Rusty☆crownは、ニコニコ動画およびニコニコ生放送を拠点に活動をしているアマチュアバンドである。
概要
ニコニコ生放送で、オリジナル楽曲の生演奏を、演劇用のスタジオを借りて配信しているバンドである。
ユーザー生放送で生演奏をする配信者は多く存在するが、こういった形式で生演奏を行なう演奏者は珍しく、そういった特殊な番組配信者としての顔をもつバンドである。しかも、このバンド生演奏生放送を毎週一回というハイペースで一年以上続けている。2010年末までで放送回数70回を超えている。
バンドとしての活動として時期によって楽曲や活動の手法が違ったので1st/2ndPhaseと歴史を分けて記す。
1st Phase
結成は2007年初頭、当初はvo.ナナセ・キサラギのソロプロジェクトに近いものだった。
現在の形になったのは2007年7月頃裏方作家コーザン・トウドウ提督がバンドに関係するようになってから
2007年10月というかなり初期の頃、まだニコニコ動画のテーマソングなど無かった頃に「ニコニコ動画のテーマソングを作ってみた」という挑戦的な動画タイトルでオリジナル曲「upload my dream」を投稿して注目を集める。
「upload my dream」は派生作品が投稿されるなどして多く再生されることになったが、2007年8月末に発売された初音ミクに始まるVOCALOIDブームに押され、いくつかオリジナル曲を投稿するも再生数が思うように伸びず、ラジオカテゴリへ動画を投稿したり、いろいろ試行錯誤を繰り返していくも、泣かず飛ばずの状態が続いた。
事態の打破のため2008年12月のライブイベントを最後にリアルでのライブを終了。活動の主線を2008年12月12日に始まったばかりだったニコニコ生放送へと移していくことになった。
2009年5月に現在の主な活動の1つである。生生ラスクラがスタート(詳細は後述)。6月にレギュラー化
この時期の特徴としてちょっとした釣りによるコミュ人数獲得という手法が取られていた。放送としてはvo.ナナセが「水着着用での歌放送」「全身タイツでの歌放送」
過去のサムネイルとしては、「vo.ナナセの谷間込みの写真」「マドンナを彷彿とさせるようなレオタードのセックスアピールの絵」などなど・・
バンドの演奏を楽しみたい人の中ではそういった放送に不快感を感じる人も少なくなかった。
音楽性に関しても流行りのVOCALOIDには手を出さないなどなどオリジナルにこだわった活動をしていたが、2010年夏ごろには本格的にカバー曲に手を出すなど思考錯誤を繰り返していった。
またコミュニティ人数を増やすために2009年2010年と2回50時間不連続配信という、vo.ナナセに放送やコミュ人数に関するノルマを課して精力的に集中放送を行っていたこともある。
ただ、ニコニコ生放送では1日に最低2~3枠取り、それを毎日繰り返すのが人気生主における条件になっているということもあり、2009年は水着放送の釣りも効いてコミュ人数が1000人OVERという成果を上げたが、2010年以降は人数が停滞してしまった。
そんな中、2010年10月2ndPhaseへ以降することが発表され準備が進められていった。11月に入ると怒涛の新曲ラッシュなど、釣りに頼らない音楽バンド主体への本来の活動にさらに熱を入れるようになった。
2010年12月25日生生ラスクラ77回目2時間SP内で「upload my dream」の歌唱を持って1stPhaseに幕を閉じた。
1stPhaseの音楽的特徴は「伝統的な80年代テイストの音楽に、現代を感じる歌詞を乗せた不思議な音楽を作りだすバンド」であった。
2nd Phase
2010年12月25日先述の生生ラスクラSP内で提督の「2nd Phase入りました!」のたった一言でぬるっと始まった。
ただ、その後発表された2曲は明らかに1stPhaseとは音楽の方向性が違う曲となっておりファンを大いに沸かせた。
本格的な活動は2011年から始まることになる。
バンドメンバー紹介(名前クリックでメンバーのTwitterへジャンプ)
ナナセ・キサラギ少尉
- vocal担当。1stPhaseのころは水着での生放送をやらされたり、全身タイツになったりといろいろ身体をはらされていた。
