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スターホース
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STARHORSEとは、セガ開発・販売している競馬メダルゲームシリーズである。公式略称は「スタホ」。現在の最新作はSTARHORSE4。

概要

コナミGⅠシリーズと並び、メダル競馬ゲームの代名詞的存在である。

2000年シリーズ初代であるSTARHORSEが稼働開始。
現在では流となっているを育ててレースに出走させるオーナーゲームセガで初めて搭載した作品。競馬メダルゲーム全体では1999年コナミが発売したGⅠ LEADING SIREが初。

従来は模型が走るトラックフィールドが中央にありそれを取り囲むようにプレイヤー席が配置されているのがだったが、本作はモニターのみに移行させ、プレイヤー席であるサテライトの配置の自由度を上げた。CGで各競馬場再現し、発売当時のレーシングプログラムに基づいてレースを進行させている。シリーズ当初は東京競馬場中山競馬場京都競馬場阪神競馬場オリジナルの極東競馬場のみだったが、シリーズを進めるごとに競馬場を増やしており、現在ではJRAの10場に重賞競走が行われている地方競馬場、著名な海外競馬場再現している。

全にレースを中継すると1レースが終わるまでに時間がかかりすぎてしまうため、1600~2400mのレースは1回、2500m以上と一部2400mのレースは2回カット演出が入る。シリーズ初代のステイヤーズステークスはこのカットがなかったためレース終了まで4分近くかかり、プレイヤーからトイレタイムと揶揄されてしまっていた。

騎手は実名で登場し、海外騎手は一部のみ実名。実況シリーズ通して杉本清が担当している。自己生産名前もアクセントを設定することで自然な呼び方をしてくれる。

育成する際の特徴として「と触れ合って調教に好を与える」システムが搭載されている。をなでると機嫌がよくなり、調教や飼養の効果を安定させることができる。逆にくと不機嫌になってしまい、調教が失敗しやすくなるが、機嫌がいいときより大成功が起こりやすくなる諸刃の剣となる。このシステムが導入された経緯は「自己生産を単なるメダル稼ぎの具にしたくない」と開発担当が考えたため。

シリーズを追うごとにの動きやカメラワークリアルになり、ナンバリングの新作が出た直後はプレイヤーから気持ち悪いと言われるほどのリアルさで表現している。

馬券ゲーム

JRAから発売されている種類の馬券が発売されており、BETタイム中に購入することができる。一部の馬券を除き、時間内であればキャンセルも可。実際に販売されている馬券については当該項を参照。

ここでは、本作オリジナル馬券紹介する。

サイド

そのレースに限り、購入した馬主となれる馬券で、購入したが入着した場合は自己生産同様に賞を受け取ることができる。オッズに応じた購入額が設定されており、人気は当然額も高くなる。後にマルチサイドが導入され、0.5~10倍の倍率をかけることも可。先着順であり、別サテライトに購入されている場合は購入できない。この都合上、BETキャンセル不可能。自己生産にもサイドベット(他のプレイヤーが購入することはできない)。

ライド

ゲームWIN枚数をそのままBETし、的中すれば倍率に応じたメダルが払い戻される。この馬券ペイアウト率が店舗側の設定に関わらず100%に固定されており、プレイヤーにとって最も有利な馬券である。種類は以下の通り。

  • 複勝ライド
    3着以内に入れば的中、ハーフライドにすることで2頭同時購入も可
  • 単勝ライド
    1着になれば的中、当然だが複勝よりも倍率が高い。複勝同様ハーフライド可
  • グループライド
    出走番の前半と後半に分け、どちらのグループが1着になるかを予想する。ハーフライド自体はできるが両方にベットすることは不可能
  • メイクライド
    番を定できるグループライド。払い戻しが1.1倍未満にならない限り複数購入が可
タイル

同社のBINGOシリーズと同様のBET方式。番を定しBETする度に抽選が行われ、入着時に払い戻されるオッズを決定する。一度に大量にBETするほどオッズが上がりやすくなる。BETするとキャンセル不可能。STARHORSE3で止。

カラーズ

STARHORSE3以降に導入された馬券。購入するとメインレースサブレースそれぞれで2つずつ番を抽選、抽選された番が両方とも連対すると的中となる。的中は3パターンあり、両レース着順まで的中するストレート、両レースの色だけが的中するボックス、片方の色だけが的中するペアで、この順番に払い戻し額も高い。また購入するとプログレッシブジャックポットゲージが増加することがある。STARHORSE4で止。

