Resonance Age -LOST OVERLOAD-とは、かつて株式会社ハドソンが開発・運営を行っていたMMORPG。後にサービスインしたMaster of Epicの前身にあたる。
概要
2002年4月にαテストが実施。2003年3月にオープンβテストが開始、同年12月に終了。その後に行われたβテストではMaster of Epicに移行したため、Resonance Ageとしての正式サービスは行われていない。
ウルティマオンラインやエバークエスト、ダークエイジオブキャメロットといった往年の名作ネットワークRPGに大いに影響を受けたと思われるタイトルであり、スキル制の採用、高低差や水泳の概念がある探索自由度の高いフィールド、2つの陣営に分かれての大規模対人戦(RvR)の存在などの特徴は2D作品が主流であった当時の国内MMORPG界隈ではかなり異彩を放っていた。
前述の通りMaster of Epicの前身にあたり、基本システムや世界観、カスタマイズ性の高いユーザーインターフェイス等はこの頃から受け継がれている。
エピソード
マゾナンスエイジ
プレイヤーキャラクターの成長システムに関しては、αテスト時代はオーソドックスなクラス+レベル制であったが、βテスト時代は「シップブレンド」という独特のシステムを採用していた。
これは簡単に説明すれば「クラスに割り振ったポイントの割合でスキルの成長上限が決まる」というレベル制とスキル制の中間的な特徴を持っていたが、やはり食い合わせは悪く「魔法型のクラスのキャラがHPを上げるためには魔法型のステータスや装備のまま敵の攻撃を食らわなければならない」…といったような弊害が起こることも。更にスキルの上昇率自体も当時のプレイヤーに「マゾ向け」と言われるほど控えめであったため、外部ツールを用いた自動スキル上げ(いわゆる寝マクロ)が横行。WarAgeにおける両陣営の戦力の不均衡といった弊害の一因となった。
結局Master of Epicへの移行時に「シップブレンド」は廃止となり、完全スキル制に変更されている。
関連動画
関連リンク
関連項目
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