THE IDOLM@STER MILLION LIVE!
4thLIVE
TH@NK YOU for SMILE!!
日程
2017年3月10日(金)・11日(土)・12日(日)
会場
日本武道館
出演者
●Machico (伊吹翼役)● |
●田所あずさ (最上静香役)● |
●山崎はるか (春日未来役)● |
サプライズ出演
●山崎はるか (春日未来役)● |
●麻倉もも (箱崎星梨花役)● |
●田所あずさ (最上静香役)● |
概要
2017年3月10日(金)・11日(土)・12日(日)に日本武道館にて開催された「アイドルマスター ミリオンライブ!」のライブイベント。
- 各日1公演、計3公演。
- 全公演とも、ミリオンライブのライブとしては最多となる全国55ヶ所の映画館にてライブビューイングが実施された。
- 出演者らは3公演に分かれて1公演ずつ出演すると公表されていた。
- 2016年4月17日の3rdライブツアー「BELIEVE MY DRE@M!!」千秋楽にて開催が発表され、同年8月20日のニコニコ生放送にて詳細な情報が公開された。
- 会場となる日本武道館は、ミリオンライブの初代主題歌「Thank you!」の歌詞に『手作りのぶどーかん』とあることもあり、初期の頃より特別視されていた会場である。
各日程詳細
DAY1 Sunshine Theater
出演者
キャンサーリブラサプライズ From TA01 |
レオカプリコーンサプライズ From 乙女ストーム! |
セットリスト
DAY2 BlueMoon Theater
出演者
サジタリアスウィルゴサプライズ From TA03 |
ピスケスアクアリウスサプライズ From クレシェンドブルー |
セットリスト
|
DAY3 Starlight Theater
出演者
スコーピオタウラスサプライズ From TA02サプライズ From ゲッサン ミリオンライブ! |
アリエスジェミニサプライズ From 灼熱少女 |
サプライズ From ミリオンスターズ |
|
セットリスト
主な出来事
- 【全日程】虹色の看板
- 「Thank You!」の歌詞にも登場する虹色の看板が、武道館の西口、風格ある「武道館」の看板の下に掲げられた。出演者からの意気込みや想いがイメージカラーの花をモチーフにしたメッセージボードに書き込まれている。
36輪の花々と書き込まれていない空白の薄緑の花が一輪。しかし… - 【全日程】ステージ上でバトンタッチ!
- 今回のソロ曲パートでは曲と曲の間に暗転を挟まず、前の曲の終わり際に次のメンバーが登場し、ソロ曲のラストと冒頭を一緒にパフォーマンスするミニコラボが行われた。
- 【全日程】サプライズに次ぐサプライズ……!
- 近年のアイドルマスターの大型イベントはサプライズゲストを多用する傾向にあるが、本イベントは特にそれが顕著。名目上は「サプライズゲスト」であるものの、「ミリオンスターズ総出演の超長時間ライブを3公演に分けた」と考えた方がしっくりくるという意見もある。
- 【DAY1】サプライズその1「リリィ・ナイトと天空の騎士団」
- 村人Aは仲間をよんだ▼
勇者が現れた▼
魔王が現れた▼
妖精が現れた▼
四天王(一人)が現れた▼
この日は村人A役の中村温姫しか出演を予定していないはずが、まさかの「創造は始まりの風を連れて」のオリジナルフルメンバーによるサプライズが実現。この曲が歌われること自体はともかく、「5人中1人(しかも主役格ではない)しかいないけど、あと4人足してフルメンバーにしよう」などと、誰が予想できただろうか。 - 【DAY1】サプライズその2「乙女ストーム!」
- サプライズその1で5人中3人まで揃った「乙女ストーム!」だが、そこにさらに2人(山崎はるか・阿部里果)を足し、昨年の3rd幕張以来のフルメンバーを揃えて「Growing Storm!」を披露するという暴挙(?)に出る。
- 【DAY2】サプライズその3「魅裏怨」
- DAY1を踏まえ、既に可能性の一つとして考えていたプロデューサーも多いだろう。その予想と期待に応え、本公演でも「THE@TER ACTIVITIES 03」のメンバーが勢揃いし、「赤い世界が消える頃」を披露した。
- 【DAY2】サプライズその4「クレシェンドブルー」
- DAY1からの節操ないと言えるほどのサプライズゲストの投入は、もはやこのためと言って過言ではないかもしれない。この公演のリーダーは田所あずさ。平山笑美もいる。前日の展開を踏まえれば、「クレシェンドブルー」のメンバーが揃うことは必然であり、「Flooding」が歌われるのも当然の流れである。
- 【DAY3】サプライズその5「果てしなく仁義ない戦い 魅梨音闘争篇」
- DAY1・DAY2の流れから、この日も当然のごとく愛美・田村奈央・浜崎奈々が追加出演し、「THE@TER ACTIVITIES 02」のメンバーが揃った。歌う曲はもちろん「俠気乱舞」。
- 【DAY3】サプライズその6「灼熱少女」ブレイズアップ!
