Yamaha DT230 Lanza(ランツァ)とは、ヤマハ発動機が1997~1999年にかけて発売した、
Lanzaってどんなのりもの?
「2stのセローを!」をコンセプトに開発されたランツァは、当時の2stオフでは定番だった、
890mmクラスのシート高をあえて865mmにダウンし、トレール走行時の足つき性を確保しちゃったの。
そして2stオフロードバイクでは初となるセルスターターを装備し、悪路での始動性をあげちゃった。
アルミ製リアスイングアームやYCLSなんていうのも付いちゃって、意外と当時の最先端技術詰め込んでる。
そして、最大の特徴は市販バイクでは唯一の、8bitマイコン搭載のTC(トラクションコントロール)なんだよ!
そしたら、そのTCって実際どんなものなの?
オフロードバイクって、カーブ(コーナーっていえよな!byいつき)の出口で
アクセルをガバッと開けてズザザッとタイヤを滑らせて走る「パワースライド」が一般的なのよぉ。
タイヤを滑らせるってことは、意図的に後輪のトラクションを抜いているってことなのね。
その後輪が暴れるのを抑制してあげるのが、Lanzaに搭載されているTCなんだよ! ランツァ最高
仕組みは、過剰なスライドでタイヤが空転しエンジン回転が急激に上がるのを
搭載された8bitマイコンが感知し、エンジンの点火する時期を意図的にずらすことによって
エンジン回転を落とし、タイヤのトラクションを維持するっていう原理で動いているの。意外とハイテク だけど
実際これが作動しているのかどうか、乗ってる人ですらよくわかってないけどね!
YCLSってなに?
YCLSとは(Yappari Cawaii Lisa Stegmayer)
ではなく
"YCLS"(Yamaha Computerized Lubrication System)
2stエンジンってガソリンと一緒にエンジンオイルも燃やしちゃうマジで。
YCLSはエンジンオイル消費量を減らすことで2st特有の白い煙幕を減らして、オイル燃費も良くしようっていう機能。
でも2型からしか装備されてない。 アルミ製リアスイングアームも2型から…ヤマハは1型を買うと損をする…
Lanzaのえんぢん
Lanzaは、Honda,Suzuki,Kawasakiの2stオフのようなストロークの長いサスペンションや
シート高が低くて、「こいつ全然はやくないんじゃねーの?」と普通は思っちゃうよね?
だけどLanzaのエンジンは、エンデューロレーサーWR200R、WR200Rの国内仕様DT200WRを親にもつ
DT200wRの子供であるLanzaのエンジンは、 DT200のエンジンのストローク量を増やし30ccアップすることで
トルクと馬力が大幅に増し、YPVSによって2stエンジンなのに低速からでも、モリモリ引っ張るようになっちゃった。
そして、エンジン性能が上がっているのに腰下部分はほとんど変わらないから、軽量コンパクトそれでいて
パワーモリモリのエンジンに仕上がったの! ランツァ最高 ピーキーすぎて(ry
で、結局エンジンの性能はどうなのよ?
つまりランツァは馬40頭分、ポニーに換算すると60頭分の仕事量に相当するのね。 ランツァ最高
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