APOD(Astronomy Picture of the Day)とは、NASAのサイトのひとつで、空の日記のような存在である。 1995年6月16日から始まったこの写真紹介は、写真のみならず、動画から切り取った1フレーム、X線存在グラフの可視化されたものなどを扱う。紹介文は、天文学者が記述したものであり、文章もたいへん見やすいものとなっている。天文学者という名のロマンチストが、今日も「universe」に焦点が当てられた写真について述べている。 ※この記事では、APODの世界を少し味わってもらうため、白黒オンリー、字体を太くするなどの加工を最小限に抑え、英文をいれています。
概要
Discover the cosmos! Each day a different image or photograph of our fascinating universe is featured, along with a brief explanation written by a professional astronomer. (宇宙の発見をしましょう!私たちの魅惑の宇宙に関する毎日ちがう画像や写真が特徴です。 専門の天文学者によって書かれた簡潔な説明付きです。-APOD日本語版編集と翻訳:丹羽 愛一郎,APOD日本語版)
APODは、多言語に翻訳され、NASAのAPODの公式HPに掲載されている公式リンクだけでも、
アラビア語
オーストリア語(ドイツ語圏)
ポルトガル語
中国語
チェコ語
フランス語
ジャワ語
ペルシア語(Aseman-e-shab)
ペルシア語(Canot)
ヘブライ語
イタリア語
日本語
オランダ語
ポーランド語
ロマニア語
ロシア語
スロベニア語
スペイン語(カタルーニャ)
スペイン語(ガリシア語
スペイン語
台湾語(ピン音)
トルコ語
イギリス英語
ヒスパニック用スペイン語
の24言語について存在している。
それぞれの国ごとに、タイムリー~2日遅れで更新されている。日本は大体1日遅れである。
公式サイトの英文も、日常的に使われている語を中心に書かれているため、英語を読むのには物足りない人も多いかもしれないが、英語を始めたばかりという人、英語は苦手だけどちょっとかっこつけて英語を読める雰囲気を作りたい、単語しかわかりません。画像が目当てです。というあなたにぴったり!
現在、APODの超美麗画像紹介の動画を日本語の翻訳化をし、ゆっくりに読ませている動画がある。 <br>動画のUP主の名前はCC。 独自の解説も交えているため、わかりやすく、ホームページを見て、英語を読み、リンクを開く暇が無いという方にとっては1分~2分程度でAPODで紹介されている画像の魅力が伝わってくる動画は、とても貴重な存在である。また、音楽を選ぶセンスもよく、APODの画像紹介を話すゆっくりの声とマッチし、すばらしい雰囲気を作り上げている。いわゆる神編集動画のひとつで、英文にはリンクがかけられていて、用語の説明やその星座の画像などが見ることができるものを、動画にのせてある。やっと「APODの人」(この記事にリダイレクト)のタグがついた。もし、ついていないものがあればぜひつけてほしい。この分野はどうしても見入ってしまうため、ニコニコ動画において活発にコメントを残す人は少ない。動画の再生数とコメントの数は非常に開きがある。基本的に世界の新着動画では完走を果たしている。私的な注文ではあるが、コメントを残す人は下コメをあまり使ってほしくない(あまり下にコメントする人はいなくて嬉しいが、もしも出てきてしまったら嫌な人も多いと考え、一応記述)。現在、マイリストにおいて、20120525からのAPODの記事が翻訳された記事を再生できる。ぜひ、消えないうちにはじめから一気見することをお勧めする。 なお、CC氏は別の動画も作成しているそうなので、私生活に無理の無い程度に続けていただければありがたい。
APODのサイトで使われているブラウザの標準対応がXPであるため、OSがWin95、マッキントッシュあたりでも閲覧ができるとのこと。天文学者の大半にリースされているパソコンの大半がXPであることや、どんなパソコン環境の人にも閲覧してもらえるように配慮がなされている。
APODの起源について簡単には紹介したが、Robert Nemiroff と Jerry Bonnellが1995年に、編集投稿し始めたものがきっかけであり、現在に至るまでインターネット上で最も膨大な宇宙の画像コレクションを投稿しているサイトでもある(Fri 16,june/1995 記念記事を下にコピーしてある)。彼らBob(ミシガン技術大学教授)とJerry(NASAのGSFCGの科学者)は、実生活において、天文学を業とするものであり、毎日穏やかな生活を送る。
Q&Aより抜粋
Q:なぜAPODと表記したの? A:APODはAstronomy Picture of the Dayの略なんだけども、頭文字をとったらApotDになるよね?でも語呂が悪いから、APOD(アイポッド)にしたんだ。(動画ではえーぴーおーでぃーと読んでいるが、実際はAPODと略していれば良いらしい。)
Q:すばらしい画像が紹介されていますよね。もし、私たちが使うとすればどうすればよいのでしょうか。 A:APODのサブミッションに表記してあるように、自由につかってっもらってかまわない。一番よいのは画像を使っているページのURLを送ってもらったり、ここのサイトにつながるようにしてもらえるのが一番いいね。そして、できるだけ、あなたの国のサイトのURLを入りつけてほしい。
