Studio Oneとは、Presonus Software社によって開発、販売されているDAWである。
概要
PreSonus SoftwareのCTO、Matthias Juwanが大学在籍時に開発を始めたソフトウェア「Kristal Audio Engine」がベースになっている。[1]
2009年にVer1がリリース。2022年に最新版のVer6がリリースされている。
製品ラインナップ(Ver3以降)
- Studio One Professional
- Studio One Artist
- Studio One Prime (無償版)
各バージョンの機能の違いについては → バージョン別機能比較
Professionalはアカデミック版も用意されている。
Ver3ではVer2.xで存在していたProducerが廃止、Studio One FreeはStudio One Primeに改称された。ArtistはVSTやAUなどの外部プラグインには対応していなかったが、Ver5からは外部プラグイン対応になった。
Melodyne
ProfessionalにはMelodyne essencialのライセンスが付属している。PreSonusとCelemony(Melodyneのメーカー)は”ARA”というVSTを拡張したプラグインインターフェースを開発しており、これによってMelodyneをStudio Oneのプラグインとして使用することが出来る。[3]
FAQ・TIPS
プラグインやRewireに対応しているエディションは?
Professionalを購入する。
Artist(Ver3)ではプラグインやRewireをサポートするアドオンを購入することでプラグインに対応させることができる。
プラグイン・Rewireの32bit↔64bitブリッジ機能はあるか?
Studio Oneには無いので、自分で対処する必要がある(実例を列記)。
ソフトを試したい
Professionalの機能を制限無しで30日間試用できる。利用にはPreSonusのユーザー・アカウントを作成し、プロダクトキーをリクエストする必要がある。実行ファイルそのものはPrime版と同じなので、試用が終わった後にStudioOneメニューからPrimeに切り替えて、Prime版を使い続けることもできる。 → よくある質問
購入方法
国内の代理店からパッケージを購入、もしくは本家PreSonusやMI7のサイトでオンラインで購入、という二通りの方法がある。後者の場合決済後プロダクトコードが送られてくるだけなのでソフトは全て自分でダウンロードする必要がある。
ソフトの日本語化対応
オンライン購入でも国内のパッケージ購入でもソフトのメニュー言語は日本語が選択できる。
日本語マニュアルの入手についてはMI7のサポートページを参照。
アップグレード
パッケージ版は用意されないようなので、PreSonusやMI7でダウンロード版を購入する(MI7では一部扱っていない商品がある)。
まれにセールが行われる。
その他注意
Windowsにおいて、Vista以降の環境でStudio Oneを使う場合、標準でWASAPI排他に対応(標準設定)しているためASIO4ALLは不要である。(よくわからないなら入れない、ぐらいの認識でいい)
関連動画
関連コミュニティ
関連リンク
- MI7 Japan - PreSonus Studio One - 次世代の64Bit DAW
- MI7公式Twitter
- PreSonus『Studio One 2』詳細レビュー : "Studio Killed the DAW Stars"ーDAW スターの悲劇 - Audiofanzine
- ICON » 製品開発ストーリー #9:PreSonus Studio One 3 〜 大幅な進化を遂げた新世代DAWソフトウェア 〜
- 新たなサウンド・ステージを提示したStudio One 3の「進化」と「実力」①
関連項目
脚注
- *圧倒的な音質で高い評価を獲得した64Bit DAW Studio Oneの開発者インタビューを公開!|MI7 Japan
- *https://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/support/
- *ARAを使用してPresonus Studio OneでMelodyneを使用する
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