TINAMIとは、TINAMI株式会社によって運営されているイラスト投稿コミュニティサイトである。
概要
当初はイラスト系の登録型検索エンジンとして開始した老舗のサイトの一つ。後に現在のような作品投稿SNSとしてリニューアルした。
他の投稿サイトの違いは、作家同士の横のつながりを重視した機能となっていることである。
2011年7月以降、pixivからとみられる大量の難民が押し寄せている模様。ソース
経緯の詳細は→pixiv問題
特徴
- イラスト、マンガ、モデル(立体造形物)、小説、コスプレ写真を投稿可能
- 被お気に入りは人数のみ表示、誰が登録しているかはわからない(→誰がお気に入りにしているのかわからないようにしている理由 - Togetter)
- アドバイスラウンジ:投稿作についてアドバイスを求められる掲示板
- R-18相当の作品投稿は現状不可(将来に対応することを検討しているが慎重な様子。参考→TINAMI昔話~18禁などゾーニングの話もふくめて~ - Togetter)
- 「トレースはNG、模写はOK」というガイドラインになっている(→TINAMI - 作品投稿ガイドライン(補足事項))
- ユーザープロフィールとクリエイタープロフィールが分かれており、名前を別にできる(前者は作品へのコメント等に、後者は作品投稿等に使われる)
歴史
1996年:検索エンジンとしてスタート
1996年7月、アニメ・マンガ系作家(プロ・アマ問わず)のリンク集としてスタート。登録サイトの情報を巡回BOT「ちえり」で収集し、更新情報リストを作成する「ちえりリスト」機能を提供していた。
2007年:β版
2007年4月23日、β版アップデート。ユーザー参加型コンテンツの試験運用を開始した。ブックマーク機能、クリエイターからファンへ配信できるニュースレター機能などを提供。
2008年:γ版、作品投稿サイトへ
2008年5月1日、γ版アップデート(β版からの変更点)。システムを作り直し、作品投稿システムを核として大幅リニューアルした。pixivと比較して圧倒的にユーザー数が少ない時期が長く続いたこともあり、二次創作よりオリジナルが強いなど、独自の雰囲気が形成されていった。
2009年:δ版
2009年7月14日、δ版アップデート(δ(デルタ)版アップデート概略)。投稿作品を非登録ユーザーへも公開できるようになったほか、ポイントシステム、コレクション機能、ラウンジ機能など追加、サイトデザインも一新。
2011年:ε版、pixiv問題によるユーザ数急増
2011年7月27日、ε版アップデート(δ版→ε版の変更点)。UIデザインのリニューアルなど。奇しくも直前の7月25日、pixiv問題により新規登録ユーザ数が急増という事態となり、サーバ増強等の対応に追われながらもリニューアル敢行された(当時の奮闘の様子(Togetterより))。
関連動画
関連項目
外部リンク
- TINAMI - Navigator of Manga Artists -
- Twitter @TINAMI
- twitcmap - コミケ情報をみんなで共有!
- 立体写真(3D画像)共有サイト / pupie 3D
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