「まだ誰か残っているか?」
「死体だけです」
「もう一度コマンドー部隊を編成したい。君さえ戻ってくれれば」
「今日が最後です」
「もう会うことはないでしょう」
We Fight for Loveとは、I will 撤収である。
またの名を「撤収のテーマ」「将軍の失恋のテーマ」。
「まだ何か残っているか?」「概要だけです」
イギリスのロックバンド・The Power Stationの1985年の楽曲。映画『コマンドー』主題歌。
なお、このときThe Power Stationの結成時のボーカルだったロバート・パーマーは既に脱退していたため、この曲は代役で全米ツアーに参加したマイケル・デ・バレスが歌っている。
バンドがつけたタイトルは"Someday, Somehow, Someone's Gotta Pay"だったが、映画では"We Fight for Love"のタイトルで使用された。
また、『コマンドー』のポスターには"Somewhere, somehow, someone's going to pay"という、この曲の原題に近いキャッチコピーが記されている。
そして実際の歌詞では原題ではなくキャッチコピーの方の"Somewhere... somehow... someone"というフレーズが繰り返し流れる。つまり……どういうことだってばよ?
いずれにせよ、意味はだいたい「いつか、どこかで、誰かがつけを払うことになる」といったところか。
The Power Stationは活動期間ほぼ1年で解散し、発表したアルバムも1985年の"The Power Station"1枚のみだったため、アルバム発売後に映画のために書き下ろされたこの曲は音源化されていなかった。バンドは1995年に再結成したが、そちらも1997年に活動終了。そのときに出たアルバム"Living In Fear"(1996)にも収録されなかった。
しかし2005年、20周年を記念して発売された"The Power Station"のデジタル・リマスター・アルバムにて、原題の"Someday, Somehow, Someone's Gotta Pay"のタイトルでボーナストラックとして収録され初CD音源化。
また、2011年に発売された『コマンドー』のサウンドトラック(La La Land盤、ジャケットの下部に緑の文字でタイトルが書いてある方)にも原題で収録されている。
2003年にVareseから出たサウンドトラック(ジャケットの左側に、緑のラインに黄色の字でタイトルが書かれている方)には収録されていないので注意。
なお「I will 撤収」の部分の正しい歌詞は「I will protect you」である。また「I am a mountain」の部分は空耳でもなんでもなくそのまま「I am a mountain」が正しい歌詞である。
「もう一度関連動画を貼りたい。君さえ戻ってくれれば」
「関連商品が最後です」
「また会おうメイトリックス」「もう関連項目はないでしょう」
I will 撤収
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