STEINS;GATE 無限遠点のアークライトとは、5pb.(現:MAGES.)/ニトロプラスから2010年4月28日に発売された、STEINS;GATEのドラマCD作品及びそれ原作とした漫画のタイトルである。ドラマCDの発売元は5pb.、販売元はメディアファクトリー。
ドラマCDとしての正式タイトルは『STEINS;GATE β 「無限遠点のアークライト」ダイバージェンス1.130205%』であり、αβγの全三部作ドラマCD第二弾。
概要
『STEINS;GATE β 「無限遠点のアークライト」ダイバージェンス1.130205%のシナリオは、原作のシナリオを手がけている林直孝が担当している。
主人公は椎名まゆりの視点で終始進んでいく、β世界線の物語で、時系列としては原作STEINS;GATEの第11章『境界面上のシュタインズ・ゲート』において、岡部倫太郎に、再度牧瀬紅莉栖を救おうと檄を飛ばす阿万音鈴羽のシーンから開始&分岐する。科学アドベンチャーシリーズマニアックスによれば、本編のどのβ世界線とも異なる
漫画版は成家慎一郎が担当し、ウルトラジャンプにおいて連載された。原作に忠実に描かれており、同誌で連載された『哀心迷図のバベル』のコミカライズとは違い、目立つオリジナル要素は描かれなかったため全1巻となっている。
このドラマCD『β無限遠点のアークライト』から、β世界線のストーリーが拡張・展開していきSTEINS;GATE β外伝小説三部作の「閉時曲線のエピグラフ」「永劫回帰のパンドラ」「無限遠点のアルタイル」が生まれている。
また、『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム』の椎名まゆりシナリオの『永遠不変のポラリス』にも影響を与えているとみられる。
そして、2015年3月28日に制作発表された、STEINS;GATEの正統続編「STEINS;GATE0」においてこのドラマCDにおいて描かれたβ世界線がテーマであることが発表された。なお「STEINS;GATE0」においてはこのドラマCDが分岐の一つとして収録される事が発表されていた。
実際にはドラマCDの部分はゲームの際には収録されなかったもののβ外伝小説から更に工夫された展開が収録されたが、アニメ『STEINS;GATE0 -シュタインズゲート ゼロ』の際に、ドラマCD『無限遠点のアークライト』の部分に加え、ドラマCD『無限遠点のアークライト』のエンディングのその先の展開も収録されアニメ化された。
登場人物
関連項目
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