VL70-mとは、ヤマハの物理モデル音源モジュールの型番、商品名である。
概要
管楽器の物理特性をシミュレートしリアルに再現することを目的としたハーフラックサイズの音源モジュール。
その特徴と用途を考慮し、同社のウィンドコントローラーWXシリーズ用の専用入力端子およびブレスコントローラ用端子を標準で装備している他、ブレスセンサーおよびリップセンサーのモニタ機能を内蔵している。
一般的なPCM音源とは異なり演奏に応じ複雑に変化する音色を生み出すことが可能な反面、適切なパラメータを伴わない発音では奏法まで含め記録されているPCM音源の発音に劣る、構造上同時発音数を増やすことが困難等の理由により、ステージ音源等での利用にとどまり普及はしなかった。
音源特性上、ブレス等での繊細な制御が可能なヤマハWXシリーズやAKAI professional EWIシリーズ等のウィンドコントローラとセットで利用されることが多い。
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関連項目・外部リンク
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