメイク版『Halo 2 Anniversary』が製作され、XboxOne向けのコンプリートパッケージ『マスターチーフコレクション』に収録された。グラフィックがHDハード向けに一新されている。
システム
基本的な部分は前作のものを踏襲しているが、3Dモデルが精密になり、武装の追加など様々な要素がパワーアップしている。
新たな要素として、「武器の二丁装備」「既に敵が乗っている乗り物の奪取」「武器交換」などが登場し、多くが次回作以降に引き継がれた。
NPCのAIも向上しており、NPCに乗り物の運転を任せ、プレイヤーは攻撃に専念するというプレイも可能になった。
一方、特徴的なシステムであった「体力+シールド制」に変更が加えられた。体力は表示されずシールドのみとなったものの、体力の概念そのものは引き続き存在していると言うもので、前作のように回復用アイテムを入手するのではなく、シールドと同様に自然回復するようになった。
あらすじ
前作の戦いを終え、マスターチーフは地球でその功績を称えられていた。
しかしそこへ、とうとう地球の場所を見つけ出したコヴナントが襲撃してくる。人類側は大混乱に陥り、チーフを乗せた戦艦は、コヴナントを追ってスリップスペースへと飛び込む。
その先でチーフの目に現れたのは、もうひとつのヘイロー――デルタヘイローだった。
地球を襲撃した一群の司令官「悔恨の預言者」の目標が、この新たなヘイローの起動にあると知ったチーフ達は、新たな戦いへと挑む。
同じ頃、惑星リーチ襲撃時のコヴナント側司令官――ゼル・ヴァダムは、マスターチーフにヘイローの破壊を許した責任を問われ、死刑になろうとしていた。
しかし彼は、命を救われる代わりに、コヴナントの中でも最も過酷な任務に投入される、預言者直属の兵士「アービター」の役割を与えられる。彼もまた、新たな戦いへと身を投じようとしていた。
関連動画
関連商品
関連項目
外部リンク
- 1
- 0pt