ハッピーニューイヤー
SCP-6154とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『Happy New Year SCP Foundation! (ハッピーニューイヤー、SCP財団!)』。
概要
SCP-6154 | |
基本情報 | |
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OC | Thaumiel |
収容場所 | 「SCP-6154」のデータベーススロット |
著者 | Penton |
作成日 | 2022年1月2日 |
タグ | メタ 改稿 精神感応 視覚 認識災害 財団製 |
リンク | SCP-6154 |
SCPテンプレート |
SCP-6154は、現地時間で毎年1月1日、つまり元旦にのみSCP-6154の報告書スロットに発生する異常現象であり、「ハッピーニューイヤー」という文字だけが表示されるというもの。しかも一度更新すると通常の報告書に戻ってしまい、翌年までこのメッセージを見ることはできない。SCP-6154報告書には効果が比較的小さい魔術に嫌悪感や過敏症を示さない全職員がアクセス可能となっており、それどころか毎年元旦にこの報告書にアクセスせよと勧告までされている。何故か?
この「ハッピーニューイヤー」を目視した職員は、満足感の増加を感じ、職務、個人的な将来の計画に対する意欲と熱意が劇的に上昇する。この効果はその年の12月31日まで永続するうえ、信念について不安やストレスを抱えた職員ほど効果は大きい。
このオブジェクトは、SCP-6154のスロットをレベル1研究員のスノー博士が使用した後に発見された。要はこのスノー博士は休日も業務に携わっている職員を励ます目的でSCP-6154に「ハッピーニューイヤー」と書き込んだのだ。当然、財団データベースでこんなことをするなど御法度であるため、懲戒処分を受けることになったが、後にスノー博士には弱い奇跡論行使能力――すなわち魔法が使えることが判明し、SCP-6154のスロットのメッセージに上述のような効果が確認されたのであった。このスノー博士には遺伝性の弱い異常特性があったようだ。
これを知った財団はスノー博士を停職処分終了後に以前の地位に復帰させ、SCP-6154をThaumielに再分類した。Thaumielって財団最上位機密なんですけどそのへんの職員にバンバン見せていいんですかね……?[1]
関連動画
関連コミュニティ・チャンネル
関連項目
- SCP Foundation
- SCP-048 / SCP-2357 / SCP-153-KO / SCP-154-KO / SCP-CN-445 - 報告書そのものが異常なオブジェクト仲間。
- SCP-6306 - 年のはじめのオブジェクト仲間。
脚注
- *ニコニコ大百科より先に解説を行ったアニヲタWiki(仮)では「Thaumielが最高機密であるというのはヘッドカノンであるから」という説を採用している。しかし財団が最高機密情報として扱わず全職員に見せたうえ、積極的に運用するのであればSafeでも問題はなく、Thaumielである理由をヘッドカノンとして片付けるには説得力が小さい。あるいはこの報告書の効果について低レベル研究員には偽情報が表示されたりもするのだろうか?
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