トライ

任意の3頭を選択し、3着以内に入った頭数で払い戻し額が決まる馬券レースにより払い戻し額は固定であり、選択する人気が高いほど購入額も高くなる。STARHORSE4で止。

エール

いわゆる応援馬券。任意のを1頭選択し、そのが絡む馬券を一括購入する。購入する方式を選択することも可

オーナーゲーム

自分でを生産、育成を行いレースに出走。賞を獲得するモード
生産するとプレレースを勝ち上がりオープン入りさせることで育成が可になる。この時点で引退してしまう事態にはならず、レース数を重ねれば必ずオープンに昇格できる。ただ敗で勝ち上がるとこのとき限定の重賞WBCに出走が可、このレースに限り賞も受け取れる。現役は3歳と古の2種類に分けられ、本編で2歳戦は開催されない。

1レースごとに調教と飼養で育成を行い、レースに出走させることが基本となる。一部レースを除いて出走制限はないため、オープン昇格後いきなりGIに挑むことも可。プレレースで条件を満たしていればいきなり海外GIに出走することもできる。

GI競走で好成績を収めると、定期的に開催されるWorld Breeder's Cupに招待され、ここでも好成績を収めるとその上位レースであるSuper World Breeder's Cupに招待される。ここで勝利することが大多数のプレイヤー標と言える。

競走馬は現役でいられる期間が決められており、120週経過で引退となる。牧場に放牧すると残り週数は減らなくなる。また120週経過しなくても、GI勝利したはいつでも、それ以外のも残り80週以下になると任意で引退させることができ、引退後は1度だけ繁殖として生産に関わらせることができる。既存の繁殖と配合もできるし、自己生産同士での配合も可。自己生産は6頭まで同時に所有でき、厩舎には2頭まで同時に入厩可

STARHORSE2~3では競走馬以外に騎手も育成できた。専属騎手を募集し、競馬学校卒業するとデビュー。こちらは200レース騎乗で引退となる。普段の育成はランニングやVTR研究などの調整で行える。各レースには別途騎手の賞が設けられており、レースで入着するとその賞を持ち帰ってくる。騎手自身のと実績が一定条件を満たすとCPU営から騎乗依頼が来ることもあり、ここで入着しても賞を獲得できる。これはログアウト中も有効で、次回ログイン時にまとめて支払われる。他プレイヤー営からの依頼を受けることもできる。また条件を満たすと後述のWSJSJGPに招待され、ここでも成績に応じて賞が獲得できる。引退すると次世代の騎手師匠となり、騎乗技術を継承させることができる。

シリーズ作品

STARHORSE

無印シリーズは初代、2001、2002、PROGRESSPROGRESS Returnsの5作品。
現在まで受け継がれるシリーズの基礎はこの間に培われた。40~60レースを1年とし、初代とReturnsには障害レースも組まれている。一部レース関東関西の開催を年ごとに交互に開催している。(例)1年で最初のレース金杯だが、中山金杯京都金杯が交互に行われている。
ベットタイムBGMは最初はオリジナルだったが、実際に使用されている本馬場入場曲に変更されている。
WBCMILECLASSIC、TURFの3種類で、PROGRESS Returnsでは障害WBCとしてFAR EAST GRAND JUMPが開催された。コースはいずれも極東。
馬主ゲームパスワードで管理。そのためパスワードを忘れる、記録ミスなどをした場合は再開できず、最初からやり直すことになってしまう。

サテライト筐体上部にランプがついており、自己生産サイドベットで出走している場合はそのの状態に応じてランプ状態が変わる。

シリーズがSTARHORSE2に移行後も根強い人気を誇ったため、PROGRESS稼働から6年後にPROGRESS Returnsとしてバージョンアップが行われた。ネットワークサービスに対応していないため、2021年現在でも稼働を続けている店舗が多く存在する。

STARHORSE2

レーシングプログラムと世代に合わせ、毎年新バージョンが発売されている。バージョンは以下の通り。

シリーズとして筐体を一新。メインモニターのパネルが3枚に増え、サテライトリクライニングシートモニターの位置も動かせる革新的なデザインだった。これら筐体はグッドデザイン賞を受賞している。

