L-04Cとは、NTTドコモから発売されているLG製スマートフォンである。正式名称はOptimus chat L-04C。
概要
国内市場では初のLG製スマートフォンであり、OSにはAndroid2.2を採用している。
ドコモスマートフォンシリーズの中では低価格のエントリーモデルに属し、各種割引を利用することで一括0円購入できる店舗も存在する。
ハードウェア
スペックは日本初のAndroidスマートフォンHT-03Aに近いが、CPUはより低消費電力のものが採用され、1GBのROMと512MBのRAMを搭載している。
本機最大の特徴は、W-ZERO3[es]を彷彿とさせる5列配置のスライド式キーボードを配したことであり、メールなどに威力を発揮する。
評判
当初は限られたスペックでありながら軽快な動作と、使いやすいキーボードが売りの玄人向け端末とされてきたが、販売価格が下がるにつれてユーザも増え、コミュニティが賑わいを見せてくるようになった。
今後はワンセグと赤外線がついたP-01Dに低価格エントリーモデルの座を渡すことになると思われるが、P-01Dはキーボード非搭載のためキーボード搭載機でないと生きていけない玄人は本端末を使い続けるだろう。
改造
Android2.2を採用していたため、発売してすぐにワンクリックrootが可能であることが判明した。その後もユーザの増加に伴いhackも活発に行われるようになり、カスタムリカバリーの導入など様々なカスタマイズが可能となった。
そしてついに、有名なカスタムROMであるCyanogenmodが移植され、メーカーとキャリアの垣根を超えてAndroid2.3の夢を見た。
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関連項目
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