SPEC
~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~
概要
捜査一課が手に負えない特殊な事件を捜査する未詳事件特別対策係(通称“ミショウ”)に配属する当麻紗綾と瀬文焚流のコンビが、常人ではありえない特殊能力(通称“スペック”)を持った犯人=スペックホルダー達と対決していく。
なお、各話数は十干でカウントされ、「甲(の回)・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」……となり、最終回は「癸」が「起」と置き換えられ、その後は「癸(起)・翔(承)・天(転)・結」と続く……つもりは当初はなかった模様。
視聴率こそふるわなかったがカルトな人気を得たため、「ケイゾク」同様BD・DVDやオンデマンド配信の売上が功を奏し、2012年春に「SPEC~翔」としてスペシャルドラマ化、連続して「SPEC~天」として映画化されることが決まった。主要人物はそのまま引き継ぎ、新たな強敵との迫力あるバトルを繰り広げた。監督は堤幸彦、脚本は西荻弓絵が担当。
そして完結編に当たる「結」はそのまま「欠」番となるかと思われたが、これまたファンやスタッフの思いは熱く、2013年秋に「SPEC~結(クローズ)」として映画化されることが決定。しかも(シリーズプロデューサーの植田博樹によるともともと2時間の上映枠に収まる構想ではなかったため)協議の結果「漸ノ篇」「爻ノ篇」と前後編2部作の連続公開となった。
なお、前日譚として「SPEC~零」があり、「天」公開時にノベライズ化・コミカライズ化されている。当麻がミショウに配属後、瀬文と出会う直前までの事件が語られているが、こちらも2013年秋にドラマ化。ドラマでは原作にはなかった瀬文の出番が大幅に増え、彼の出生や特殊部隊時代が描かれた。
そういえばマシ・オカプロデュースとやらのハリウッド版はどうなったんだろうか。
主要人物
- 当麻紗綾(トウマ サヤ):戸田恵梨香
- IQ201の天才だが、とんでもなく変わり者。大食らいの味覚音痴で、常連になっている中華料理店では常に20人前以上はあると思われる餃子を平らげるために口臭はニンニク臭く、パイナップルにふりかけ、メロンにマヨネーズをかけたりする。過去の事件で左手首を切断する重傷を負い、現在は三角巾で吊るしている。
「いただきました」は決め台詞であり、推理の際に見せるどや顔も必見である。
人間の脳は一部しか使われていないと言い、常識では説明できない能力=SPECの存在を主張する。 - 瀬文焚流(セブミ タケル):加瀬亮
- 元特殊部隊(SIT)隊長。坊主頭が特徴的で、当麻からしょっちゅう「ハゲ」と罵られている。特殊部隊時代の事件が原因で、善悪関係なく「人の死」に強い恐怖心を持っている。SPECの存在については懐疑的だったが、当麻と事件に関わるうちに徐々に信じていく。
いわゆる「脳筋」だが情に厚く、SITで事件に巻き込まれた部下の兄代わりでもあった。なお、この事件については『零』ディレクターズカット版(BD・DVD版)に限り、とある人物より真相が語られている。 - 野々村 光太郎(ノノムラ コウタロウ):竜雷太
- 当麻と瀬文の上司で、未詳係長。「ケイゾク」では捜査一課弐係長だった(一応定年を迎えているため現在は嘱託職員)。不倫相手の雅ちゃんに結婚を迫られているが、妻との離婚が成立していないため、なかなか首を縦に振ることが出来ず、右往左往している。本作でも柿ピーが入っているビンを肌身離さず持ち歩いている。相変わらず下半身がアレで昼行灯だが、主要警察メンバーのほとんどが彼の教えを請うたことがあり、人望は厚い。
- 一 十一(ニノマエ ジュウイチ):神木隆之介
- 当麻と瀬文の前にたびたび姿を現す少年。「時を止めるSPEC」を持ち、逮捕されたり敵対関係となったスペックホルダー達を次々と始末する暗殺者。性格は傲慢かつ不遜、殺人行為に戸惑いを見せない。そのため相手が雇い主でも逆鱗に触れれば殺してしまう。
当麻とは少なからずの因縁があり、憎悪を抱いているがそれが何故かは当麻も最初は分かっていなかった。
普段は影の薄い高校生を装う。アニオタで、TBSつながりからか『けいおん!』スキー。かわ唯。
関連動画
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- 【零】
- 【結】
- etc...
関連項目 |
関連リンク |
映画化とかぜってーしねーから!→する。
映画化とかぜってー出ねぇからな!→出る。
癸(起)、翔(承)、天(転)・・・結をやると思ったら大間違いだぞ!→やる。
そ し て 再 び 、 歴 史 は 繰 り 返 す 。 波 の ゆ く さ き の よ う に ・ ・ ・
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