- 元々出演を予定していた3人に加え、藤井ゆきよが登場して「ジレるハートに火をつけて」が披露された。「灼熱少女」は本来5人ではあるが、概要の項に記述した通りもう1人のメンバーである田中琴葉役の種田梨沙は休業中であり、5人が揃うことは叶わなかった。しかし、間奏中の各メンバーの台詞や空白のセンターを照らすスポットライト、メンバーで揃えたアクセサリーなど、そこにいるべき存在を意識した演出となっていた。特に藤井は終演前の挨拶にて、この曲を今回歌うにあたっての心情を吐露している。
- 【DAY3】サプライズその7「君との明日を願うから」
- 千秋楽もいよいよ大詰め、スポットライトの照らす先には山崎はるか。そして彼女の声に応えて登場したのは田所あずさとMachico。この3人で歌われた曲はもちろん、ゲッサン版コミカライズでクライマックスを飾った「君との明日を願うから」である。
- 【DAY3】サプライズその8「私たちが、ミリオンスターズです!」
- アンコールを含めて最後の曲「Thank you!」。山崎はるかの『みんな』を呼ぶとの言葉通り、続々とステージ上に登場し、この3日間の出演者36人がこの場に揃った。
そしてもう1人、田中琴葉も直前に情報が公開された「シアターデイズ」のCG映像としてスクリーン上に登場。ここにミリオンスターズ37人が揃った。
声優が出演者として登壇しないステージでCG映像をスクリーン演出に用いるギミックは、シンデレラガールズが「スターライトステージ」のモデルを用いて行っているが、まさかほんの数分前に情報解禁された後述の「シアターデイズ」のモデルを演出に活用してくるとは、狂騒状態のプロヂューサーの理解がすぐに追いつくわけもなかった。 - 【全日程】3日間全通
- DAY2終了時点では、麻倉もものみが3日間全通という輝かしい功績を残すと思われたが、DAY3が終わってみれば、ミリオンスターズ全員が出演したことで、最終的な全通出演者は麻倉もも、阿部里果、伊藤美来、大関英里、木戸衣吹、小岩井ことりの6名となった
- 【DAY1】大型コラボ「P@cific League」
- 初日の本編終了後、高木社長の声によりスクリーンに映し出されたのは「THE IDOLM@STERシリーズ 大型コラボ決定!」の文字。
そして、ミリオンライブを含めたアイマス4タイトルのロゴに続いて現れたのはなんと、日本プロ野球「パシフィック・リーグ」に所属する6球団の球団ロゴ!
まさかまさかの「パ・リーグ」とのコラボである。それなんてホムラジ案件?
後日、イベントの開催やコラボグッズの販売がされた。 - 【DAY1】累計出荷枚数、ミリオン突破!
