Snipping Toolとは、Windowsに標準で搭載されている画面キャプチャー・スクリーンショットアプリである。
概要
ディスプレイ上で指定した範囲を切り取ってキャプチャーできるツールであり、Windows XPの一部の拡張パックを皮切りに提供が開始され、Vista以降では OS標準のプリインストールアプリとなった。
Windows 10の October 2018 Update (バージョン1809) からは、後継となるUWPアプリ「切り取り & スケッチ」(Snip & Sketch/切り取り領域とスケッチ)が搭載されるようになったが、両方のアプリが併存して提供される状況が続いていた。Windows 11では両者は統合され、新しい Snipping Toolへと生まれ変わった。
細かいことは出来ないが、パソコンが苦手な人でも簡単にスクリーンショットを取得可能。Windows 11 同梱版ではもう少し機能が増えている。
画像ファイルをトリミングするのに専用ツールを使わずに、画像を表示させた状態で Snipping Toolを使うというお手軽技で済ませる人もいるんだとか。
キャプチャーしたスクリーンショットには、マウスやペンで書き込みができ、クリップボードにコピーしたり画像ファイルとして保存することができる。
一部のバージョンには、編集した画像から元画像を復元できてしまうという脆弱性があった。個人情報をペンで塗りつぶしていても情報漏洩してしまう可能性があったが、この不具合はアップデートで修正されている[1]。
一時停止させた動画にも当然ながら使用可能なので、上手に使えばニコニコ動画をさらに楽しむことができる、かもしれない。
関連項目
脚注
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- ページ番号: 2983546
- リビジョン番号: 3143955
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