Orcs Must Die!(オークス・マスト・ダイ)とは、Robot Entertainmentによって開発・発売されたタワーディフェンス系のアクションゲームである。
見習いウォーメイジとなってステージ中にトラップを設置し、城に迫り来る大量のオーク達を倒して砦守り抜く。言ってしまうと「馬鹿みたいにまっすぐ突っ込んでくる大量のオークどもをトラップでぎったんぎったんにしてやるゲーム」である。
同時期に出たタワーディフェンスとアクションを組み合わせた作品としては、他にDungeon DefendersやSanctumなどが挙げられる。それぞれに味付けが異なる。日本のゲームで例えると、刻命館シリーズに通じる面白さがある。
Orcs Must Die!
斬って、燃やして、つぶして、吹き飛ばせ!
バリケードで侵攻ルートを制限し、タールトラップで足止め、そこにスイングハンマーと壁トラップ!などとトラップを組み合わせて、大量のオークどもを倒してゆく。撃ち漏らした敵は直接攻撃することもできる。
割と絶望的な状況であるにもかかわらず、主人公のウォーメイジがお調子者で、終始陽気なノリなのも特徴のひとつ。「俺って頭いい~。イケメンだしぃ~」「時々オークたちが可哀想になるんだ。ま、嘘だけどな」
難易度は見習い・ウォーメイジ・ナイトメアが用意されている。最高難易度のナイトメアでは敵の数が多く、またトラップ設置時間が3秒と非常に短いため、戦術を練って行動する必要がある。
ちなみに開発を担当したRobot Entertainmentは、RTSの金字塔であるエイジオブエンパイアを開発したEnsemble Studios(アンサンブルスタジオ)のスタッフが設立したメーカーである。
現在「Lost Adventures」と「Artifacts of Power」のふたつのDLCが公開されている。
Orcs Must Die! 2
Orcs Must Die!の続編。ステージなどは新規に作成されたもので、パッシブスキルを発動する「トリンケット」などのアイテムや、武器・敵キャラクター・トラップともに前作のものに加えて多数追加されている。
ストーリー的には前作の後の話となっており、前作では敵だった女ウォーメイジが操作キャラとして扱えるようになった。
前作と比べてアクション要素が強くなっており、トラップだけでは切り抜けられない場面も多い。前作より収集要素も強化されており、取得できるスカル数に上限がなくなり、トラップの強化が段階的になっている。
現在「Fire and Water Booster Pack」と「Family Ties Booster Pack」のふたつのDLCが公開されている。
日本語化
1・2とも公式でフルローカライズされている。インターフェイスのみならず、ボイスも日本語。
関連動画
Orcs Must Die!
Orcs Must Die! 2
関連項目
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