MADテープとは、1970~90年代にかけて、カセットテープをメディアとして製作された音声MADである。
概要
ダブルカセットの録音機能と停止ボタンを駆使して、アニメーションや特撮、時には童謡やドラマなどの音声を切り張りして製作される。
主なMADテープ
NEW MAD TAPE
MADテープの中で最も有名なのが、大阪芸大の有志によって製作された、「NEW MAD TAPE」である。同テープは全九巻が製作され、テッカマン等の定番ネタが繰り広げられている。製作時期であるが、NEW MAD TAPE1のA面に宇宙刑事ギャバン(1982年放映)の音声が使用されていることから、早くとも1982年以降であることが推察される。
同テープは、サークル内で作られ継承されていたMADテープを一部ブラッシュアップしながら纏め上げたものである。NEWのつかないMAD TAPEは、ニコニコ動画には今のところアップされていない。
主なネタ
関連リンク
月火水木土天海冥2 テレビまんが20年のたくらみ
NEW MAD TAPEと同じ時期に登場したMADテープ。源流はNEW MAD TAPEと異なっており、製作者は販売開始以降にNEW MAD TAPEの存在を知ったらしい。こちらも一定の人気を博し、「たくらみ」などと呼ばれた。
それ以降
それ以降MADテープの製作が流行し、主に同人系イベントや、アニメ・特撮系サークル内でのダビングによって広まっていった。主な作品としては、「いかがわしいテェプ」、「パロテープだ!」などが挙げられる。
関連コミュニティ
関連項目
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