Age of Empires IIとは、1999年にマイクロソフトから発売されたRTSシミュレーションゲームである。
正式名称は、エイジ・オブ・エンパイアII:エイジ・オブ・キング(Age of Empires II:The Age of Kings)、
通称はaoe2、またはaok。RTSの最高傑作と賞され、歴史RTSの礎を築いた。
概要
プレイヤーは独自性の強い13文明の中から一つを選び、古代の「暗黒の時代」から大砲や銃器の登場するルネサンス期の「帝王の時代」まで自分の文明を進化させながら他の文明と覇権を争い、勝利を目指す。段階を追った進化システムと槍兵、騎兵、弓兵(散兵)の三すくみ戦闘が特徴である。
2000年には拡張パックの『覇者たちの光陰(原題:The Conquerors)』が発売され、新たに文明が追加された。
ネット対戦が人気であり、今なおプレイヤーの熱い支持を受けている。
エイジ・オブ・エンパイアII本体のみを英語版サブタイトルの略称からaokと呼び、拡張パックを追加した状態を同じくサブタイトルからaocと呼ぶ。使える文明や仕様変更などによりaokとaocでは対戦することができない。また、対戦時はパッチのバージョンが同じであることが求められるため、注意が必要である。
現在ではAOE2本体と拡張パックを同梱したゴールドエディションの他に、2013年4月10日にHD画質やマッチメイキングシステム、Windows 8などの最新OSに対応したAge of Empires II HDが発売された。さらに同年10月には、10年以上の時を経て、新しい拡張パック(新規の文明の追加など)として「The Forgotten」も発売された(いずれも日本語に対応)。
ファンパッチ
現在、UserPatchと称するパッケージ版向けのファンパッチが、scripterという人物(あるいは団体)によって作られており、
- バージョン1.0cとなった後もなお数多く存在していたバグ(斥候バグ、建造バグ、投石が動いてる時に投石修理しても修理されないバグ、Windows vista以降のOSでAOCを起動するとゲームの色がおかしくなるバグ、肉資源が共有できないバグなど多数)の修正
- AIシステムの強化
- ウィンドウモードの対応とパフォーマンス向上、及びゲームの解像度の選択肢の追加(ワイドスクリーン等にもデフォルトで対応している)
- AoMやLoLなどに代表される観戦機能を実装(シークバーはない)
- リプレイ再生速度の向上
- オンライン対戦時の通信の安定化
- 復元したゲームのリプレイが見れるようになった
等を含む大幅なアップデートとなっている。現在の最新バージョンはUserPatch.v1.4.20140515-000000である。
HD Editionにおいてこのパッチの恩恵を受けたい場合には、http://www.aoccs.net/aochd/ の恩恵を借りることができる。
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関連項目
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