SOLID BASSとは、オーディオテクニカが展開するヘッドホン・イヤホンのラインナップシリーズの1つである。
概要
2011年より発売されたオーディオテクニカの重低音重視のヘッドホン・イヤホンのラインナップシリーズ。その後、2013年、2015年と3回にわたりモデルチェンジをし、2015年12月から現在まで発売されている現行モデルで3代目となる。
特徴
オーディオテクニカがこれまでに発売したイヤホン・ヘッドホンとしてはこれまでにない重低音を目指したシリーズ。
初代~二代目までは空気室(チャンパー)を配置して、繊細で迫力のある重低音を出すイヤホンを目指した。二代目のフラグシップモデルATH-CKS1000、ATH-WS99ではデュアルチャンパーと呼ばれる1つのドライバに2つの空気室(チャンパー)を配置して、より重厚でキレのあるイヤホンを目指した。
そして、2015年12月に発売された現行モデル(三代目)では構造を一新。いままで搭載されていた空気室(チャンパー)を廃止し、代わりにマグネットを2つ向かい合わせに配置。構造から発生する磁界による作用で、高解像度の音を目指した。
配線関連は、切れにくく劣化しにくいスタッガード撚り線を使用。使い続けても丈夫な配線になっている。また、ATH-CKS1000、ATH-CKS1100、ATH-WS99、ATH-WS1100は線が着脱式になっており、付属の延長コードを繋げて長くすることができる。また、着脱式になったことにより、万が一切れてしまっても修理交換しやすい構造となっている。
2016年7月にはBluetoothヘッドセットも発売し、ワイヤレスにも対応した。
このイヤホンは重低音イヤホンのため、高域で明瞭な音を好む人にとっては不向きだが、EDMやガバ、ロック、クラブミュージックなど重厚でテンポアップな音楽に対してはド派手でキレのある音を出してくれるので、そちら方面の音楽ジャンルを良く聴く方はおススメするイヤホンである。
また、他のイヤホンに対してかなり音ゲー向きのイヤホンと言えるので、音ゲーマーの方は購入する際は、迷ったら一度このイヤホンシリーズに触れてみることをオススメする。
製品一覧
※表記は型番で掲載する。
現行ラインナップ
ヘッドホン
イヤホン
- ATH-CKS1100(フラグシップモデル)
- ATH-CKS990
- ATH-CKS770
- ATH-CKS770 BK
- ATH-CKS770 RD
- ATH-CKS770 WH
- ATH-CKS550
- ATH-CKS550 BGD
- ATH-CKS550 BK
- ATH-CKS550 BL
- ATH-CKS550 RD
- ATH-CKS550 WH
- ATH-CKS550i
- ATH-CKS550iS
Bluetoothヘッドセット
付属品・その他
- ER-CK50(スペアイヤーピース)
- ER-CK50XS BRD
- ER-CK50XS WRD
- ER-CK50S BRD
- ER-CK50S WRD
- ER-CK50M BRD
- ER-CK50M WRD
- ER-CK50L BRD
- ER-CK50L WRD
生産完了品
ヘッドホン
イヤホン
- ATH-CKS1000(二代目フラグシップモデル)
- ATH-CKS99
- ATH-CKS77X
- ATH-CKS55X
- ATH-CKS55Xi
- ATH-CKS55XiS
- ATH-CKS77
- ATH-CKS77S
- ATH-CKS55
- ATH-CKS55S
Bluetoothヘッドセット
- ATH-CKS99BT
- ATH-CKS55BT
関連動画
ニコニコ動画上には存在しないものの、YouTubeなどで特徴などを解説した動画がある。また、オーディオテクニカの日本公式チャンネルやオーストラリア公式チャンネルからも紹介PR動画がある。
- SOLID BASS(ソリッドベース)イメージムービー フルver.(オーディオテクニカ 日本公式)
- Audio-Technica | New Solid Bass Lineup(オーディオテクニカ オーストラリア公式)
- オーテクの重低音ヘッドホンがハイレゾ対応!ソリッドベースATH-WS1100!
関連商品
関連項目
外部リンク
- 0
- 0pt