- 2010年12月17日の「らすてぃ☆ちゃんねる」内で実はギターのダイジ中尉と交際関係であったことが発覚し、リスナーを驚かせると共に「第2のリア充」として、リスナーに呪われる祝われることとなった。
- 個別記事もあるのでそちらも参照。 →ナナセ・キサラギ少尉
ダイジ・キサラギ中尉
- guitar担当。ギターテクニックは相当なものであり複数のバンドでギターを担当している。ラスクラのお友達ボーカリスト「夢月まりあ」さんの生バンド配信でもバックバンドを担当している。
- 先述のとおり、ボーカルのナナセ少尉と交際関係であったことが発覚し、「第3のリア充」として、名前を旧名のダイジ・トカチェフから分かりやすいように現在の名前へと強制的に変更となった。
ユウキ・バグズウェル大尉
- drums担当。バンド関係で喋ることはほとんどない。そのためほぼレアキャラ扱い。だが、生生ラスクラで最も大事なMacのシ―ケンサ関係を担当しており決して要らない子ではない。
- 1st Phaseにおける階級は少尉だったが「非リア充の方が偉い」というバンド内のルールにより、2nd Phaseからは大尉に昇格した。
コーザン・トウドウ提督少佐
- 裏方作家を担当。ネタが尽きないファンからも愛されるいじられキャラ。バンドの方向性や楽曲の制作などを担当しており、2nd Phaseからはニコニコで活躍しているボカロPや歌い手さんなどと色んな人と絡んでいき、表舞台にはあまり登場しないとのこと。
- 個別記事もあるのでそちらも参照。→コーザン・トウドウ提督少佐(生放送記事)
ヤンウェン・チャン軍曹(現在は引退)
- keyboard担当。ラスクラの元祖リア充(妻子もち)。家族サービスのため生生ラスクラをよく休む。
- 2011年の目標は「2人目を設けること」であった。
- その目標通り、見事2人目の子供を妊娠させることに成功した軍曹であったが、これまで以上に子育てが忙しくなることと、金銭的にも音楽活動をやっていける状態ではなくなることが予想されるため、2011年8月26日~27日に行われた「24時間半ラスクラ生放送」内の「らすくら男子部」のコーナーにてRusty☆crownからの引退を表明した。
生放送
バンド演奏配信(生生ラスクラ)
概要・特徴
2009年5月2日に初の生放送。同年6月28日にレギュラー化。以降週に1回のペースでライブを行っている。2010年の最後の放送を持って放送回数77回を数える。このコミュニティの中心放送。
バンドメンバーにベーシストが居ないので、ベースなどはユーキ大尉が管理しているMacPCのシーケンサーから音を出している。ちなみにニコ生の放送帯域の関係上でベース音はあまり聞こえない。
ドラムに関しては生ドラムを放送に乗せようと思うと機材関係のセッティングが今より複雑になる(提督談)ので電子ドラムで代用している。
事件簿(肩書は当時・気付いた方随時更新頼みます。)
2009年11月28日の放送ではしばらく育児休暇をとっていたヤンウェン・チャン軍曹の復帰ライブということもあり1時間のSP版の放送を行い来場者1081人・コメント数1462という数字をはじき出した。
2009年12月13日の放送では直前のニコ生のトラブル等も重なり来場者が通常より大幅に増加し通常枠での放送ながら来場者1022人・コメント数1210という数字をはじきだした。
2009年12月30日には2時間SPという超豪華放送になるはずだったが・・・・・まさかの回線トラブル(ニコ生自体がつながりにくい状態だったのだが)に泣かされた。ただそれを多少引きずったものの来場者2314人・コメント数2589という放送になった。
2010年1月23日の放送では、初めてニコ生クルーズに紹介され、59人が下船するという大盛況となった。実際、次の放送回などでは、ニコ生クルーズでいい放送だと思って来たといったコメントもちらほらとあり、多くのファンを増やす放送となったようだ。
ただ、それ以来ほぼ毎週のようにクルーズが訪れておりクルーズ民には「またお前らかwww」などのコメント投げかけられる(だって毎週同じ時間に予約とってやってるんだから仕方ないね☆)
