Nsenリクエスト談合とは、視聴者が特定の曲を同時多発的にリクエストをすることで、リクエスト当選の確率を飛躍的に上げる試み、及びそのような談合行為を言う。
概要
Nsenは視聴者のリクエストによって、放送される曲を決めるシステムを採用している。
そして当然、同じ曲のリクエストを多数の視聴者がするのに比例して、リクエスト当選の確率が上昇する。しかしこれは裏を返せば、同時多発的なリクエスト行為をすることによって、放送をジャック出来る可能性を示唆している。Nsenのリクエスト当選倍率については時間帯やチャンネルなどにも依るが、30~50人程度の人数でリクエストを繰り返すことで、これを可能に出来ると思われる。
運営が何らかの対応をしない限り、リクエスト行為自体を制限することは非常に難しく、もしこのような談合行為が行われれば、視聴者側からの対抗策はほとんどないに等しい。(ただ、Nsenはプレミアム会員のみリクエスト権限を持つため、大規模なリクエスト談合を行うメリットはほとんどないとも言える)
Nsen ch01でのリクエスト談合検証
2012年5月13日、深夜のNsen ch01にて、リクエスト談合の実験が行われた。
5月12日の日付が13日に変わる頃、「リクエストの他x名ってどんぐらい行くんだろう?」という何気ないつぶやきが事の発端となり、深夜のテンションの中、検証という名目でリクエスト談合の実験を行うことになった。
曲は「りんちゃんなう」に決定。談合が始まった。期待される第一回目のリクエスト判定では、当選を逃した。(この結果は相当数で同曲リクエストをしても、リクエスト当選判定がランダムであるため、必ずしも当選しない場合を示したと考えることが出来る)
そして第二回目のリクエスト判定では見事当選した。その人数、59名。驚異的な数値である。(ちなみにこの時、ニコニコテレビちゃんは当選者の一部しか読上げなかった)
もし1人でのリクエストならば、ch01では二回目に当選することは難しいだろう。このように、このリクエスト談合検証では、一回落選をしたとはいえ、相当数の人数で同曲リクエストを行えば簡単にリクエストが通ることを証明した。
余談だが、この時のGoodは数にして4000越え、色は赤を記録。またch01に刺激されたのか、ch04とch05でも同様にリクエスト談合をしたようだ。
注意
以上のような検証は、まだ新サービスであるNsenには検証価値のあるものだろう。
しかしながら、純粋に曲を聴きに来ている視聴者や、ROMに徹しながらリクエストを待っている視聴者もいる。そのような視聴者からすれば、不必要なまでの大騒ぎは蚊帳の外の出来事であり、あまり感じの良いものではないだろう。
盛り上がるのも大事だが、盛り上がりの外にいる視聴者への配慮も忘れてはならないのだ。
関連項目
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