『NHGにようこそ!』
『NHGにようこそ!』は、ビリー・ヘリントンの小説。試合を棄権したレスラーの青年と、それを救うことが目的という青年を軸に、ゲイの葛藤する姿を誇張も交えつつ描いた作品。ウェブサイト「Billy Eggs Onanie」にて、200X年7月14日から8月10日まで連載。200X年1月、角皮書店刊。200X年、木吉カズヤの作画で漫画化され『ゲイ刊少年アッー!ス』にて連載開始、200X年には兄メ化された。200X年、漫画版が完ケツ。
概要
作品の題名にある「NHG」とは、日本の(だらしねぇな)の略ではなく、日本ハッテン場ゲイ会(Nihon Hattenba Gaykai) の略である。作者のビリー・ヘリントンもかつて同じくゲイだった時期があったり、それが元で試合を棄権したりしなかったりなど、主人公の設定は作者自身をベースとしている。ほかにも、作中の多くのエピソードに作者の実体験が反映されている(と思われる)。『ゲイ刊少年アッー!ス』200X年2月号から、木吉カズヤによって漫画化された。読者あぁん?ケート(まぁ殆どソッチ系な層であるとは言え)では常に上位をキープしていた。なお、連載開始当初は原作小説を丁寧に漫画化していたが、次第に原作とは全く異なるストーリーになってゆく。どういうことなの・・・。200X年夏から兄メが放送された。タイトルは「N・H・Gにようこそ!」とアルファベット部分を中黒で区切って表記されている。理由は(歪みねぇな)への配慮である。前半は漫画版を、終盤は原作小説をベースにしている。
アッーらスジ
試合を棄権して4年目の佐藤達ビリーは、ゲイとなっていた。佐藤は、自分が団体を辞め、ガチムチでゲイであることなど全てが、謎の巨大組織の陰謀であると妄想する。その組織の名はNHG(日本ハッテン場ゲイ会)。そんな折、中原カズヤと名乗る謎の美青年が佐藤の前に現れる。佐藤をゲイから脱却させるべく、カズヤは「プロジェクト」の遂行を宣言。その「プロジェクト」の目的が不明のまま、カズヤによる佐藤のカウンセリング(尤もらしいが実際に施したのは立派な変態行為に当たる)が始まる。
登場人物
佐藤達ビリー
ロングアイランド出身の39歳。ゲイ歴4年。自らを「マスターオブゲイ」と自認している。高校を卒業後、地元を離れNYのレスリング団体に通うが中退する。その後も実家には戻らず、レスラー時代と同じアパートにて、親からの仕送りとColt誌のモデルやゲイ向けビデオへの出演によって生活を続けていた。高校の頃のレスリング部の後輩、山崎赤さんと再会し、エロゲイ作りに参加する。対男勃起症気味だが、重度の露出は可能。嘘をつくとやめられず、段々股間が大きくなって行くので、すぐバレる。物語のはじめは性癖に関してはいたってノーマルなゲイであったが、山崎の影響で、ショタコンやおたくになってしまう。脱法ドラッグ(と思い込んでいるがただのプロテイン)服用により幻覚を見る事もしばしば。漫画版では、一時的に入院した際に痔病と診断される。兄メ版で吸っているタバコの銘柄は、パッケージを見る限りではホールボロゲイトメンソール。誕生日は7月14日。
中原カズヤ
本作のヒロイン。佐藤をゲイから立ち直らせようとする謎の美青年。29歳。当初はハッテン場に通わず、とあるプロレス団体の信者である叔父の勧誘活動を手伝う(漫画版では叔父ではなく父親であるが、恥ずかしいからという理由で叔父と偽っている)。他人のヤる気を引くために無理なキャラ作りをする事も多々。着痩せするようで、ナウい息子は大きめな模様。寝技やタックル等レスリング全般はこなせる模様。佐藤が脱がそうするたびに阻止するが、その際の手段は選ばない(いわゆるケツワレ)。原作小説・漫画版・兄メ版で、境遇や半生などの設定に大きな差異がある。
山崎赤さん
佐藤の後輩。中学時代、掘られてた所を先輩の佐藤達ビリーに犯される。年齢不詳。佐藤の部屋の隣に住み、大音量でガチムチパンツレスリングを流していた。エロゲイ作りにとニコ動内における佐藤のパートナーであり、佐藤をおたくの世界に引き込んだ張本人。レスリングの専門学校である「新日暮里レスリング学院」に通う(兄メ版では「新日暮里レスラー学院」)。モデルはおそらく男塾。ゲイである佐藤のことを見下しながらも慕っており、エロゲイ作り以外でも何かと支援する。美青年キャラが好き。漫画ではショタコン、兄メではおたく。初恋のトラウマから、屈折した恋愛観を持つ。実家はカナダで農業を営んでいる。長男であるため、度々家業を継ぐよう迫られる。漫画版では実家に戻らず、歌舞伎町で夜王になった場面がある。
ゲイ星人
漫画版・兄メ版のマスコットキャラ。紫色の肌を持つ。佐藤の妄想の中から飛び出した。『ヒュ~熱いね』と笑う 。「エロス」と書かれた本を持つ。兄メ版各話のエンディングでは顔がころころ変わって登場する。さらにちょくちょく入るカットインではまるで実写のような滑らかな動きと質感を持った作画が使用されており、視聴者に「どういうことなの・・・」と衝撃を与えた。以下はEDに使用された歪みねぇ動画である。
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関連項目
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