Z-ONEとは、
- アニメ「遊☆戯☆王ファイブディーズ」の登場人物。読みは「ゾーン」。→「ゾーン(遊戯王5D's)」を参照。
- 同じく遊戯王5D'sに登場するカード。読みは「ゼット・ワン」。本項で記述。
- 全秦グループのパチンコチェーン店、「Z-One」。
- ガールズバンド「ZONE」(現在は解散)の元メンバーのうち3人が行ったライブ「Z-ONE東北地方太平洋沖地震復興支援LIVE」。このZ-ONEの読みは「ゼットマイナスワン」。→「ZONE」を参照。
- 原田則彦のデザインしたスポーツカー、「ペラーナ『Z-one』」。読みは「ジーワン」。
その他、「ゾーン」の記事も参照。
概要
アニメ5D'sでシェリー・ルブランが両親の形見として大切に所持するカード。魔法カードであるが、テキスト欄には何も書かれていない。
治安維持局の地下でDUEL TERMINALのような機械でこのカードを解析したが、単なるノーマルカードとして解析された。しかし、直後に遊星、ブルーノ、シェリーの3人は謎の異空間に飛ばされ、Z-ONE(ゾーン)を目撃する。
その後、遊星、ブルーノと共にモーメントエクスプレス開発機構に潜入した際、物質転送装置「インフィニティ」を制御させるためのカードキーとして機能した。このとき異空間に投げ飛ばされたシェリーは父の姿をしたZ-ONE(ゾーン)と接触することになる。
実際のカードとしてデュエルで使用されたのはアーククレイドル内でのシェリーvsクロウvsアキ戦。このときはテキストが記されている。以下の通り。
通常魔法
※遊戯王カードWiki より引用
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時に
自分の手札・デッキ・墓地からカード1枚を選択して発動する。
選択したカードをゲームから除外する。
墓地に存在するこのカードを選択したカードとして
フィールド上に発動する事ができる。
この効果でフィールド上に現れたこのカードは破壊されない。
このテキストだとモンスターの代わりにもできそうである。特殊召喚ではなく発動だから不可だともいえなくないが。
アキの「ブラック・ローズ・ドラゴン」によってこのカードが破壊された際、デッキからフィールド魔法「魂縛門」を除外しその効果を得た。
カードキーとして機能するなど、かなり特殊なカードだが、このデュエルを最後にシェリーのデュエルはないのでその後このカードがどうなっているかは不明。ジャックとデュエルしているような描写はあるがそこで使用されたかどうかも分からない。治安維持局での解析、「インフィニティ」でのカードキー、どちらに置いてもZ-ONE(ゾーン)が現れており、何らかの関連があるのは確かだが、詳細は分からない。
ゲーム「タッグフォース5」のシェリーのイベントでも登場するが、こちらでもイリアステルに襲われた瞬間、遠くに移動したり、不思議な力を持っている。
OCGでは
「遊☆戯☆王ファイブディーズ WORLD CHAMPIONSHIP 2011 -OVER THE NEXUS」(2011年2月24日発売)の同梱カードとしてシェリーのほかの使用カード2枚と共にOCGに登場した。そのテキストは以下の通り。
通常魔法
※遊戯王カードWiki より引用
セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在する永続魔法またはフィールド魔法カード1枚を選択して手札に加える。
アニメ版では「Z-ONE」自体がカードの効果を得る形になっていたが、処理がややこしくなってしまうからか、OCGでは墓地からの回収に変更、また、対象が永続魔法、フィールド魔法に限定された。アニメ版にあった破壊耐性も存在しない。比較すれば、対象が狭まったこと、範囲が墓地からのみになっている点、破壊に関して無力になった点で弱体化している。ただ、「歯車街」などの効果を考えれば完全な弱体化とは言い切れない。
永続魔法かフィールド魔法が中心となるデッキ以外での採用は難しい。
フィールド魔法であればSinや地縛神のデッキ、その他「天空の聖域」、「伝説の都 アトランティス」などだろうが、破壊と言うプロセスが必要なこのカードを使用するよりも、即サーチできる「テラ・フォーミング」で2枚目、3枚目と新しいカードをデッキから呼び出してくるほうがよい場合が多い。
永続魔法は「テラ・フォーミング」のような有用なサーチが少ないので、こちらが有用。必要なカードを2、3枚投入して「封印の黄金櫃」などでサーチする方法もあるが、デッキに複数投入できない制限カードである「インフェルニティガン」、「黒い旋風」、「六武の門」、「未来融合-フューチャー・フュージョン」などは一度破壊されると墓地からの回収に頼るしかないため、それらの回収に役立つ。
セットされたこのカードを相手が破壊してくれるのを待っているのではいつになるか分からない上、「撲滅の使徒」などを使われたらどうしようもないので、ブラフにでもするのでなければ、自分から破壊できる手段を用意したい。
とはいえ、「サイクロン」をただ使うのでは芸がない。破壊した上で何らかのメリットがある「ダブル・サイクロン」、「スクラップ・ドラゴン」などを使用して、少しでも得できるようにしたい。「大嵐」などの全体除去を使用する手もある。
また、セットされた状態で破壊され墓地に送られればいいので、「マジカルシルクハット」でモンスター扱いでセットしてしまうのもいい。バトルフェイズ終了時に勝手に破壊されるので効果も容易に満たせる。このときセットする2枚のうち1枚を自分が手札に加えたいカードにしておけば、すぐにそれを手札に加えられる。
このとき、相手にセットしたカードを攻撃されてしまう(攻撃されるとリバースするため、効果を使用できない)ことを防ぐため、バトルフェイズ終了時に「マジカルシルクハット」を発動するとよい。当然相手はもう攻撃できず、直後に破壊されるのでほぼ確実に効果を使用できる。
当然だが、破壊以外の方法で墓地に送られたときや、除外されたときは効果が発動しない。そのため、「撲滅の使徒」を使われた場合は墓地へ行かず除外されてしまうので効果は発動しない。「マクロコスモス」がフィールドにある状態で破壊されてもやはり墓地へは行かないので発動しない。
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