シリーズに引き続きベット中のBGMは実際の楽曲が使われている。海外には本馬場入場曲はないため、クラシック曲などが使用され、WBC布袋寅泰の楽曲、SWBCサラブライトマンTime to say goodbyeが使用されている。一部楽曲はFINAL DESTINATIONで差し替えられた。

上位WBCのSWBCが創設。またWBCも体系が変わり、カイロのSPRINTが新設、CLASSICラスベガスに移設された。旧CLASSICコースチャンピオンコースとしてSWBCの専用コースとなった。

SECOND FUSION以降、WBC以外のレースは史実の出走人気で行われるようになり、サテライトウィンドウでレースの説明と史実の結果が表示されるようになっている。レーシングプログラムの都合で未創設や止済の場合は従来同様その世代のメンバーから選抜されている。

初代はモニターデザインの都合で中以外のローカル開催がカットされていたが、本作ではそのような縛りがなくなり、内の10場に地方競馬場、海外競馬場も登場するようになった。

出走調子を表すランプサテライトモニターの左右にゲージ状についており、7割くらいで普通ペースとなっている。またモニターの上にもカラーランプがあり、発走時のこのランプの色で期待度がわかる。最高は色だが、これが出たからと言って勝利や入着が確定するわけではない。

データ保存は当時のセガ流となっていた書き込み式のICカードを採用。度数が設定されており、1日プレイで度数が1消費される(同日にカードを差しなおした場合は減らない)。度数が切れたカードは新品のカードデータを引き継いで使用する。1枚のカードで複数のを管理できるようになり、プレイヤー名を別に設定するようになった。プレイヤー名は厩舎名として扱われる。

シリーズがSTARHORSE3に移行後、サテライト筐体姉妹シリーズSTARBOATに転用可ネットワークサービスは終了しているがローカルで稼働させることは可なので、オフラインで今も稼働している店舗がある。

STARHORSE3

こちらもレーシングプログラム世代交代に合わせて新バージョンリリースされた。
バージョンは以下の通り。

筐体を一新、メインモニターの上に更にサブモニターが5つ追加され、サテライトも2人掛けが可筐体となった。メダル投入口を止したため、店舗のメダルバンクICカードを紐づけて、直接転送する形式となった。のちにオプションとしてメダル投入口と払い出し口のついた機器も登場したが、こちらはベットゲームしかできなくなる。メインモニターは後に廉価版が作られた。

ICカードを専用の書き込み式からAimeに変更。バナパスポートにも対応している。これらICカードはいわゆるであり、そのID情報を基にサーバに保存されているデータを参照するため、オンラインサービスが終了するとデータも消滅することになる。

サテライト席のゲージランプは更に強化され、モニター左右にギミックがついている。普段は発走ランプや出走現在の状況を表しているが、チャンス演出として直線の攻防中にモニター横についているボタンを押すサインが出ることがある。この演出に成功すると3着以内が確定する(失敗しても勝つことはある)。これらの演出はコンフィグでカットすることも可

あまりにレース数が増えすぎたため、メインモニターで行われるメインレースと各サテライトで個別に行われるサブレースの同時進行となった。サブレースの結果はサテライト毎に異なり、自己生産対決になることはない(一部の特殊レースは除く)。

Season5以降SWBCも1年に複数回開催されるようになり、SWBC SUMMER・SWBC WINTERとそれぞれ季節の名称が付けられた。WBCも数回体系変更がなされている。

STARHORSE4

2019年に稼働を開始したシリーズ最新作。今作では専用電子メダルと電子メダル口座MESTAを使うことになり、事実メダルゲームではなくアーケードゲームになった。これまでは不可能だった厩舎データの店舗引っ越しもに。
メインモニターサテライトともに新筐体リリースされたが、STARHORSE3の筐体を転用することも可

レーシングプログラムが更に増加し、メインモニターで行われるメインレースメインでは行われないが結果は全サテライト共通のサブレースサテライト個別でレースが行われるサテライトレースが同時進行する。海外GIWBCは店舗間対戦となるため、全どの店舗でも同じタイムテーブルレースが進行している。店内対戦・店舗間対戦を交互に行う都合上、海外レースカレンダー現実と大きく異なっている(本来年末の開催である香港国際競走ごろに開催されるなど)。専用電子メダルに移行したためか過去シリーズべてメダルインフレが発生しており、一番賞の安いサテライトレースオープンでも1着150枚、メインサブGⅡでは1着700枚にアップしており、SWBCに至っては1着10万枚である。また従来の3着以内から5着以内に賞が拡大された。

