一般的な悪魔については「悪魔」を参照 |
The Devil(デビル)とは、ゲーム『Cuphead』に登場するボスキャラクターである。
概要
インクウェル ヘルに存在する「デビルのカジノ」のオーナーであり、今作のラスボス。カジノで連勝を重ねていたCupheadたちに、カジノの全てのお金と自らのタマシイを賭けたゲームを提案する。Cupheadたちは敗北し、命乞いをしたところ、デビルは債務者のタマシイを全て回収すれば見逃してやると提案する。インクウェル島3に進む際、キングダイスとデビルの会話を垣間見ることができ、成果を上げているCupheadたちに感心するとともに、悪巧みをすれば受けて立つと話している。
インクウェル ヘルでは、キングダイスを倒した後に会うことができる。この際、全てのタマシイの契約書を集めてきたCupheadたちを褒め称え、私の仲間にならないかと誘ってくる。ここで「はい」を選択すると兄弟は悪堕ちしてバッドエンドを迎え、「いいえ」を選択すればデビルとの戦いが始まる。
ステージ名は「One Hell Of A Time(ワン・ヘル・オブ・ア・タイム)」。a hell of a timeで素晴らしい、とんでもない出来事を表す。
デビルのキャラデザは、ディズニーの短編アニメーション「地獄の悪魔退治(Hell's Bells)」、そして「ベティの鬼退治」に登場する悪魔がモデル。三叉の槍や、攻撃手段として使われるヤギ、クモ、蛇(ドラゴン)は全て悪魔を連想させるもの。初期のトレイラーではコウモリのような姿だった。「はい」か「いいえ」で結末が変わるゲームは、初代ドラゴンクエストや魂斗羅ザ・ハードコアなどが有名。中央の玉座に座って戦うのは、大魔界村のラスボス、ルシファーのパロディ。
ちなみに、第1形態で流れる楽曲「Admission To Perdition」には、これまで対戦してきたボスたちのテーマの一部が含まれている。
攻略
第1形態
デビルは中央の玉座に座り、Cupheadを見下ろす形でバトルが進行する。玉座の奥からは、定期的に手下(と思われる)の悪魔が出てくるので、デビルの攻撃だけに気を取られているとダメージを受けてしまう。
デビルは三叉の槍を持っており、これを回すことで以下の3種類の攻撃を仕掛けてくる。
- 画面内を跳ね回る4つの水晶玉を出す攻撃(ピンク色のものはパリィ可能)。
- ピンク色の炎(パリィ可能)を中心に、4つの炎が回転しながら左右を移動する攻撃。
- 6つの炎(ピンク色のものはパリィ可能)を出現させ、プレイヤーを狙って1つずつ発射する攻撃。
- ヤギ:両腕を伸ばし、画面両端からプレイヤーを挟み込もうとする。ジャンプ+空中ダッシュで避けるか、必殺技のムテキを活用すると良い。
- クモ:頭を体から切り離し、上から襲いかかる攻撃を数回繰り返す。
- ヘビ(ドラゴン):首を伸ばして左右どちらかから襲ってくる。隙間に入るか、画面端に移動することで回避できる。最後に首を引っ込めるので、しゃがんでおこう。
第2形態に移動する際、デビルは自らの皮を剥ぎ、中央部に空いた小さな穴から脱出する。「GO」と表示されると同時に、左右から炎が迫ってくるので、すぐに飛び込もう。
第2形態
始めは5つの浮かんだ足場で戦う。それぞれの足場には時折燃えるチップが落ちてくるため、移動しながら戦う必要がある。目が一つ目になった場合、青く燃えた斧が出現し、渦を描くような軌道で攻撃してくる。顔を横にした場合、耳から爆弾型のコウモリを出してくる。コウモリはしばらくする爆発するので、出てきたらさっさとパリィしよう。
デビルが苦しそうな顔を見せると、足場が3つになり、攻撃方法が変化。骸骨を吐き出す紫色の悪魔を左右に設置したり、回転して攻撃する青い悪魔を呼び出す。いずれも倒せるので落ち着いて対処していこう。
さらにダメージを与えると、デビルは泣き出し、足場は中央の1つのみになる。あとはひたすらデビルにダメージを与えれば良いが、落ちてくるチップと、デビルの流す涙(パリィ可能)にだけは注意しよう。
勝利時の台詞
第1形態
第2形態
Anyone who opposes me will be destroyed!
俺様の邪魔をするものは破壊あるのみだ!
実はこの台詞、ストリートファイターIIのベガの勝利時の台詞だったりする。
関連リンク
関連項目
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