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No.18 紋章祖プレイン・コートとは、遊戯王OCGのカードである。
概要
「LEGACY OF THE VALIANT」（2013年11月16日発売）でOCGに登場。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/サイキック族/ATK 2200/DEF 2200
レベル4モンスター×2
フィールド上に同名モンスターが2体以上存在する場合、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その同名モンスターの内の1体を選び、それ以外の同名モンスターを全て破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手はこの効果で選んだモンスターと同名のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
また、このカードが墓地へ送られた場合、
デッキから「紋章獣」と名のついたモンスター2体を墓地へ送る事ができる。
同名モンスターを1体だけ残して破壊し、以後その展開を封じる効果、墓地へ送られた場合に紋章獣2体を墓地へ送る効果を持っている。
同名モンスターが2体以上いなければ効果は使えないため、積極的な除去にはなりにくいが、同名モンスターを複数並べてエクシーズ召喚を行おうとしている場合にそれを妨害するくらいはできる。比較的よく使われるものでは、「レスキューラビット」など。
ただ除去したいだけならば、自分のターン限定だが「No.50 ブラック・コーン号」、「No.101 S・H・Ark Knight」などもあるので、やはり相手ターンに使える点を生かしたい。
後半の効果で紋章獣を墓地へ送ることができる。「高等紋章術」につなぐだけでなく、サーチに変換できる「紋章獣レオ」や回収効果を持つ「紋章獣アバコーンウェイ」と相性がいい。
どうやって墓地へ送ってもかまわないので、「エクシーズ・シフト」で「No.69 紋章神コート・オブ・アームズ」を展開するために使うなど、何らかのコストにしてしまってもいい。相手に除去してもらうのを待っていると「No.101 S・H・Ark Knight」などによる除去で効果を使えない可能性があるので、むしろ自分から墓地へ送ってしまうべきだろう。
また、仮に相手に召喚を無効にされたとしても墓地へ送られさえすればこの効果は使用可能。
素材の縛りはないのでどんなデッキでも使えないことはないが、後半の効果による紋章獣サポートをメインとして使うのがいいか。
攻守がともに、上記のコーン号やNo.101よりも少し高く、これらのカードに除去されにくいのも地味にうれしい。
同名モンスターが戦略の要となる【ハーピィ】デッキや【表サイバー流】などにとっては天敵となるカード。
同名モンスターの条件は、フィールド全体を参照するので、自分・相手フィールドに1体ずつ、自分フィールドのみに2体以上などでも条件は満たせる。この場合でも、妨害されるのは相手だけである。
ミラーマッチの場合や汎用性の高いカードの場合は、双方がフィールドに出すこともあり得るので、場合によってはそのようなことも起こりうる。また、「No.8 紋章王ゲノム・ヘリター」を使えば、エクシーズモンスター限定だが自分から条件を満たすこともできる。イメージや紋章獣との相性を気にしないならば「N・ブラック・パンサー」の方が範囲は広い。
後半の効果は、エクストラデッキから直接墓地へ送っても使用可能。
自分から狙えるのは「ゲール・ドグラ」くらいしかなく、割に合わないが、相手に「エクシーズ・アヴェンジャー」を使われた場合に使えることはあるかもしれない（もっとも、ランク4主軸のデッキではあまり上手くいかないが）。
ただし、蘇生制限を満たせないためその後に蘇生して再利用できなくなる点には注意。
プレイン・コート（plain coat）とは、当主が使用する紋章のこと。
紋章学においては、たとえ家族であっても同一の紋章を使用することは許されないために、他の家族は当主の紋章にある模様を加えたものを使用する（Cadency:ケイデンシーという）。それに対して、当主が使用する紋章が「プレイン・コート」である。
当主が死亡した場合、長男の紋章の「模様」（レイブルというもの）が取り除かれ、プレイン・コートとなる。細かい規則などは国によって異なる。
No.（ナンバーズ）と名のついたモンスターであるが、今のところアニメ・漫画に登場したことはない。
紋章獣自体は、トロンが使用するカードカテゴリであるが、トロンがこのカードを持っていたのかは不明。
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関連項目
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