レース出走条件も従来作とべて厳しくなっており、海外GⅠは原則GⅠ勝利しないと出走権を得られない。それも1回限りであり、何度も海外GⅠに出走したければその都度GⅠ勝利する必要がある(WBC入着でも同様の権利を得られる)。ただしWBC勝利三冠を達成するとこの縛りが撤される。WBC海外GⅠ勝利が出走条件になっている。

極東競馬場修を受け、1年で開催されるSWBCが4種類に増えた。SWBCは全て極東開催、WBCは極東以外での開催と役割が分けられた。またアップデートにより更にWBCが追加。イギリスに架クイーンズガーデン競馬場を設定し初の限定WBCWBC QUEENと、オープンデビュー前に行われるプレレースで条件を満たした場合に出走できる専用WBC2種類、WBC JUVENILEWBC KINGLYが新設となった。

STARHORSE Pocket

2017年スマートフォン向けにリリースされたアプリ。STARHORSE3及びSTARHORSE4と連動する。秘書キャラクターが登場したのは本作からだが、STARHORSE4では本編でも大きく登場する。2020年11月にSTARHORSE Pocket+にバージョンアップした。

レーシングプログラムアカウント個別で進行するが、WBCやSWBCプレイヤー間対戦となり、一定時間ごとに開催される。登録中は遠征の扱いとなり、当該レースの処理が終わるまで育成不可能

オリジナルの特殊レース

World Breeder's Cup

本作の玉要素の一つであるオリジナルレース略称WBC。極東競馬場を始め、世界各地にオリジナル競馬場を設定し競馬史に残る名たちと自分の育てたを戦わせるドリームレース。このレースに勝つことがプレイヤー標の一つとなっており、入着した際に支払われる賞も高い。STARHORSE2以降は更に上位のレースとしてSuper World Breeder's Cup(略称SWBC)が創設され、サラブレッド三大始祖を筆頭に名中の名だけを集めたレースが行われる。

現行のSTARHORSE4で行われているWBCは以下の通り。WBC JUVENILE(3歳戦)とWBC KINGLY(古戦)は新生産時に条件を満たすと出走できるプレレース専用WBCで、それ以外は定期開催となっている。WBC QUEENはその名の通り限定のWBC

レース 競馬場 コース 距離
WBC JUVENILE 極東 1600m
WBC KINGLY 極東 2000m
WBC DIRT カイロ ダート 1600m
WBC ICE サンモリッツ 1600m
WBC QUEEN クイーンズガーデン 2200m
WBC LONG ホノルル 5000m
WBC CLASSIC ラスベガス 2000m
SUPER WBC DIRT 極東 ダート 2000m
SUPER WBC MILE 極東 1600m
SUPER WBC CLASSIC 極東 2000m
SUPER WBC TURF 極東 2400m

過去シリーズで行われていたWBCは以下の通り

レース 競馬場 コース 距離 使用シリーズ
WBC SPRINT(初代) カイロ ダート 1200m STARHORSE2
WBC SPRINT(2代) ラスベガス 1000m STARHORSE3
WBC MILE(初代) 極東 ダート/芝 1600m STARHORSE~STARHORSE2
WBC MILE(2代) カイロ ダート 1600m STARHORSE3 Season1~4
WBC MILE(3代) 極東 1600m STARHORSE3 Season5
WBC CLASSIC(初代) 極東 2000m STARHORSE
WBC CLASSIC(2代) ラスベガス 2000m STARHORSE2
WBC CLASSIC(3代) ロンドン 2000m STARHORSE3
WBC TURF 極東 2400m STARHORSE~STARHORSE3
SUPER WBC 極東 2000m STARHORSE2~STARHORSE3 Season1~4
SUPER WBC SUMMER 極東 2000m STARHORSE3 Season5~7
SUPER WBC WINTER 極東 2000m STARHORSE3 Season5~7
FAR EAST GRAND JUMP 極東 芝/障害 4000m STARHORSE PROGRESS Returns

WBC ICEのサンモリッツ競馬場実在競馬場である。ロンドンラスベガスホノルル実在道路に芝を敷いたという設定。カイロ砂漠上にそのままコースを区切っただけだが、砂漠ダートは質が異なる。クイーンズガーデンと極東は架競馬場で、極東については後述。WBC TURFはSWBCへの昇格時含めシリーズで一度もコース変更が行われておらず、ゲーム中でも伝統のコースと呼ばれている。

