R-9WF “SWEET MEMORIES” / スウィート・メモリーズ とは、『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。
甘い名称とは裏腹に、不吉な噂が絶えない機体である。
機体操縦のためのインターフェイス「サイバーコネクタ」を大幅に改良している。
パイロットの脳波だけでなく生命エネルギーを波動エネルギーに転化する仕組みを持っている。
この機体から放たれる波動砲は、搭乗パイロットが見ている悪夢だと言われる。
機体解説
No. | 22 |
---|---|
名称 | SWEET MEMORIES スウィート・メモリーズ |
波動砲 | 幻影波動砲 |
フォース | スタンダード・フォースH式 ●赤:対空レーザーH ●青:サーチレーザーH ●黄:バーティカルレーザーH |
『R-TYPE FINAL』に登場する試験機。
みんな大好き試験管キャノピーシリーズ第三弾。
Wシリーズ随一の狂気を秘めた機体であり、TYPER達を狂喜させた名機。
サイバーコネクター経由で脳波を、に止まらず「生命エネルギー」を使うとハッキリ言っている通り、他の機体がそう明言されていないのとは対照的に、本機に於いてパイロットは消耗品扱いである。
Bシリーズでさえ曖昧な表現なのに対して本機がこう明言しているのは隠蔽出来ない数の犠牲者が出ているからと思われる。
少なくともコレを「改良」と嘯くTeam R-TYPEと軍がどんな存在なのか、四肢切断や幼年固定、R-13A試作機の顛末、その他の諸々の事例で我々は既に知っている。
このような危険なバイド体兵器と技術は捨て去るべきだ。
何よりこのバイドとの戦争自体が狂っているのだからこの程度は瑣末な事である。むしろ開発にもっと予算付けるべき。
型式番号がBからFに飛んでいるが、R-9WC~R-9WEまでの実験機が存在していた可能性も否定出来ない。
或いはその知られざる存在達を「甘い記憶」と言ってみせるのだろうか…?
武装
- 幻影波動砲
- 衝撃系の波動砲の一つであり、最もR-TYPERの人気が高い波動砲の一つ。
パイロットの脳波から得られた波形を変換して放出するというが、機体解説で触れられた通り、生命エネルギーも同時に消費している狂気の産物。
どうやら誰でも扱える訳ではないらしく、特定の資質が必要と云われる。
心理的負担どころか生命にすら負担を課される素晴らしい兵器である。波動砲とサイバーコネクターの技術は既に脳波や生命エネルギーまで波動エネルギーに変換する事が可能だという、生命科学の領域を極めている事が窺える。
小型の敵と大型の敵で有効性が異なるが、パイロットの悪夢だと言うならば、より脅威度の高い敵に恐怖を感じて威力が上がるという仕組みは理解出来る。 が、納得はしたくないものである。 - スタンダード・フォースH式
- 光学ハニカム構造発生技術により伝播式エネルギーフィールドを発生させ、それにより敵を破壊する。
レーザーはエネルギーフィールドの境界であるハニカム構造を作る為に使われていると思われる。
スタンダード・フォース系の中ではかなり強力。
尚、ハニカム構造(Honeycomb)とは蜂の巣型、つまり正六角形型のこと。詳しくはwikipediaでも参照されたい。 - 対空レーザーH
- 対空レーザーのハニカム版。
- サーチレーザーH
- 地形にヒットすると地面に沿って移動する為、ハニカム版対地レーザーと言った方が的確。
上下に発射した内の一方は自動追尾性質をもつのでサーチも誤りではない。
発射角が浅いので対地用途では少々使い辛いが、閉所では威力を発揮。 - バーティカルレーザーH
- 地形に当たったらそれまで、となるハニカム版対地レーザー。
単純に上下にしか攻撃出来ない為、有効に活用出来る場面が少ない。
関連動画
本機は5:22~ |
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
R's MUSEUM | ||
No.21 R-9WB HAPPY DAYS |
No.22 R-9WF SWEET MEMORIES |
No.23 R-9WZ DISASTER REPORT |
- 2
- 0pt