A-Zスーパーセンターとは、株式会社マキオが展開する24時間営業の大型スーパーセンターである。
概要
A-Zスーパーセンターとは、株式会社マキオが展開する24時間営業の大型スーパーセンターであり、生活必需品のAからZまでを全てを揃えると意味で名付けられた。1997年に鹿児島県の阿久根市に一号店が、2005年には南九州市(旧川辺町)に2号店、2009年には霧島市(旧隼人町)に3号店がそれぞれ開店している。
元々は株式会社マキオはマキオの名でホームセンターを営業していた為、阿久根市民はAZの事をマキオと呼ぶ人もいる。(AZ開業に伴いマキオ自体は閉店)
経済系メディアを中心に度々取り上げられる事も多い為、年商わずか200億にも満たない小規模スーパーでありながら全国規模での知名度を持っているスーパーである。注目される理由は以下の点が挙げられる。
- 阿久根市よりも大型な薩摩川内市と出水市に挟まれており、近郊商業圏は阿久根市の2万3千人と出水市野田町(旧出水郡野田町)の5千人を合わせても3万人未満、仮に高尾野町などの近辺を含めたとしても5万人にも満たないであろう商業圏。
- スーパーでありながら30万点以上の品揃え、車が売っていたり、仏壇が売っていたり、季節商品が一年中売っていたりして今までの常識を覆した品揃え、それに伴う大型店舗かつ24時間営業。
- 阿久根市は14歳以下の年少人口が全人口13%以下な一方、高齢者が33%を占める過疎地域であるにも関わらず夜9時から翌朝7時までの売上げが3割を占める。
実際阿久根市に行って見れば判るが過疎地域に不釣合いとも思われる巨大店舗、僻地とも思える立地、無駄が多すぎるであろうとも思える品揃えの充実振り、コンサルタントやアナリストのみならず当初は地元民ですら無謀と思える出店であった為、鮮魚などの経験者を募集しても誰も来てくれないというエピソードが残っている程である。
外部リンク
関連項目
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