hope for pawsとは、アメリカ合衆国ロサンゼルス、カリフォルニア州に司令部を置く非営利動物救助団体である。
概要
路上やシェルターで苦しんでいる動物を保護し、里親探しを行っている。
また創設者であるHagar夫妻、EldadとAudreyはFacebookを活用して世界各地の救助隊とのネットワーク作りも行っている。
「It's ok」(大丈夫だよ)、「Good boy」「Good girl」(いい子だ)、「Come on」(おいで)と声をかけながらチーズバーガーとLucky Leashと呼ばれる花柄の赤いリードを駆使して救助を試みるのが特徴。
救助動物の精神状態や環境に応じて柵や捕獲ケージ、捕獲棒や鎮静剤や麻酔銃を使うこともある。
だが基本的にリード以外の道具を使うのはEldadの本意ではないようで、大抵の場合は動画内で使用する理由や真似しないで欲しい等の注釈を入れている。
捕獲棒の使用時には怯えて遠ざかろうとする犬をEldadが追いかけて散歩のように走るシーンがしばしば見られるが、これは捕獲棒が引くと絞まっていく特性がある為だ。Eldadが出来るだけ絞まらないように捕獲棒を強く引かないように心がけているのがうかがえる。
また、あまりにも抵抗する場合は犬の前足を掴んで引き寄せる等もしているがこれは噛まれる可能性が非常に高いのでEldadのように救助経験の豊富な人以外は行うべきではない。
ちなみに使用しているチーズバーガーに玉葱は入っていない。
救助の様子は公式HPやYouTubeにあげており、動画内で里親や募金・動画のシェアを呼びかけている。
(傷や手術シーン・亡くなってしまった動物の映像もあるので苦手な方は観覧に注意が必要。)
公式HP:http://www.hopeforpaws.org/
YouTube:https://www.youtube.com/user/eldad75
≪Lucky Leash≫
救助に使用しているリードと同じ物を購入することができる。
動物救助をサポートする証という意味で販売しているので購入する際はそれを念頭に置いておこう。
http://www.giftforcause.com/store-categories/Eldads-Lucky-Leash_4100222.html
≪寄付について≫
hope for pawsのホームページ(http://www.hopeforpaws.org/)から行える。
動画によく登場する犬種
- アメリカン・ピット・ブル・テリア(通称ピット・ブル)
アメリカ合衆国が原産地の闘犬。アメリカ合衆国では1900年に闘犬は禁止されているが賭博を伴う闘犬が今でも非合法に行われている。非常に筋肉質で力が強く、品種が改良されている今でも何かが引き金となり攻撃的になる事があり、人を死亡させてしまう事故も起きている。(ピット・ブルによる事故の半数以上が飼育家族が被害者となっている。)こうしたことからイギリスやドイツなどの一部の国ではピット・ブルの輸入・飼育は禁止されている。
飼育は初心者には難しく経験者でも注意が必要。一方で熱心な愛好家により温厚な性格のピット・ブルの交配も行われており、忍耐強く忠誠心の強い愛情深いショー向きのピット・ブルも多くなってきている。 - 飼育を放棄する人の多くはピット・ブルの躾が出来ず手に負えなくなったり、ピット・ブルに必要な毎日の運動をさせるのが困難となったりすることが原因にあげられる。(雄ならば1回に2時間以上の散歩を2回、距離にして1日30km程の散歩を毎日欠かさず行うのが望ましいとされている。)
- チワワ
メキシコ原産の世界で最も小さい犬種。アメリカ合衆国では1998年にタコベルのCMに出たことがきっかけとなりブームとなった。しかしその後ブームが去ると同時にチワワを捨てる人が多くなり社会問題となっている。身体が小さく愛らしい見た目から甘やかしてしまい躾けが出来ていないケースも見られる。
問題行動として非常に臆病になる・すぐに唸り吠えて噛み付くようになる等がある。
動画内でよく見られる犬の行動
- 目
目を合わせないのは服従を表す事もあるが緊張や警戒を表している事もある。
目をしっかりと合わせてそらさないのは攻撃の一歩手前の可能性がある。
攻撃してくるかは表情と耳と体の力の入り具合(特に後ろ足)等を見ると判断し易い。
- うなる
警戒と警告の意味が強い。
- 吠える
声が低く短くなるほど警戒度と興奮度が上がっていく。高音で何度も吠えるときは軽いパニック状態になっている事もある。(小型犬によく見られる)
悲鳴のように鳴くときは命の危機を感じてパニック状態になっている事が多い。
(動画内で捕獲棒や網を使って救助した際の悲鳴はほとんどが痛みよりもこのパニックによる悲鳴だ。)
関連動画
<だあああ氏が(∪´・ω・)→(∪^ω^)捨て犬保護シリーズと題して動画をまとめて転載している。
こちらは注釈文や会話がコメントで翻訳されていたりするので英語が苦手な人にも見やすくなっている。
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