言語学において、OV言語とは、目的語 (Object) の後に動詞 (Verb) を置く言語である。
概要
多くが左方分岐あるいは主要部後続言語、つまり主要部がしばしば文末にくる言語である。結果として生じる傾向として、名詞の前に形容詞を置く、支配する名詞句の後に接置詞を置く (後置詞を使う) 、関係節を指示物の前に置く、動詞の後に助動詞を置く、などが挙げられる。接辞も接頭辞より接尾辞の方がより多く使われる。
日本語は典型的OV言語である。他にトルコ語やバスク語などがある。
関連項目
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