グランドマスターズ

STARHORSE2では殿レース、STARHORSE3ではマスターカップと呼ばれていたレースで、各厩舎に登録された殿たちで行うレース。登録料、賞は発生しない。成績に応じてマスターマップマスを進んでいき、最初にゴールするとな特典がもらえる。過去シリーズでは1頭でも突き抜けた殿を作れれば以降は無双できたため、その対策として現行シリーズでは5勝すると顕彰馬となり引退となる。殿として厩舎に残すことは可だが、グランドマスターズレースにも出られなくなる。その代わり、殿登録が追加される。

SKY TURF

SWBC勝利のみがエントリーする特別レース。SWBC勝利した時点で自動的にそのコピーが作られ出走登録される。毎日1回全開催で行われるレースで、出走は12RのシリーズSKY Trialに出走、その合計ポイント上位者が最終戦SKY TURFに出走できる。このレース専用のスカイターフ競馬場2400mで開催される。最終戦に出走するだけで高額の賞約束され、最終戦勝利すると30万枚もの賞が獲得できる。そのほか、成績に応じて引退後の殿レースでパラメータの底上げが行われ、歴代優勝スカイターフ競馬場石碑名前が刻まれる。

プレミアトーナメント

店舗のえて結成されたクラブで5頭1組のチームを結成、チーム対抗戦でトーナメントを行い、優勝を競うシリーズ。あらかじめネット上で登録作業を行ったチームで対戦が組まれる。負ければもちろん敗退だが、敗退したチームの中で最も好成績を収めたアシスト役として勝利したチームに組み込まれる。これで勝ち上がった場合でも賞を獲得できる。本選準決勝からは全の店舗で中継される。優勝すると賞の他に特典アイテムが獲得でき、優勝チームメンバーを輩出した店舗に記念品のリボンが贈られる。また、決勝はプレミア5という特殊馬券が発売され、5着までのチームカラーを予想する。番は自動で割り振られ、全て的中すると1000万枚という破格の払い戻しが得られる。

シミュレース

週末に開催されるJRA重賞シミュレーションを行うレース。シミュレートのためプレイヤーの出走登録は不可能。一部シリーズ作品ではVSシミュレースとして自己生産を登録することも可だった。曜日が進むごとにデータ更新され、順が決まるとこれも反映、レース当日には前売りオッズまで反映される。StarHorse Pocketでも実装されている。

過去シリーズで開催されていた特殊レース

World Super Jockey's Series (WSJS)

ジョッキーの腕を競うシリーズで、実際にJRA催で行われていた。4つのオープンレースが開催され、着順に応じたポイントの合計で優勝を競う。優秀な成績を収めた育成騎手が招待され、最終成績に応じて賞が支払われる。ここでの賞騎手の獲得賞に加算される。展開次第では最終戦を待たずにコールドゲームとなってしまうことがある。現実では2014年止。本作でも後述のJGPに引き継ぐ形で止された。

Horsemen's Grand Prix (HGP)

プレイヤー調教の腕を競うシリーズで、参加費を払えばでも参加可トライアル3レース一発勝負のFINALで構成され、トライアルサブレースで行われる。それぞれ前週に催側から競走馬があてがわれ、1度だけ調教してレースに出走させる。トライアル3レースで獲得したポイントの順位でFINALの担当が決定され、最終順位はFINALの着順で決まる。コースは全て極東で行われる。好成績を収めると賞の他に、次シーズンレジェンドホースと優先的に契約できる特典があった。

Jockey's Grand Prix (JGP)

前述のWSJSを継承する形で創設。一定の成績を収めた騎手が招待され、初週にエントリーすることで参加となる。基本的な流れはHGPと一緒で、騎乗についてプレイヤー示し、トライアル3レースポイント合計でFINALの騎乗を決定、FINAL一発勝負で最終順位を決定する。ここでの賞騎手の獲得賞に加算される。優勝すると次回JGPへの招待権も獲得できた。

World Derby Tournament (WDT)

セガがかつてリリースしていたメダル競馬ゲームワールドダービー」の名を冠したシリーズダービーの名が示す通り、3歳時にしか出走できない。3ステージの勝ち抜き制であり、2着以内で次に進むことができる。1stステージ東京競馬場2400m、2ndステージパリロンシャン競馬場2400m、FINALは極東競馬場クラシックコース2400mで行われる。それぞれのCPUも特徴があり、1stワールドダービーに登場した架たち、2ndは歴代の日本ダービーから選抜、FINAL世界ダービーから登場する。なおFINALで連対すると、WBCを飛ばしていきなりSWBCの出走権が与えられた。

