SCP-765-JPとは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『希釈された呪詛』。
概要
SCP-765-JP | |
基本情報 | |
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OC | Euclid |
収容場所 | サイト-8181 |
著者 | hal_aki |
作成日 | 2015年7月15日 |
タグ | 2周年goiコンテスト ミーム 幻覚 未収容 聴覚 芸術 視覚 認識災害 |
リンク | SCP-765-JP |
SCPテンプレート |
SCP-765-JP-1は水彩アクリル絵の具で描かれた絵画であり、赤黒い背景に苦悶する女性が描かれている。この絵、またはその複製 (SCP-765-JP-2) を見た場合、後述する症状を発症する。この『複製』はコピーや写真、映像記録のみならず模写であってもある程度原型を留めている限り問題なく発現してしまう。
こうしてこの絵を見てしまった者は視界の中に暗闇がある場合や、鏡面ないしガラス表面や水面といった鏡面反射するものを見た場合、SCP-765-JPに描かれているものと同じ女性 (SCP-765-JP-3) の幻覚が見える。また、通信装置の雑音を聞くと『遠くから響き渡るような』女性のうめき声が聞こえるようになる。時期を追うごとにこの症状は悪化していき、最後はすべての五感がこの女性の幻覚で埋め尽くされてしまう。この状態におちいるとその者は感覚器官を破壊して逃れようとするが、仮に目を潰そうが、耳を潰そうがこの異常性は持続してしまう。
ただし、この絵を知る人が増えれば増えるほどこの幻覚効果は薄まっていく。財団はSCP-765-JPを収容した後、これを隠蔽していたが、要注意団体『霧の探求者』のメンバーと見られる者がインターネット上でミームとしてこのオブジェクトの画像データを流布。3000人以上がこの画像に曝露したために効果は殆どなくなった。とはいえ、この画像を忘れてしまうと知る人にカウントされなくなり、影響が再発してしまううえ、単純な精神影響そのものは死ぬまで続いてしまうため、財団はフロント企業として設立している映画会社を通じて、この絵に関する映画を公開する予定である。
霧の探求者とは?
このオブジェクトに登場する要注意団体『霧の探求者』は、自分たちは一般人であり異常そのものに関わりはないものの、知った超常現象の正体を暴いて情報を広めようとする団体である。登場するアノマリー、Taleは少ない (下記関連項目参照) 。
関連動画
関連コミュニティ・チャンネル
関連リンク
関連項目
- SCP Foundation
- SCP-678-JP-GOI - 霧の探求者が登場するオブジェクト繋がり。
- SCP-020-JP - 『翼人』。関連Taleに霧の探求者が登場している。
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