2010年4月3日の放送では、初めてゲストアーティストが登場!ゲストとして登場したのは声優としても活動中の生放送主である夢月まりあ氏。彼女のオリジナル曲である「Brave Knight☆」を、Rusty☆crownと夢月まりあのスペシャルコラボレーションによって歌った。
2010年5月8日の放送では、今まで使用していたカメラよりも画質の良いカメラにリニューアルして生ライブを行なった。しかし、3曲目を歌っているときにパソコンのバッテリーが切れてしまい、生演奏を配信できなくなるという放送事故を起こしてしまった。そして、画面が真っ黒になってしまったので、まさに黒歴史などというツッコミを視聴者から受けてしまうことに・・・。奇しくも、ちょうど一年前の2009年5月9日の第2回目の生生ラスクラのときも完全事故放送となっているが、それ以来久しぶりの派手な放送事故となった。
2010年8月の放送夏の50時間連続配信中のライブは通常枠+深夜リクエスト枠を取り断続的に2時間程度放送していた。なお、50時間配信最終日の2010年8月28日深夜(29日早朝)の放送ではリア凸を受け付け、参加者全員で「We Are The World」を熱唱した。
2010年夏以降、リア充ことヤンウェン・チャン軍曹の家族サービス等による欠席が目立っており(爆発してしまえばいいのに)その度に臨時メンバーを呼んでライブを行っているが、臨時メンバーの方がノリノリじゃん!って突っ込まれることも多々(メンバー全員がシャイなことに起因する)
2010年12月4日に行われた74回目の放送では新曲「revolution」を披露するというライブになるはずだったのだが、Macの不調により開始15分全く演奏が出来ないという事態が発生。後半何とか持ち直すものの新曲は最後まで聞けぬまま強制終了。以降Macの不調が目立つようになる。
2011年3月11日に発生した。東北地方太平洋沖地震では、都内に住むバンドメンバー4人+出張でたまたま都内にいた提督含めメンバー全員が被災。全員の無事は確認されたがその影響により翌12日のライブは中止となった。
また、正式発表はされていないが計画停電の影響により今後のライブの見通しも立っていないと思われる。
ニコ生ラジオらすてぃ☆ちゃんねる
- レギュラー出演者
ナナセ・キサラギ少尉
コーザン・トウドウ提督少佐(第3期まで)
ダイジ・キサラギ中尉(第4期から) - 第1期(2008年9月13日~12月11日まで【全13回】)・第2期(2009年1月8日~12月31日まで【全52回】)
第1期・2期はニコニコ動画ラジオカテゴリーにて定期的に配信されていた。マイリストが↓下に貼ってあるので作業用BGMにオススメである。12月31日には年越し生放送を行い第2期はその放送をもって終了となった。
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第3期(2010年1月~2010年12月まで)
第3期はうってかわってニコ生での配信となる(動画編集が面倒臭いとかそういうのではないですよ)よりリスナーと近くになれるように現在企画を絶賛募集中と、のこと(ノープランともいうが) - 第4期(2011年4月より)
第3期はこれまでのラジオの形態とはがらりと変わり、リア充2人のアコースティック配信となった。
1枠目でライブをし、2枠目で相変わらず反省会になっていないフリートークをする「反省会」枠という形式だったのだが、1枠目でリスナーが振る話題に食いついてしまうこともしばしばで結局予定された曲を消化しきれないことのほうが多い。そのためズルズルと放送時間が延びてゆく・・・だがそれがいい
公開マイリスト・動画
作品マイリスト
関連コミュニティ
関連項目
関連リンク
- Rusty☆crown Project official site
- Rusty☆crownまとめサイト
- Rusty☆crown official channel on youtube (YouTube)
- ニコニ・コモンズのユーザーページ (楽曲・カラオケのダウンロードはこちらへ)
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