Akinatorとは、一種のゲームサイトである……と思われる。
20個ほどの簡単な質問だけで、あなたがイメージしている人物の名をずばり当ててくるというサイト。
日本語・英語・フランス語・ドイツ語・ヘブライ語・ポルトガル語など多数の言語に対応しており、世界中の有名人をほぼ網羅している模様。
概要
Akinator.comにアクセスすると、魔法のランプからおっさん風の精霊(Akinator)が登場する。
プレイヤーは出題者側となり、まず人物(歴史上の人物でも芸能人でも架空のキャラでもかまわない)を一人思い浮かべる。
Akinatorが「その人物は~ですか?」という質問をしてくるので、「はい」か「いいえ」で回答する。
最後にAkinatorが「その人物の名前は○○でしょう」と人物の名を回答する、というのがゲームの流れ。
ここまでは何の変哲もないゲームなのだが、このAkinator、網羅しているデータ量と正答率が半端ではないのである。実在する人物やアニメキャラクターまでなら解るのだが、OSたんやキョン子といった、なんでそんなのまで知ってるのというレベルのキャラクターまでもが取りそろえられている。多くの人とゲームを重ねた結果、膨大な人名とその定義が蓄積されてきたのだろう。
あてた人名がずばり正解ならAkinatorは大喜びで勝利を宣言し、もう一度やろうとせがむ。もし不正解ならプレイヤーの勝ちだが、プレイヤーに対してAkinatorからの質問タイムが始まる(Akinatorが出そうとしたその他の候補の中に正解はないか、プレイヤーが誰を考えてプレイしていたのか、その人物の特徴はどのようなものでいい画像があるか、など)。プレイヤーが遊んだり新しい人物について教えてやったりするたびに、Akinatorはどんどん強くなってゆく。
たとえ答えを適当に選んだとしても、Akinatorはそれに応じた答えをしっかり用意してくる。試しに全ての質問に「はい」と答えてみるといいよ。
2010年7月21日、ついに日本語版にも対応した。・・・が、学習データは言語ごとに別れている、
よってこれまで多くの日本人がプレイしたと思われるデータは英語版の方に多く含まれるため、
日本語版の精度を上げるためには、これから多くのプレイを行うことが推奨される。
ルール
このサイトの遊びはアメリカにある遊び「Twenty Questions(20の質問)」が元になっている。
この遊びは日本では「20の扉」として知られている。
まずAkinatorは様々な質問を繰り出してくる。
■実在する?
■女性(男性)?
■髪は○○色? など。
そして、こちらからAkinatorに返せる答えは5つ。
■はい (Yes)
■たぶんそう/部分的にそう (Probably / Partially)
■分からない (I don't know)
■たぶん違う/そうでもない (Probably not / Not really)
■いいえ (No)
キャラクターが絞り込めてくると、かなりコアな質問を繰り出すようになる。
■胸は小さい?
■羽根がある?
■神様か女神様ですか?
■悪い人ですか?
■ガチムチ(muscle)ですか?
■学園都市に住んでいる?
■IS(インフィニット・ストラトス)に乗ったことがある?もしくは乗る予定?
…など。Yesならほぼ断定されるだろう。
さて、貴方のイメージ通りの人物がでてきただろうか?
Akinatorは早ければ15問目前後、遅くとも25問目前後の質問を答えたところでキャラクターの名前を提示してくる。
イメージしたキャラクターと合っていれば「はい」、外れていてたら「いいえ」を選ぼう。いいえの場合は、「続けますか。」と聞いてくるので、更に追加質問に答えるつもりならば「はい」を選ぼう。「いいえ」を選ぶとそこで終了する。
はいを選んだ場合、さらに続きの質問が出される。おおよそ10問ごとにまたのキャラクターの名前の提示があるが、Akinatorが知らないキャラクターだと70問以上続くこともある。
これはAkinatorへだけの挑戦ではなく、貴方自身の説明力への挑戦でもある。
的確なイメージを正確に伝えることができれば、余程マイナーな人物・キャラクターでなければ答えてくれるだろう。
もしAkinatorが知らないキャラクターであれば、質問後に教える事も出来る。
※データが曖昧なキャラクターの場合、他のプレイヤーに左右されている場合もある。
これは、プレイ情報の蓄積からAkinatorが判断基準を構築するためである。
尤も、Akinatorは近似値でも判断するため、大きく外れていなければ的中させてくる。
注意点として、年齢を20歳未満に設定してプレイしているときにエロゲ等のキャラクターが回答候補になると「誰を思い浮かべているかわかります。ただ子供向けではないと思います」と断言され、ゲームを強制的に打ち切られてしまう。こうなってしまうと、たとえ思い浮かべていたキャラクターが子供に見せても問題ないものであったとしても、ランプの精霊は答えに辿り着いてくれない。成人であれば、素直に実年齢でプレイしよう。
サンプル(このような流れで進行する)
(日本語版に準拠している)
質問その1 女の子? →はい
質問その2 実在する? →いいえ
質問その3 闘う? →いいえ
質問その4 高校生? →いいえ
質問その5 名前にカタカナが混ざっている? →はい
質問その6 長い髪型? →はい
質問その7 日本のアニメに登場する? →いいえ
質問その8 歌手? →はい
質問その9 髪型はツインテール? →はい
質問その10 10代? →はい
質問その11 髪の色が緑? →はい
注意
アクセスが集中している場合、プレイができなくなることがある。
サイトをダウンさせてしまう危険性があるので、むやみにPlayを連打せず大人しく待とう。
日本語版にアクセスしても画面が真っ白なまま、というそこのあなた。
表示→エンコード→Unicode
…としてみよう。
関連動画
関連静画
関連項目
関連リンク
- http://en.akinator.com/ ←当該サイト(英語版)
- http://jp.akinator.com/ ←当該サイト(日本語版)
- http://aknt.jp/ ←当該サイト(日本語モバイル版)
- 翠星石のギャルゲーブログ すごいサイト見つけたw
- 【2ch】日刊スレッドガイド : 簡単な質問でお前らの嫁をズバリ当てるサイトが登場!!
- ランプの精がWeb2.0に貴方の好きなキャラを当てるAkinator :教えて君.net ←当たる仕組み
- 二十の質問 - Wikipedia ←昔からある同様のゲーム。ほかにもバンダイの「20Q」なども同じ遊び方。
- はてなブックマーク - Akinator, the Web Genius
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