VDRAWとは、おぐら氏が開発した、バーチャルアバターを利用した作業配信支援ソフトである。
現在のバージョンはVer1.2である。(2018/9/8現在)
概要
2018年7月中盤に、おぐら氏によってBOOTHにて販売を開始した。
いわゆる「バーチャルYouTuber」のように、3DCG(VRMモデル)によるアバターを使用したソフトである。
使用するとバーチャルキャラクターのアバターおよび使用者のPCのモニター画面のミラーリングが配信画面に表示される。
そして、マウスやペンタブレット、キーボードによる入力を読み取って、「アバターが画面をタッチペンで触っている」「アバターがキーボードを打っている」という映像を出力する。
これにより、例えばアバターの姿を使用した「お絵描きメイキング」のライブ動画配信などを行うことができる。光景としては「ボブの絵画教室」みたいな感じ。ね、簡単でしょう?
もちろん、お絵描き以外でも楽曲制作やウェブサイト制作、プログラミング、動画の制作、ニコニコ大百科の編集など様々な作業を配信することができるだろう。
マウスやキーボードの入力信号しか必要としていないので、バーチャルキャストと違い、VR機器が無くてもアバターを使用した配信が可能である。
無償で利用できるトライアル版と全機能が使える有償版がある。(有償版¥500)
機能一覧
動作スペック
OS | Windows 7以上 |
それ以外の詳細な必要スペックはまだ未検証なようだが、少なくとも「Surface Pro2(第4世代Core i5, RAM8GB)」での動作は確認しているとのことで、それ以上のスペックのWindows PCあるいはWindowsタブレットであれば使用可能なようだ。
その他、キーボードとマウスが必要。また機能の性質上、モニター2枚以上での使用を推奨している。モニター1枚でも使用は可能だが、配信などの際の運用がやや難しくなるとのこと。なお、「Windowsの仮想デスクトップ機能を使えばモニター1枚でも録画ができた」とする使用者からの体験談もある[1]。
関連動画
関連リンク
関連項目
脚注
- *akiakishitaiさんのツイート: "#VDRAW 使いたいけどモニタ一つしか無いって人も、Windowsの仮想デスクトップ機能を使えば録画・放送はできそうです デスクトップ2でVDRAWを動かしOBSで録画開始、 その後デスクトップ1に変更したところ、ちゃんとデスクトップ1を映したVDRAWが録画できてました"
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