Pikmin Bloomとは、Nianticが配信する位置情報ゲームである。
概要
歩くことが心身の健康に役立つとは耳にしますが、それでもソファから立ち上がることは難しいものです。
この課題の解決にピクミンが役立ってくれます。
任天堂が展開している『ピクミン』シリーズを起用したスマートデバイス向けアプリ。2021年3月23日に発表され、『Ingress』や『Pokémon GO』などの開発・運営で知られるNianticと任天堂の共同開発であることが明かされた。2018年4月に設立された、Nianticの開発拠点の一つ「Niantic Tokyo Studio」が手がける初めてのタイトルとなる。2021年10月27日から各国で配信が始まった。日本では同年11月1日より配信開始。
目的地やバトルのような要素は意図的に排除されており、あくまで毎日の移動を楽しくすることに重点が置かれている。スマホの操作がほとんど必要ないのも特徴で、必要なアイテムはピクミンが勝手に拾ってきてくれる。
ゲームシステム
今作は「歩くことを楽しくする」をテーマにした位置情報ゲームとなっている。プレイヤーが様々な場所を歩くことで、ピクミンの苗が成長し、増やして一緒に歩けるようになる。ピクミンにフルーツのエキスを与えて触れ合いつつ、歩きながら街に花を植えていく。フレンドとお互いのアバター(Mii)を使い、一緒に歩くことも可能。
ただ歩くだけでも花は咲くが、ピクミンの頭から収穫する「花びら」を消費して「花植え」を行うことで、他のプレーヤーも見られるカラフルな花がマップ上に咲くようになる[1]。多くの人が花植えを行うと、その分街は華やかになっていく。ただ街の見た目が綺麗になるだけでなく、苗の成長速度の加速や、果物などの発見率向上、地図上の特定ポイントに生えている大きな植物の成長の加速など、様々な効果がある。
大きな植物は「ビッグフラワー」と呼ばれ、『Pokémon GO』のポケストップに相当する。最初は芽や葉っぱの状態で、近くで花植えすると成長し、やがて巨大な花が咲く。巨大な花が咲いたポイントでは、珍しいフルーツなどを発見する確率が上昇する。
基本的には「歩く」→「たまにアプリを開いて苗や果物を回収し、ピクミンが育ったら引っこ抜く」を繰り返すシンプルな内容。前述の「花植え」のほかにも、プレイヤーの出身地にちなんだアイテムを拾って身につける「デコピクミン」の収集や、様々な場所の「ポストカード」を集めてフレンドと送り合う遊びが用意されている。また、その日の足跡や写真、一言コメントを足してちょっとした日記を作れるライフログ機能もあり、何気ない日常を思い出に残すこともできる。
『Pokémon GO』と同様、ピクミンを用いたAR写真の撮影も可能。
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関連リンク
- 公式ツイッター(日本)
- 公式YouTubeチャンネル
- Nianticと任天堂が「歩くことを楽しくする」をテーマにピクミンを起用したアプリを共同開発 - 任天堂ホームページ
- 『ピクミン ブルーム』で表現したNianticが考える“日常に寄り添う新たな体験”を開発陣が語る - ファミ通App
関連項目
脚注
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