- アイドルマスター ミリオンライブ!の関連CD・映像商品の累計出荷枚数がミリオンを突破したことが発表された。それを記念して、ミリオン出荷突破記念フリーイベント
「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! EXTRA LIVE MEG@TON VOICE!」の開催が決定した。
イベントの詳細は「MEG@TON VOICE!」記事参照。 - 【DAY2】フローズン・ワールド
- 藤井ゆきよのソロ曲はフローズン・ワード。4年に及ぶ万感の想いを爆発させて歌った彼女だったが、その後のMCでとある不満をプロデューサーにぶつけた。今回のライブの台本には何故か「フローズン・ワールド」と書かれていたのだ。「私の曲は『フローズン・ワード』だ、わかったか!」と不満を爆発させた藤井の視線の先には、PAブースのど真ん中でコメツキバッタと化していた構成演出のJUNGO氏の姿が。
なお、藤井の後にMCを担当した戸田めぐみは「私も大好きなんですよ、フローズン・ワールド!」と口走ってしまい、藤井にほっぺをつねられてしまうのだった。 - 【DAY2】ライブハウス武道館へようこそ!
- ロックなアイドル・ジュリアを演じる愛美の自己紹介にて、ロックボーカリスト氷室京介の伝説的な名言「ライブハウス武道館へようこそ!」が披露された。実は初日の冒頭で高木社長がやらかしかけたが、小鳥に慌てて止められていたりする。
- 【DAY2】からの武道館サマーフェスへ
- 前日に引き続き、「THE@TER ACTIVITIES 03」勢ぞろいのサプライズで興奮冷めやらぬ中登場したのは戸田めぐみと藤井ゆきよ。二人の手にはそれぞれ一本のタオルが。ライブ未披露曲「Beat the World!!」のイントロが流れると、二人の音頭で武道館中にタオルが踊る。「YOU往MY進!」「JOKER➚オールマイティ」に続くタオル曲となった。
- 六年前のこの日、声優としての第一歩を踏み出した戸田にとって憧れの真との楽曲を歌えた事に感極まり、涙ながらに「次はこの曲を(真役の)平田宏美と歌いたい」と宣言した。
- 【DAY2】つなげようミルキーウェイ
- 公演も佳境に差し掛かった時に披露されたのは「星屑のシンフォニア」。二日目にはこの曲を歌うユニット「ミルキーウェイ」の内、4人がサプライズ無しで集結する唯一の例であった。しかし…。
- 斉 藤「星みたいな輝きで」
- 小岩井「いつも私たちを照らしてくれる」
- 野 村「美しい空を彩って」
- 駒 形「希望を明日に届けるために」
- 全 員「つなげようミルキーウェイ」
- 4人の心の中には確かに五本の星の軌跡が連なっていた。でも、その5人目はひっそりと彼女たちの事を照らしてくれていたようであった。
- 【DAY3】全曲披露達成、そして新たな第一歩
- 今まで大規模ライブで披露されたことの無かった曲が多く初披露され、怒涛の初披露ラッシュとなった今回のライブ。DAY3の「君との明日を願うから」の初披露をもって、ミリオンスターズ37名がこれまで発表した全曲のライブでの歌唱が達成された。この日のアンコール前の締めくくりには初公開の新曲「Brand New Theater!」が披露され、また新たな一歩が武道館の地に刻まれた。
- 【DAY3】新作ゲーム「シアターデイズ」発表、そしてアニメPV公開
- 3日目の本編が終了した後、高木社長からアイマス総合P・坂上陽三の登壇が発表された。
一面UOの海となった武道館に現れたガミPは、押し寄せる期待に応えるかのように、2つのPVを披露する。
ひとつは、2017年配信予定(後に2017年6月29日サービス開始)のスマートフォン向けゲームアプリ「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」のライブシーン。同時に先ほど披露された「Brand New Theater!」が本作のテーマ曲として制作されたことも発表された。
もう一つは、「スタッフがちょっと気合入れすぎて長くなった」とガミPが語った、PVと言うよりもはや短編アニメと言っていいレベルの、約10分間のアニメPVである。
アニメPVでは「アイドルヒーローズ ライジング」という劇中劇もあり、そこでさらっと新曲「インヴィンシブル・ジャスティス」を披露する。さっき「ライブで全曲披露できた!」って言ってたのに、もう未披露の曲が出来ちゃったよ!
