ISサイドとは、「とある魔術の禁書目録」及び「とある科学の超電磁砲」における架空の勢力である。
概要
「とある魔術の禁書目録」及び「とある科学の超電磁砲」の世界は、科学技術を日々研究する「科学サイド」、この世界とは別世界の法則を操る「魔術サイド」が存在する。しかし、「奇術サイド」など勢力が確認され始める中、二大勢力を脅かす存在が発見された。そう、「ISサイド」である。その勢力が持つとある一人の天才が生み出したIS(インフィニット・ストラトス)というパワードスーツ型の兵器は女性にしか動かせないものの、その戦闘力は「白騎士事件」のデータから一機で並のレベル5(学園都市の七人の最高レベルの能力者で単独で軍隊と戦える力を持つ)を凌ぐと思われ、世界各国でISを保有しており(日本も例外ではない)、保有していない学園都市に対する抑止力として機能すると思われる。もし、レベル5の一位、若しくは二位が学園都市に居らず、ISが敵対組織に一機でも流れれば学園都市が壊滅する可能性が存在する。早急な対策が望まれる。
ISとは
正式名称は「インフィニット・ストラトス」。元々は宇宙空間での活動を目的としたマルチフォーム・スーツとして開発された物の、ISの発表1ヶ月後に起きた「白騎士事件(謎のハッキングに因り日本に向けて2341発以上の核ミサイルが発射されて、それを第1世代ISである「白騎士」が撃墜した後に「白騎士」を撃墜、若しくは捕獲しようと世界各国から送り込まれた大量の戦闘機、戦艦等の兵器を撃破した事件である。原因は不明で様々な説が存在するが、その一つに開発者のとある一人の天才である篠ノ之束がISの宣伝目的で起こした自作自演の事件という説がある。当記事ではこの説を支持する。)」に因り、本来の使用目的である宇宙開発ではなく軍事利用を経て、現在では専らスポーツ用具として使われている。その性能は極めて高く、従来の兵器を遥かに凌いでおり、第1世代で「白騎士事件」を終息させる攻撃力、超音速飛行能力は勿論、特に突出しているのが防御力であり、「シールドバリアー」、「絶対防御」の二段構えであらゆる攻撃を防ぐ事が出来る。しかし、原因は不明であるがISは女性にしか動かせない(例外も存在する)。ISの中核を成すコアの製造は開発者である篠ノ之束のみにしか出来ず、本人が製造をしなくなった為、現在のISの数は467機である。中でも専用機持ちは特別扱いされる。「とある魔術の禁書目録」の主人公側でISに対抗する場合、上条当麻は現時点でコアが異能で製造されているかどうかは不明であり、「幻想殺し」で破壊出来るかどうか不明である為、保留にする。浜面仕上は先程述べた通り従来の兵器を遥かに凌ぐ性能を誇る為に対処出来ないので、一方通行が最適である(しかし、彼の能力である「一方通行」の反射は、後程登場する織斑一夏のISの「白式」の「単一仕様能力」である「零落白夜」で破られる可能性が存在する為、過信は禁物である)。
ISサイド構成員
「アラスカ条約」で設置された「国際IS委員会」を筆頭に規模は「科学サイド」、「魔術サイド」と同じく世界中に広まっている。
「科学サイド」の「学園都市」の様に、「ISサイド」にも「アラスカ条約」で設置された「IS学園」という教育機関が存在する。
専用機持ちはありとあらゆる事態を想定して訓練を受けており、単純な格闘能力だけなら軍人と限りなく互角に近く、肉弾戦でも上条当麻を苦戦させる実力を持つと思われる。
- 「織斑一夏」/専用IS:白式⇒第二形態・雪羅
単一仕様能力は「零落白夜(対象のエネルギーを全て消滅させる能力)」
今現在、ISを操縦出来る唯一の男性であり、世界最強のIS操縦者である織斑千冬の弟でもある。
過去に剣道や体術の経験があり、生身の状態でもかなり強いらしい。
入学当初はISの知識は皆無だったものの、かなりのスピードで腕前が上がっている。
最初のIS適性は「B」であるがしかし、最初に出した値であり、今の値は未知数である。
- 「篠ノ之箒」/専用IS:紅椿
単一仕様能力は「絢爛舞踏(「零落白夜」の一対零のエネルギーを消滅させる能力に対して一対百のエネルギーを増幅させる能力)」
織斑一夏の小学1年から4年までの幼馴染であり、ISの開発者である篠ノ之束の妹でもある。
実家は神社であり剣道の道場である為、幼い頃から剣道の練習をしており、剣道の全国大会での優勝経験を持つ。
元はただの一般生徒であったが、7月7日の誕生日に篠ノ之束から専用ISである「紅椿」を貰って以降、専用機持ちの仲間入りを果たした。
最初のIS適正は「C」であったが、後に「S」になる。
- 「セシリア・オルコット」/専用IS:ブルー・ティアーズ
イギリスの代表候補生であり、イギリスの名家出身でもある。
成績が下がりがちになりスランプに陥るものの、「サイレント・ゼフィルス」戦で「BT偏光制御射撃」を習得して飛躍的に成長した。
IS適正は「A」である。
- 「凰鈴音」/専用IS:甲龍
中国の代表候補生で日本での生活経験があり、織斑一夏の小学5年から中学2年までの幼馴染でもある。
当初は「IS学園」に入学していなかったものの、織斑一夏の入学を知って4月の途中に編入学して来た。
中学3年からの努力の末に代表候補生になる等、彼女の成長速度は非常に早い。
- 「シャルロット・デュノア」/専用IS:ラファール・リヴァイヴ・カスタムII
フランスの代表候補生であり、性別を男性と偽って入学して来た。
他の専用機持ちのISと比べると世代が古いものの、「高速切替」や「砂漠の逃げ水」等の技を使いこなしたり、優れた頭脳で高い成績を出している。
- 「ラウラ・ボーデヴィッヒ」/専用IS:シュヴァルツェア・レーゲン
ドイツの代表候補生であり、現役の軍人(階級は少佐)でもある。
試験管で人工合成された遺伝子で生まれている為、家族は存在しない。
生まれた時から軍事訓練を受けていて所属していた部隊の中では最強だったが、ISの登場及びISの適正向上の為の「擬似ハイパーセンサー」である「越界の瞳」移植事故(後遺症で左目が金色に変色して常に「越界の瞳」が稼動する様になった。)でISの訓練に出遅れた為に落ちこぼれたが、織斑千冬の特訓で再び部隊最強に返り咲いた。
- 「織斑千冬」/専用IS:暮桜(かつては「白騎士」を操縦して「白騎士事件」に関わっていたという説がある。)
単一仕様能力は織斑一夏と同じく「零落白夜」
元日本代表の伝説のIS操縦者「ブリュンヒルデ」その人であり、織斑一夏の姉でもある。
現在はIS操縦者を引退して、ドイツ軍の教官を経て、「IS学園」の教師を務める。
IS適正は「S」である。
- 「篠ノ之束」
天才科学者でISの発明者であり、篠ノ之箒の姉でもある。
かつてはISのコアを製造していたが、3年前に行方不明となり、その後「IS学園」の臨海学校に現れて、篠ノ之箒に専用IS「紅椿」を与えた次の日に再び行方不明となる。
「白騎士事件」や「福音事件」、その他数々の無人ISの襲撃事件の首謀者であるという説がある。
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関連項目
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