No Borderとは
概要(1)
JAM Project初のノータイアップのシングル。2曲目には『HERO』が収録されている。
作詞:影山ヒロノブ
作曲:影山ヒロノブ
歌:JAM Project(影山ヒロノブ・遠藤正明・松本梨香・きただにひろし・奥井雅美・福山芳樹)
世界進出に向けて作られた、有りそうで無かったJAMのオリジナル曲。反戦のイメージが強い、歌詞が重く世界平和を願うJAMメンバー達の強いメッセージが詰め込まれている。
2曲目の『HERO』について
作詞:影山ヒロノブ
作曲:影山ヒロノブ
歌:JAM Project(影山ヒロノブ・遠藤正明・松本梨香・きただにひろし・奥井雅美・福山芳樹)
聞いているだけで、昔を思い出してしまいそうな温かくやさしい曲。No Border同様、JAM楽曲の中でも上位に位置する名曲である。ライブ『JAPAN FLIGHT 2008 -No Border-』で歌った時、観客のほとんどを涙させた事はもはや伝説である。
英語版の他にポルトガル語verとクリスマスverが存在しており、こちらは10周年記念BOXに収録されている。
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概要(2)
Mr.childrenの『タガタメ』や『and I love you』と共に映像が流れ、最後に「NO BORDER.カップヌードル、日清(ロゴ)」で締められる。曲以外の音声や字幕は最小限になっている。
このシリーズの特筆すべき点は即席めんのCMとしては異例と言える社会的メッセージ(反戦)を押し出した内容である。放送が始まった少し前の世界情勢としてアメリカの同時多発テロやアフガニスタンへの報復攻撃、イラク戦争などがあり、このようなCMが出てきたのにはこれらの影響が容易に考えられる。「NO BORDER」という言葉も、視聴した側からは「争いや憎しみで引かれた線を消す」という意味も想像できる。
CMは全8種類。
- 等間隔で置かれたカップヌードルの線を挟んでにらみ合う2つの集団、少女がカップヌードルに手を伸ばして食べ始めると他の人たちも食べ始めて線が消える「消える国境編」
- またも等間隔で置かれたカップヌードルの線を挟んで兵士が警備を行う中、両側から子供が走ってきてカップヌードルを取り、線がなくなる「赤の広場編」
- みたび現れたカップヌードルの線から目を背ける人々の中、ただ1人少年がカップヌードルを手に取る「希望編」
- 朽ちた戦車の周りに広がる花畑が出る「花編」
- 海からの敵の監視に当たる少年兵の元に妹が現れる「少年兵編」
- 中東(と思われる)の子供たちの笑顔が流れる「笑顔編」
- 宇宙飛行士が宇宙食にしたカップヌードルを食べる「宇宙編」
- 宇宙から見た地球が次々映る「地球編」
エピソード
- 花編に出てくるの戦車は朝鮮戦争の頃に活躍した軽戦車M41ウォーカーブルドッグ。
- 少年兵編は「少年兵を肯定している」という苦情を受けて、早々に打ち切られている。CMの最後に字幕で「世界には、30万人以上の少年兵が存在している。僕たちは何ができるのだろう。」と出ているのだが。
- 笑顔編では字幕でカップヌードルがハラール認証を受けていない注意書きを表示している。
- 宇宙編では宇宙食用のカップヌードルを宇宙飛行士に渡して、宇宙飛行士に食べている様子を撮ってもらうように依頼して映像を収録した。
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