リミッター解放、レベル10!
メイン・バスブースター・コントロール、オールクリアー!
無限の力、今ここに解き放ち、次元の彼方へ突き進め!
GO、アクセルシンクロ!カモン、TG ブレード・ガンナー!
TG ブレード・ガンナーとは、アニメ「遊☆戯☆王ファイブディーズ」に登場するカードである。
概要
シンクロ・効果モンスター
星10/地属性/機械族/ATK 3300/DEF 2200
シンクロチューナー+チューナー以外のシンクロモンスター1体以上
このシンクロ召喚は相手ターンでも行う事ができる。
手札からカード1枚を墓地へ送る事で、
相手の魔法・罠カードによるこのカードへの効果を無効にする。
相手ターンに1度、このカードはゲームから除外する事ができる。
この効果で除外したこのカードは、
相手ターンのエンドフェイズ時に自分フィールド上に戻ってくる。
このカードが戦闘によって破壊された時、このカードのシンクロ召喚に使用した素材1組が
自分の墓地に揃っている場合、それらを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
初登場はVS遊星戦。
遊星が「Sp-シンクロ・デフューズ」で「TG パワー・グラディエイター WAX-1000」のコントロールを得ようとしたところに、パワー・グラディエイターと「TG ワンダー・マジシャン SCX-1000」をシンクロ素材としてアクセルシンクロ。
その後遊星の「ドリル・ウォリアー」へ攻撃、防御のために発動された「ウェーブ・フォース」も無効化して、攻撃を決めて破壊したが、直後に「奇跡の残照」を発動されて復活させられた。
最終的に、攻撃力が上昇した「ドリル・ウォリアー」の攻撃を受けた際に、自らの効果で除外された。
バトルロイヤルモードで遊星がゴースト(ディアブロ)軍団を相手していたところに割り込んだ際にも使用。
「バスター・ショットマン」を装備して「A・ボム」を一掃した。
アーククレイドル内での、遊星とのデュエルでも登場。
「TG ハイパー・ライブラリアン SCX-1100」とTG ワンダー・マジシャンをシンクロ素材としてアクセルシンクロ。遊星の「ジャンク・バーサーカー」を攻撃して破壊した。その後、「TG レシプロ・ドラゴン・フライ」の効果によって、デルタアクセルシンクロのためにエクストラデッキへ戻された。
攻撃名は「シュート・ブレード」、「バスター・ショットマン」を装備した際の攻撃名は「バスター・ショット」。
3つ目の、被戦闘破壊時に素材を復活させる効果は、1度も使用されることがなかった。素材を展開したアーククレイドルでのVS遊星戦も、「TG レシプロ・ドラゴン・フライ」の効果によるものである。
元々の謎のD・ホイーラー(=ブルーノ=アンチノミー)の目的は、遊星をクリアマインド、さらにはトップクリアマインド(よりさらに上)の境地へと導くところにあったようで、このカードもある意味では遊星の超えるべき壁というような存在である。
アニメ版のカード名では、後ろに小さく「MAXX-10000」と書かれている。これは、公式サイト「デュエルワンポイントレッスン」で、コードナンバーのようなものと説明されている。読み上げる際に発音はされない。
タッグフォース5版
OCGに先んじて、ゲーム「タッグフォース5」でオリジナルカードとして登場。
シンクロ・ 効果モンスター
星10/地属性/機械族/ATK 3300/DEF 2200
シンクロモンスターのチューナー+チューナー以外のシンクロモンスター1体以上
手札を1枚墓地へ送る事で、このカードを対象とする
相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外する事ができる。
エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在する「TG」と名のついたチューナー1体を選択して特殊召喚する事ができる。
アニメ版と比べて、対象を取る魔法・罠にしか耐性がなくなった。除外効果も相手の攻撃宣言時のみとなり、素材復活効果の範囲もせばめられ、全体的に弱体化している。
タッグフォース5における口上は、「限界の先に見いだす光、未来への可能性を開け!GO、アクセルシンクロ!カモン、TG ブレード・ガンナー!」。
OCG版
「EXTREME VICTORY」(2011年2月11日発売)でOCGに登場。
シンクロ・効果モンスター
※「QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE」収録のカード(QCCP-JP043)による
星10/地属性/機械族/攻3300/守2200
Sモンスターのチューナー1体+チューナー以外のSモンスター1体以上
(1):フィールドのこのカードを対象とする魔法・罠カードを相手が発動した時、
手札を1枚墓地へ送って発動できる。
その効果を無効にする。
(2):相手ターンに1度、自分の墓地から「TG」モンスター1体を除外して発動できる。
表側表示のこのカードを除外する。
(3):このカードの(2)の効果で除外された場合、次のスタンバイフェイズに発動する。
除外状態のこのカードを特殊召喚する。
対象を取る効果しか防げないのはTF5と同様だが、無効化するだけで破壊しないという点が異なる。これは、永続罠などを再利用されるというデメリットでもあり、「スターダスト・ドラゴン」などに邪魔されないメリットでもある。また、除外効果は相手ターンならいつでも使えるようになった代わりに、コストを要求するようになった。また、帰還のタイミングは次のスタンバイフェイズへと改められた。素材復活効果は完全に削除された。
素材の縛りが厳しいため、シンクロチューナーを搭載した専用のデッキでなければほぼ出せないだろう。
効果にTGが必要なので、「TG ワンダー・マジシャン」+レベル5シンクロモンスターの組み合わせがいい。あるいは「フォーミュラ・シンクロン」or「焔紫竜ピュラリス」+レベル8シンクロモンスターという手もある。こちらの場合はレベル8を「スターダスト・ドラゴン」にすれば「シューティング・スター・ドラゴン」も出せる。
一応、「ライフ・ストリーム・ドラゴン」+「TG レシプロ・ドラゴン・フライ」という手もなくはない。
効果解説
1つ目の効果で対象を取る魔法・罠を防げる。
耐性としては強力だが、対象を取らない効果やモンスター効果は防げない点には注意。また、手札コストを要求するため、そう何度も使える効果ではない。特にこのカードを出すために手札を消費してしまったあとは気をつけたい。「TG ハイパー・ライブラリアン」で手札を補充できるといいだろう。
2つ目の効果は除外によって自身を守る効果。
相手の対象を取らない効果や攻撃に対してはこのカードの効果で守ることが出来る。墓地のコストが必要なため、【TG】で使いたい。また、除外した「TG」は「TG グレイヴ・ブラスター」によって帰還させることが出来るため、「TG マイティ・ストライカー」を除外対象にすることで相手ターンでのレベル12のS召喚にまで繋げられる。
「相手ターンに1度」しか使えないので、この除外効果に合わせて除去カードを使われると対処できない。
ただ、そのカードが対象を取る魔法・罠であれば、1つ目の効果で守れるので、簡単には突破されない。
また、フィールドをがら空きにしてしまうと相手にとっても直接攻撃のチャンスであるので、しっかり防ぎたい。
2つの効果から強力な耐性を持つカードではあるが、それらがカバーできない、自分のターンの対象を取らない除去が弱点となる。このカードが除外効果から帰還するところを狙った「奈落の落とし穴」や「激流葬」などには警戒したい。
イラスト
OCGでは大幅にイラストが変更されている。アニメ版イラストでは棒立ちに近い形だったが、OCGイラストではポーズを取っている。また、背景にシンクロ召喚の際の演出として表示される輪が描かれている。
その他の作品において
タッグフォース6では、このカードのムービーを見てもフォトギャラリーに登録されないバグがある。一応、登録されるはずのスペースだけはあるのだが、みてもそこが埋まらない。
関連動画
関連項目
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