Super Hexagon単語

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Super Hexagonとは、2012年8月末にiOSで発売され、その後PC/Androidでも発売されたサイケデリックミニマルイライラ棒死にゲーである。

このゲームはいわゆるイライラ棒系のゲームであり、プレイヤーは画面中央にある六角形の周囲を回る三角形の自機(▲)を操り、迫りくる障害物にぶつからないようひたすら避けつづけなければならない。上位ステージのアンロックの条件として60秒耐えることが一つの目標とされているが、障害物にぶつかるまでゲームを続けられるため、最終的には自身の限界に挑戦するゲームとなる。

レーンごとではなくなめらかに動く自機・時間が経つにつれて速くなる障害物・目まぐるしく変わる色彩の暴力・ぐるぐると回る画面等々、プレイヤーを惑わす要素が多く、初心者であれば20秒生き残ることすらままならない。後述するように6つのステージが選べるが、最も簡単とされるものですらHARDとされており、本作の難しさが伺える。

しかしただ難しいだけのゲームではなく、ゲームオーバーになっても即リトライできる手軽さ・Chipzel氏によるチップチューン等、トリップ状態になって「もう1回だけ…もう1回だけだから…」と言いたくなる電子ドラッグ的な中毒性の高さが本作の魅力であり、Steamでは2019年までに少なくとも100万本を販売し、1.5万件以上のレビューとそのうち97%が好評という「圧倒的好評」の評価を得ている。「VVVVVV」に引き続き、ミニマルかつ中毒性の高いゲームを得意とするTerry Cavanagh氏らしいゲームといえよう。

ちなみにSuper Hexagonは2012年初頭のゲームジャムに12時間で作られたFlashゲーム「Hexagon」が元となっている。また実装が簡単なためか「Open Hexagon」と呼ばれる様々なバリエーションを含むオープンソースのクローン版がある他、Nuclear ThroneのMODでSuper Hexagonを再現した「Nuclear Hexagon」なんてものもある。何故作った

初期から選べるステージはHEXAGON・HEXAGONER・HEXAGONESTの3つだけであるが、それぞれ60秒以上耐えることで上級ステージ(HYPERが先頭についたもの)に移行し、ステージとしてアンロックされる。

もっとも簡単とされるステージ。障害物・自機の速度は遅めだが、時々六角形からフィールドが五角形・四角形に変わることがあり惑わされやすい。この変形はHEXAGON系のみであるため、次のHEXAGONERの方が先にクリアできるという人も。

二番目に簡単とされるステージ。HEXAGONのようなフィールドの変形は無いが、障害物の構造がやや複雑化しており、左右を素早く切り返しが必要なものも。

初期から選べる中では最も難しいステージ。障害物・自機の速度が速く、障害物の構造もより複雑化しているため、回避パターンを指に覚え込ませる必要がある。

下級のステージを60秒間耐えきった時に出現する上級ステージ。それぞれのステージの特性を引き継ぎつつもより難しくなっている。HYPER HEXAGONESTを60秒間耐えきると…

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