『Minecraft Dungeons』とは、サンドボックスゲーム『Minecraft』のスピンオフ作品にあたるアクションRPGである。
概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクションRPG ハックアンドスラッシュ |
開発元 | Mojang Studios Double Eleven |
販売元 | Xbox Game Studios |
機種 | Windows PS4 NS XB1 XB X/S |
発売日 配信日 |
2020年5月26日 |
価格 | Standard Edition: 2,640円 Hero Edition: 3,960円 Ultimate Edition: 5,280円 |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
簡単に言うと、「Minecraftの世界観で描かれるハックアンドスラッシュタイプのアクションRPG」である。開発は、原作の開発元であるMojang StudiosとイギリスのDouble Elevenが共同で手掛けた。
ステージは全てMinecraftに登場するブロックを基にしたグラフィックで描かれており、敵キャラクターや味方NPCとしておなじみのMOBたちが登場する。アイテムに関しては原作に登場しないものを含め、原作を意識したドット絵調で描かれている。
対応機種はWindows、Playstation 4、Nintendo Switch、Xbox One、Xbox Series X/S。
Windows向けのものは、Microsoft Storeで販売されているWindows 10向けのバージョンと、公式ストアおよびSteamで販売されているそれ以前のバージョンのWindowsにも対応しているバージョンの2種類があるため購入の際は注意。
本作はクロスプラットフォームによるマルチプレイに対応しており、機種の縛りなく遊ぶことが可能である (コンソール版は各社が定める月額プログラムへの加入が必要)。
ストーリー
本作の物語は、オーバーワールドをさまよう1人の邪悪な村人から始まる。行く当てもなく、見つけた村という村全てで拒絶された彼は、がむしゃらに歩き続けた末に「支配のオーブ」という邪悪なアーティファクトが眠る洞窟へとたどり着く。支配のオーブを手にした彼は、強大な力と引き換えにその悪の心を増幅させられてしまう。
かくして「邪悪な村人の王」として覚醒した彼は、自分を拒絶した者全てへの復讐を決意する。彼は邪悪な村人の軍勢を率い、村という村を破壊し、村人を連れ去り、世界を荒廃へ陥れた。
もはや彼を止めることができるのは、「英雄」であるあなたしかいないのだ。
システム
ダンジョン
本作の冒険の舞台であるダンジョンはいくつかあり、ミッションを受注するたびに内部の構造は変化する。内部には宝箱や隠された洞窟などが生成される。また同じダンジョンでも複数の難易度が用意されており、敵の強さや出現量、ドロップアイテムのパワーの数値帯などが変化する。
アイテム
アイテムの種類
本作の主なアイテムは「近接武器」「遠距離武器」「アーマー」「アーティファクト」の4種類に区分される。
近接武器
文字通りの接近戦用の武器。原作でもおなじみの剣やオノ、ツルハシなどの他、カトラスやダガーのような本作のみに登場する武器種も存在する。
遠距離武器
離れた敵に攻撃するための飛び道具。本作は弾薬にあたるものが「矢」である都合上、遠距離武器は全て弓もしくはクロスボウの派生アイテムとなっており、原作と同様に銃器は登場しない。
アーマー
本作の防具にあたるアイテムだが、原作と異なり基本の効果は「最大HPの増加」となっており、特定のもの以外はダメージの軽減効果は備えていない。また原作に存在した他の部位用の防具 (ヘルメット、レギンス、ブーツ) は固有のアイテムとしては登場しない。
アーティファクト
戦闘中に使用することで、回復や能力強化、範囲攻撃や味方NPCの召喚などの様々な補助効果を発生させるアイテム類。多くのものは使用時に特定のリソースを消費しない代わりに、次に使用可能になるまでのクールダウン時間がある。一部何らかのリソースを消費するものもあるが、そうしたアーティファクトはクールダウンが短めになっている。また消耗品のようなアイテムが多く含まれるものの、実際はそうしたものも含め、クールダウンさえ過ぎれば再度使用可能になる。
アイテムの強化
本作ではアイテムの強弱の目安となる指標として「パワー」と「レアリティ」が設定されている。、また武器と防具にはランダムで「エンチャント」を付けて強化することができる。
パワー
文字通りアイテムの強さ、効果の高さを示す数値。パワーの数値が高ければそれだけ威力が上がったり、効果量が高まったりする。各アイテムのパワーは、キャンプに出現する商人の一種である「鍛冶屋」と取引することで上昇させてもらえる。
レアリティ
アイテムの希少さを示す。全アイテムに「コモン」と「レア」がある他、武器と防具のみ「ユニーク」というレア以上の段階のものがある。「ユニーク」の武装はただ希少というだけでなく、独特の特殊効果を備えており強力だが、相応に入手は難しい。
ただし、単純にレアリティが高いものほど強いというわけでもなく、レアリティが高くてもパワーが低いと、その装備の実際の威力や効果量は低くなってしまう。
エンチャント
原作でも登場する装備品の強化効果。本作では装備を入手した時点で付与できる可能性のある効果の候補が明らかとなっており、それらの中から1スロットにつき1つ (最大3スロット) の効果を選択して、キャラクターのレベルアップで得られるエンチャントポイントを注ぎ込んでエンチャント効果のレベルを上げていくという方式になっている。
各エンチャントの効果は与ダメージアップといった基本的な効果から特定の条件を満たすと発動するものまで様々。本作オリジナルの効果も登場する。
また使用したエンチャントポイントは、装備品をインベントリから売却 (ゲーム内では「回収」と表現されている) したり、鍛冶屋での強化に出したりすれば戻ってくるため、特に鍛冶屋を開放した後であれば振り直しもしやすくなっている。
キャンプ
本作でのプレイヤーの拠点。最初は文字通りの完全な野宿だが、ゲームを進めるごとに家などが増築され豪華になっていき、設備も増える。
またいくつかのダンジョンには「商人」が捕らわれており、彼らを開放するとキャンプ内で取引を行えるようになる。
マルチプレイ
本作は1人でのプレイはもちろん、オンライン・ローカル双方でのマルチプレイにより、最大4人でパーティを組んでダンジョンに挑戦することが可能となっている。上記の通りクロスプレイも可能だ。
関連動画
関連リンク
関連項目
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