SHOEI(ショウエイ)とは、東京都台東区上野に本社を構えるヘルメットメーカーである。
概要
SHOEIはArai(アライヘルメット)と共にバイク用ヘルメットメーカーの二大巨頭的存在のひとつである。
1954年創業。当時は「鎌田ポリエステル」という社名だった。当時は旅館業も兼業しており、よく本田技研工業の社員が宿泊しており、ホンダ社員が海外製ヘルメットが日本人の頭に合わないことを漏らしていた。そこで日本人の頭に合うヘルメットを製造し始めたのが始まりである。
1959年、「昭栄化工株式会社」に社名変更し、1965年には晴れて本田技研工業から純正ヘルメットの指定を受ける。そこからは順風満帆な経営かと思われたが、やがて経営不振に陥り、1992年会社更生法を受けてしまう。
しかし、1998年に更生手続が終了し、会社の消滅は避けられた。「株式会社シヨウエイ」の名を経て、今の「株式会社SHOEI」に至る。
バイク用ヘルメットのみならず、モータースポーツ界においても高いシェアを誇る。
有名なユーザーは、F1ドライバーのアイルトン・セナ(故人)、WGP500ライダーのエディー・ローソン、ウェイン・レイニー、MotoGPライダーのマルク・マルケスなど。
ラインナップ
フルフェイス・フリップアップ
- Xトゥエルブ
空力性能に優れたハイスピードレーシングタイプのフラッグシップヘルメット。 - XR-1100
海外では既に発売されていたが、ようやく日本でもヘルメットの安全基準改定により発売開始がされた。 - Z-6
軽さ・静かさ・視界にこだわったプレミアムヘルメット。 - クエスト
SHOEIのフルフェイスタイプの中では一番安い、ツーリング向けタイプ。 - マルチテック
国産フリップアップタイプの代名詞的存在だった。 - ネオテック
マルチテックの後継製品。サンバイザー(サングラスレンズ)を内蔵している。
ジェットタイプ
- Jクルーズ
サンバイザー内蔵。 - JフォースⅢ
空力性能に優れている。 - Jストリーム
ベーシックタイプのジェットヘルメット。 - マッシュX
ストリートユースタイプのジェットヘルメット。シールドなし。 - フリーダム
ストリートユースタイプのジェットヘルメット。シールドなし。
モトクロス(オフロード)タイプ
関連動画
関連商品
関連項目
- 0
- 0pt