SHOGI単語

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SHOGIとは、一般にいう「将棋」と似て非なるものである。

神の一手を極めたものこそが到達し得る極地。SHOGIの「KOMA」を武器としてSHOGI-BANを舞台に激しい死闘を繰りひろげる超人的な競技である。

概要

一手一手を打つたびにKOMAが四方八方に飛び散り、相手の体力を奪う。目的は将棋を指すことのはずだが、生死をかけた（指先の）熱いバトルが展開される。ルールは次の通りである。

KOMAをどれだけ吹き飛ばすかは自由だが、その後はいずれかのタイミングで必ず念力を使用し元の配置に戻さなければならない(ただ、SHOGIで使用されるKOMAは元のところに回帰しようとする回遊魚的本能を会得しているため、しばらくすればある程度は元に戻る)。
次の攻撃は、すべての駒が戻る前に行っても良い。
ただし、吹っ飛ばすKOMAがないとダメージが与えられないため、配置を元に戻すことが推奨される。
王将を取っても勝者にはならない。 KOMAが朽ちて無くなる最後まで指して生き残った方が勝者である(ただしいくつかのローカルルールが存在し、将棋のように王が取られるとそこで終了する場合もある。毎回死闘を行うと激しく体力を消耗するためである)。

KISHＩが集中力とともに気を高めるだけで、盤上を爆発が襲いKOMAが乱れ飛んでしまうなどといった上級技(TA-KUMI技)も存在する。また、ＫＩＳＨＩには、手を触れずに吹っ飛ばされたKOMAを元の位置に戻すなどといった念力などの力も要求される。複数の上級技を組み合わせて巧みに操り、念力を自由自在に扱うことができるるKISHＩには「MEIJIN」と呼ばれる称号が与えられる。

ちなみに、ＭＥＩＪＩＮのSHOGIは、一試合1秒以内で決まってしまうことがほとんどで、万が一見たいと思っても肉眼ではほとんどの一般人には無理な話である。

必要な用意

SHOGIをする際には、以下のようないくつかの用意が必要である。

SHOGI-BAN: SHOGIを行ううえで必須のアイテム。これが無いとSHOGIを行うことは不可能である。また、その強度も普通のものでは当然アウト。通常の100～300倍ともいわれる特殊な素材を使った特注品でないといけない。
KOMA: これも必須アイテム。SHOGI-BANと同様に、特殊な材質でなければいけない。
KISHＩ×2: SHOGIを行ううえで、その内容の質を大きく決めるのがKISHＩ。どのKISHＩとどのＫＩＳＨＩが戦うかによって、その戦いの激しさも雲泥の差である。最上級のMEIJIN同士が戦うともなると、半径数十キロメートル範囲にわたって避難指示が発令され、一般人は近寄れなくなるほど戦いは激しくなっていく。そのため、MEIJIN同士が戦った記録を収めている映像は、一般人には生で絶対に見られない映像とあって非常に貴重であり、高値で取引されている。また、その戦いの性質上、尋常では無いほどの体力を消費するので、体力の無いＫＩＳＨＩはまともに戦うことができない。
KIROKU-GA KARI: SHOGIの世界で裏方最重要ポイントを占めるのがこのKIROKU-GA KARI。前述したように、SHOGIはほとんど1秒以内で勝負が決まってしまう非常にスピーディーな戦いである。また、上級であればあるほど技も激しくなっていき、戦いは熾烈を極める。そのときに、その記録を完璧に書き留めるKIROKU-GA KARIは重要である。KIROKU-GA KARIを務められるようになるには、常人ではまず身に付けられないであろうほどの動体視力と戦いに耐えうることができる体力が必須なので、素質があっても10年はかかり、素質が無いほとんどの人は一生就くことができない。非常に難しい職業である。
TO-KEI: SHOGIの経過時間を計測するアイテム。これに限っては、一般材質でも問題はない。しかし、普通の時計だと1秒以内で決まってしまうSHOGIの戦いにはついていけない。