メモリアルレース

レース名勝負再現するレース。一定期間で開催レースを変える。内外のGI競走が選ばれるが、賞メモリアルレース設定の同一額。メモリアルレースイベントと並行開催であることが多いため、プレイヤー同士の戦が起こりやすい。また版権作品とのコラボレーションレースもこので行われる。みどりのマキバオーはまだわかるが、北斗の拳黒王号暴れん坊将軍上様までもが参戦。明らかに体格が違ったり一人だけ乗り方がおかしかったりとツッコミどころ満載である。関連動画参照。

ミリオンステークス

アマゾンの奥地に眠る黄金を発掘する、というレース。最大で100万枚という賞を獲得することができる。そのためにはミリオンステークスの本選にエントリーし、レースで1着になって挑戦権を獲得する必要がある。挑戦権を獲得するとメインモニターで抽選が行われる。最大賞が破格のため、レースの登録料も高額である。このレースは専用のアマゾン競馬場で行われる。余談だが、アメリカにはアーリントンミリオンステークスというGI競争が実在する。こちらは賞総額が1ミリオン(100万$)であることに由来している。

極東競馬場

シリーズ初代から登場するオリジナル競馬場。基本WBCか特殊レースでしか使用されないが、設定上はプレイヤーにする以外のレースも開催されている。
シリーズが進むにつれて設備がになっている。

STARHORSE

この頃は極東競馬場面にある設定だった。
コースブリーダーズブリッジ以外がほぼ未開拓状態で、ゴール前のゴールと反対側にスタンドがあるくらいのもの(レース開始前のランキング表示中に確認可)。マイルコースは前半ダートゴール前の合流地点で芝に変わる変則コースとなっており、チャンピオンコースも最後の直線はこちらのコースを使用している。Returnsでは修が行われ、FEGJ用のコースが作られた。ゴール前からスタートしてチャンピオンコース逆走し、クラシックコースとの合流地点からクラシックコース側に入り、ゴールまで戻ってくる。

STARHORSE2

本作ではパドック前に競馬場の位置とコース紹介が入り、極東競馬場伊豆神津あたりにあるという設定に変更された。
コースサイドが整備された。ゴール前のゴール側にもスタンドが建設され、チャンピオンコースを並走する形で鉄道が走っている。SWBC開催時に電車が並走していればプレイヤー出走が勝つ期待度が上昇する。またチャンピオンコーススタート後方には殿堂が建設されており、WBCに出走する過去の名たちは普段はここに封印されている。出走するときだけ封印が解かれる。三大始祖は殿ちより部屋に封印されている。本シリーズではの像の形で封印されており、SWBCベットタイム中の封印が解かれるシーンは圧巻。

STARHORSE3

スタンド周りの施設が更に拡充された上、チャンピオンコースが大幅に修された。スタート直後に下り坂を下ると海底トンネルに入り、残り800m付近までは海底を望みながら走る。トンネル出口あたりから急な上り坂になり、登りきるとクラシックコースマイルコースと合流して直線に入る。鉄道コース修され、SWBC時に並走するのはコース合流地点以降のみである。
またマイルコース修が行われ、合流地点からゴールまでもダートコースに変更されている。
本作からHGPやJGP、WDT Finalマスターカップがここで開催されるようになり、ゲーム中で登場する機会が増えた。またゲーム中以外でも重賞レースが多く組まれており、シーズン中は多くの観客でにぎわうらしい。
チャンピオンコース後方の殿堂も内部が変わっており、本作では三大始祖や殿たちは書物の形で封印されている。

STARHORSE4

これまでゴール地点だった直線の向こう側に施設を拡充、逆側の左回りコースが新設された。SWBC MILEとSWBC DIRTで使用する。CLASSICとTURFは従来通りのコースを使用する。
MILEコーススタート直後に崖の下を通るコースになっており、その上にグランドマスターズ舞台となるタワーが建っている。最終コーナー近くには芝が多く植えられ、当該コースを使う時期にはびらがコースの一部を埋め尽くし、びらを巻き上げながら疾走する姿が見ものである。
DIRTコースの大半は普段中に沈んでおり、レース開催時のみ姿を現す。そのため馬場分を多く含んでおり、泥を苦にしないパワーめられる。
チャンピオンコース後方にある殿堂は前作と変わらず。