Q:APODの本は売っていますか? A:売っています。"Universe: 365 Days" (May 1, 2003)と、"Astronomy: 365 Days" (October 1, 2006) の2冊です。どちらも Publisher: Harry N Abrams なので、日本では本の原題で探すと出てきます。
Q:APODはどれくらい続くの? A:いい写真があり続ける限り、私たちは明日の写真として紹介します。明日の写真として紹介がまったくなくなると、続けることは難しいですが、紹介したい写真はまだまだあるのです。
(中の文章は編集しました。意訳ですので、詳しくは公式サイトのQ&Aを。)
Do you enjoy APOD? Do you have a picture that would make a good APOD? If so, we would enjoy hearing from you. Images are most often submitted by email or by posting to a web site. Please see this page or write to Robert Nemiroff at nemiroff at mtu dot edu or Jerry Bonnell at bonnell@grossc.gsfc.nasa.gov regarding image submissions. Please note that by submitting your image to APOD, you are consenting for your image to be used on APOD in all of its forms unless you explicitly note otherwise. These include mirror sites, foreign language mirror sites, and direct APOD derivative products including thumbnail feeds on Facebook and Google+ under names having to do with "Sky" and "APOD". We do recommend that you include a small copyright notice in a corner of your submitted images. Note for image submissions: The APOD pages are collected annually on a CD-ROM, which is distributed free of charge to educators and the general public. If you would like your image to be considered for an APOD but do not want your image included in this CD-ROM collection, please let us know.
Thank you for sharing the APOD experience! We genuinely hope you have had an entertaining and educational few moments with us.(APODサイトより。http://apod.nasa.gov/apod/lib/about_apod.html)
APOD最初の記事
If the Earth transformed neutron star..? (6,june/1995の画像)
If the Earth could somehow be transformed to the ultra-high density of a neutron star , it might appear as it does in the above computer generated figure. <br>もし地球をなんとかして中性子星のような超高密度の星に変えられるとしたら、上のコンピュータ画像のようになって見えるのかも・・・しれない。
Due to the very strong gravitational field, the neutron star distorts light from the background sky greatly.
とても強力な重力(引力)のために、中性子星は背景となる星空の光を強く屈曲させてしまっている。
If you look closely, two images of the constellation Orion are visible.
近くで見ると、オリオン座を二つ見ることができるだろう。
The gravity of this particular neutron star is so great that no part of the neutron star is blocked from view - light is pulled around by gravity even from the back of the neutron star.
この特殊な中性子星の重力(引力)はとても強く、中性子星は星空の邪魔とならない。それは・・・中性子星の後ろからくる光が引力によって引き寄せられるためなんだ。
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関連項目
APODの人
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