なお、新作ゲームPVはアイマスの公式サイトで、アニメPVはミリオンライブのゲーム内で見ることができるので、詳しくはそちらで確認して欲しい。なお、アニメPVは2020年9月現在、GREE版のサービス終了に伴い、公式上での視聴が出来なくなっている。 - この発表パートは、後に発売されたライブBlu-rayではカットされており、その時の興奮は現地とライブビューイングに行った者だけにしか記憶されなかったが、3年半経った2020年9月3日にオンラインで開催された「CEDEC2020」のミリシタパートにて、ミリオンのライブの興奮を伝えるための体感映像として、坂上が登壇しミリシタの発表が行われた部分が公開された。この映像はスタッフが撮影した資料映像として残っており、その興奮が映像越しでも伝わるものとなった。なお、この配信はアーカイブ化されておらず、生配信で見た者だけにしか見られない物となった。
- 【DAY3】虹色の看板、完成
- ミリオンスターズ37人の「Thank You!」により武道館が感動と興奮の坩堝と化していた頃、外に掲げられていた虹色の看板に変化が。唯一の空白のボードにメッセージが書き込まれ、薄緑色の大輪の花を咲かせていた。
「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVEにご来場下さり、ありがとうございます!
沢山のありがとうを、皆さまに。 田中琴葉役 種田梨沙」 - 【全日程】もちょ
- 【Day1】(o・∇・o)<妖精だよ~
- 【Day2】(o・∇・o)<蒼に染まるよ~
- 【Day3】(o・∇・o)<Yo!Yo!
- もちょだった。
3日間全通してるけど3日とももちょだった。
衣装
今回はミリオンライブのライブイベントとしては初めて、公演中に衣装替えを行っている。シンデレラ、765、SideMに続く形の衣装替えとなった。
前半はLIVE THE@TER FORWARDシリーズのジャケットイラストを模した、公演ごとにデザインが大きく異なる衣装。衣装名はそれぞれ「サンシャイン・リズム」、「ブルームーン・ハーモニー」、「スターライト・メロディ」とユニット名と同じ。同公演であっても、一人一人細部のデザインが異なっている。
DAY1・DAY3の衣装は従来通りリストバンドにイメージカラーが組み込まれているが、DAY2の衣装はチョーカーがその役割を担っている。
後半は全公演共通で、ロイヤルブルーをベースに初めて赤・青・黄色の三色が揃った集大成と言えるデザインになっている。衣装名は「ロイヤル・スターレット」。
会場で流された4周年記念PVでもこちらの衣装を着たアイドル達が見られる。記念PVでは765PRO ALLSTARSもこの衣装を着ている。
ライブの出演者37名については、今回もゲーム内イベントの報酬としてこの衣装を着たアイドルのカードが登場している。
翌月開催された「First Time in TAIWAN」でも、それに出演した765PRO ALLSTARSのメンバーも含めてロイヤル・スターレットが使用された。
4thライブで使用された全衣装は、後にミリシタに実装された。詳しくは「ロイヤル・スターレット」の単語記事やミリシタの記事の衣装項目を参照。
特別映像「プロデューサークレジット」
2ndからの恒例、ゲーム内先行に落選した応募したプロデューサーたちの名前が載ったアイドルのパネル(墓標)が追悼映像となった。各日の参加アイドルごとに分けられており開演前に会場のスクリーンおよび公式チャンネルで公開された。ライブ限定CDのLTSC04に収録されている各アイドルのソロをBGMにエンドロールのように名前が流れている。
この映像は、後に公式YouTubeにて公開された他、ライブBlu-rayの完全生産限定版「COMPLETE THE@TER」の特典ディスクに収録されている。
関連動画
関連項目
- 3
- 0pt