各コースの概略

チャンピオンコースクラシックコースダートマイルコース公式の呼称、それ以外は仮の名称を使用。

コラボレーション

2023年2月25日Cygamesの『ウマ娘プリティーダービー』の新シナリオグランドマスターズ~紡ぐ者達~」にてBGM並びに杉本清氏の実況が参画。同シナリオにはサラブレッド三大始祖(ダーレーアラビアンバイアリータークゴドルフィンアラビアン)を模したウマ娘が登場。対戦相手になっている。

また、劇中シナリオにおいてセガ関連のネタが挿入されていたり、同シナリオのナビゲーターがセガ縁の競走馬サトノダイヤモンド及びサトノクラウンが務めている等、随所に関連性が付与されている(同シナリオタイトルに「©SEGA」の表記あり)

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2 ななしのよっしん
2022/01/31(月) 21:47:16 ID: IZyLgNGpn3
スタホ2初代とセカンドフュージョンWBC海外メインレースだった場合メンツがおかしいほどにった事が多かった
酷いものだとダートWBCアリダーですら最低人気にならざるを得ないレースがあったりWBCCで当時の時点でSWBCにも出ているが6頭集結してるレース(後にSWBC参戦したのも含めると8頭で14頭が出走上限なので半分え!)があったりしてメンツがわないレースはほぼなかった
日本メインレースはそうでもないかと思いきややっぱりぶっ飛んでるレースがありシンザンシンボリルドルフWBCTだと40%確率でいるという有り様、しかもいる場合は必ずどちらもいるのに加え他のメンツもいすぎている
初代だと上記の2頭にクリフジセントライトトキノミノルが同時にいるレースがあった(このレースセカンドフュージョンでも継続された、一番人気トキノミノルで固定)り上のトキノミノルの替わりにナリタブライアンミスターシービーが同時にいるレースがあった、セカンドフュージョンに至っては当時までの三冠馬全員集結したレースまであった
このメンツが偏りすぎ問
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3 ななしのよっしん
2022/05/07(土) 18:13:01 ID: b4tFhWzkd2
ウマ娘コラボと聞いて来ました
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4 ななしのよっしん
2022/06/14(火) 19:54:29 ID: Z1Fgjc0PxT
既出かもしれませんがWBCDIRTにマルシュロレーヌ出走してますね。
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5 ななしのよっしん
2022/08/05(金) 19:48:46 ID: IRhmYl3vSw
ウマ娘コラボのくせに絵は全部tonyかよ
ええんか
というかサイゲスタッフに描いてもらえんかったんか
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6 ななしのよっしん
2023/01/28(土) 21:23:57 ID: 46Lii38bks
グランドマスターズウマ娘にも登場するってことは、向こうにも極東競馬場実装されるって事かな?
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7 ななしのよっしん
2023/02/27(月) 21:33:04 ID: IRhmYl3vSw
ウマ娘のほうのWBC系の曲と演出がかなり元に寄せてるせいでパクリ手前のギリギリのところ攻めてる感あって笑うわ
いや認でやってるのはわかってますけどね
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8 ななしのよっしん
2023/03/08(水) 00:25:55 ID: O9EQDKeJF0
最近追加されたWBC QUEENクイーンズガーデンも中々ぶっ飛んだ競馬場だなw
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9 ななしのよっしん
2023/04/29(土) 22:43:07 ID: n8rrLhqnqV
3でなんか1メダル10クレジット以上とかメダルバンク隔離とかやって全やりたい放題安価格になっているかと思った
4で電子メダルMESTA専用化してセガで制御するようになった

安価格が全に根付いているんでセガ制御のメダル貸出レートも結局1000円3000枚とかいう値になってたりするが
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10 ななしのよっしん
2023/09/10(日) 09:46:05 ID: Z1Fgjc0PxT
WBC LONGメジロマックイーンキタサンブラック決闘是非みてみたいですね。(両者似たもの同士なので、ライスシャワーサトノダイヤモンドがいれば直良)
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11 ななしのよっしん
2024/02/03(土) 06:28:17 ID: sd9nhBqQYf
初見時は杉本さんの「私のは、サイレンススズカです」に思わずやられた。
JCキセキ大逃げとかもちゃんと再現してくれてるのは嬉しい。
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