SDガンダム GGENERATION ADVANCEとはバンダイから発売されたゲームボーイアドバンス用ゲームである。
概要
Fやウォーズ、ワールドとは違ういわゆるギャザービート系列(ヴァンガード)のGジェネの一つ。
歴代のシリーズが混ざった「一年戦争」を舞台にしている。ギャザービート1のストーリーをリメイクしたような物になっている。今作より本格的に『機動戦士ガンダムSEED』が登場。
以前にもモノアイガンダムズにストライクガンダム(初期デザイン)、NEOにストライクガンダムやイージスガンダムが登場していたが、
キラやアスランといったキャラクターたちはこれがGジェネシリーズ初登場となる。
他作品からはククルス・ドアン、フランクリン・ビダンといった滅多に見ないキャラクター、『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』のキャラクターやユニット、『ギレンの野望』に登場するゼロ・ムラサメやレイラ・レイモンド、ガンダムMk-Ⅱ0号機が登場している。
このゲームの特徴
- 一年戦争を舞台にしているが前述の通り歴代のシリーズが混ざっているので地球連邦VSジオン・ザフト(一部OZ)と連邦側が大変な事になっている。終盤では当たり前のようにザクⅢやガザEといったユニットが出てくるが気にしてはいけない。
- 味方の主要人物はアムロ、シロー、キラ、マリューといったところ。アムロとキラは友人関係になり(互いをキラくん、アムロさんと呼び合う)、シローは最終ミッションまでイベントの中心。マリューは指揮官ポジション。
- ククルス・ドアンのザクがGガンダムのようにスーパーモードに。もちろん金色になる。デモではニムバスのEXAM機動済みのブルーディスティニー2号機を圧倒している。ちなみにドアンはニムバスの元部下、という設定になっている。
- シローが中心人物の一人の為かEz8が宇宙仕様に改修されるだけではなくサラミス砲を装備し、火力を大幅に向上させたEz8HAC(ヘビーアームドカスタム)、火力は低いが高い機動力で相手を翻弄するEz8HMC(ハイモビリティーカスタム)にする事が出来る。状況によって使い分けたい。この機体はFやギャザービートにも登場している。
- アナザー系はあまり原作再現はされていない(Wくらい)。GやWはゴッドガンダムもウイングガンダムゼロも登場せず、シャイニングガンダムとウイングガンダム止まり、Xはガロードはジュドー同様、隠しキャラクター。不遇な印象はあるがシナリオにはしっかり絡んでくる。生身でフランクリン・ビダン搭乗のガーベラ・テトラを撃墜し、GP02サイサリスをボコボコにする師弟、OZが敵の一つで原作最終回『最後の勝利者』までやるW、何かと出てくるフロスト兄弟とインパクトは残りやすい。∀ガンダムはロランの地球降下が再現されるがそれ以外はほとんど再現されない。砂漠にいたカガリに拾われて何かと振り回されていた。
- 原作1話から再現されるSEEDだがストーリー再現は砂漠やアークエンジェル離脱ぐらい、キャラクターはラクスやパトリック・ザラなどは登場しない。そのためバルトフェルドは砂漠でそのまま戦死する。(条件を満たすとアイシャがハモンと一緒にランバ・ラルとバルトフェルドの敵討のために襲い掛かってくるセッションが出現)
後継機もジャスティスガンダムやプロヴィデンスガンダムが登場せず、なんとクルーゼがフリーダムガンダムに搭乗してくる。これによりまさかの前期主役機(ストライクガンダム)VS後期主役機(フリーダムガンダム)という光景が。
そもそも本作ではザフト製ではなく地球連邦軍が開発したMSになっているという謎の設定も引っ提げている。デザイン的には間違っていないかもしれないが、違和感はかなり強い。
キラがフリーダムガンダムに搭乗できるのは、ムウのクルーゼとの相打ちによる撃墜後である。 - アムロもキラも増長したり脱走したり自爆されて行方不明になることもない。互いが良い友人関係になっているからだろうか?ある戦闘イベントでアムロのピンチにキラが覚醒し敵を撃破するイベントも。
- シャアは終盤で『ギレンの野望』のようにキャスバルとしてネオ・ジオン総帥に。
一年戦争アムロのνガンダムVSキャスバル搭乗のサザビーという珍しいことに。
なお、キャスバルは必ず味方になり、後に自らの過ちを繰り返すつもりかとミリアルドに言っている。 - 「おまけ」の図鑑が非常にユニーク。(関連動画は一部抜粋なので後は自分の目で確かめてほしい)
関連動画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt