現れろ、No.99!
砕け散り我が魂の記憶。今、ひとつの星となりて、天命を貫く霹靂となれ!
これがナンバーズの終焉にして頂点!
希望皇龍ホープドラグーン!
No.99 希望皇龍ホープドラグーンとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」に登場するカードである。
概要
アストラルが遊馬との闘いの儀で使用した、「ナンバーズの終焉にして頂点」。
テキストは明かされていないがランク10で攻撃力は4000、以下のような効果を持っていた。
- 1ターンに1度、自分の墓地の「No.」と名のついたモンスター1体を、効果を無効にして特殊召喚できる。
- このカードが自分フィールド上から離れる(コントロール奪取も含む)効果が発動した時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことでその効果を無効にし、フィールド上のこのカード以外のモンスターを全て破壊する。さらに、この効果によって破壊したモンスターの攻撃力(2体以上のモンスターが破壊されることがなかったので、合計か1体分のみかは不明)分のダメージを相手ライフに与える。
「HRUM-アルティメット・フォース」によって、「No.39 希望皇ホープ・ルーツ」をランクアップしてエクシーズ召喚。
さらに効果で「No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ」を復活させて、遊馬の「FNo.0 未来皇ホープ」へ攻撃。未来皇ホープの、このカードのコントロールを奪う効果に対してこのカードの効果を発動、未来皇ホープは破壊耐性を持っていたが、自らのビヨンド・ザ・ホープを破壊してダメージを与えようとした。しかし、未来皇ホープの効果で防がれた。
そして、「ブレイビング・メモリー」で攻撃力が4000となった未来皇ホープの攻撃を受けて破壊された。
遊馬が出した「FNo.0 未来皇ホープ」に対して、このカードはアストラルが出したホープの変化形態。
ただし、「『ホープ』と名のついたモンスター」ではあるが「『希望皇ホープ』と名のついたモンスター」ではない。
OCG版
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/光属性/ドラゴン族/ATK 4000/DEF 2000
レベル10モンスター×3
このカードは手札の「RUM」魔法カード1枚を捨て、
自分フィールドの「希望皇ホープ」モンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。
(1):1ターンに1度、自分の墓地の「No.」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(2):このカードを対象とするモンスターの効果が発動した時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。
登場が第9期になってしまったため、第8期(ゼアル)までとテキストの書式が違うのはご愛敬。
(1)の効果は、表示形式が守備表示に限定された。(2)の効果は、「自分フィールドを離れる効果」から「このカードを対象とするモンスターの効果」に変更され、モンスターを除去する効果は削除された。また、OCGに希望皇ホープから直接ランクアップできるRUMが存在しないためか、「RUM」をコストにしてエクシーズ召喚できる効果が追加されている。
ランク10であり、希望皇ホープのメインであるランク4とは全く重ならないが、最初の効果の存在から、「RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース」などをコストにすれば、ランク5のCNo.39とあまり変わらない感覚で使用できる。問題があるとすれば、「エクシーズ・チェンジ・タクティクス」などの希望皇ホープサポートは受けられないくらいか。
その他、「RUM-七皇の剣」を採用するのであれば、使い道のなくなったそれをコストにすると無駄がない。希望皇ホープにこだわらなければ、「RUM-アストラル・フォース」で出すことも可能ではある。
(1)の効果は、No.を蘇生させる効果。素材も消費しないため、使い勝手がよい。
希望皇ホープは全てNo.なので、蘇生対象に困ることは少ないだろう。「No.39 希望皇ホープ」を復活させれば、「CNo.39 希望皇ホープレイ」を出したり、RUMでランク5の希望皇ホープを出したりでき、それで守備表示で出るデメリットも回避できる。2枚以上このカードを採用するならば、2体目を出すこともできる。
(2)は、対象を取るモンスター効果への耐性。
「No.101 S・H・Ark Knight」、「エフェクト・ヴェーラー」などの効果を防げるのがポイント。ただし、当たり前ではあるが、全体除去や「氷結界の龍 トリシューラ」など、対象を取らない効果へは無力ということは頭に置いておく必要がある。
戦闘における強さはほかのCNo.39にも見られるが、展開補助と耐性というほかのCNo.39にはない効果を持っているため、希望皇ホープデッキでは(実質)ランクアップ先の新たな選択肢ができたと言える。「エクシーズ・チェンジ・タクティクス」によるドロー加速ができないのは難点ではあるが、それを補うだけの効果はある。
前でも触れたが、「『希望皇ホープ』モンスター」ではない。「No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ」にはOCGで「『希望皇ホープ』カード」としても扱う効果がついたが、このカードはアニメでの設定の違いからか、そのような措置はなかった。
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関連項目
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