『Axis Powers ヘタリア』とは、日丸屋秀和が自身のホームページにおいて掲載しているウェブコミック作品である。
概要
世界史(主に近代史)をテーマの主軸とし、その国の人柄や風土を人格として模したキャラクターたちの織り成す、国擬人化歴史コメディ漫画である。なお、この作品では国家と政府は厳密に区別されており、時の権力者や政府は「上司」として登場する。国以外にも、一部の民族や地方なども脇役で登場する。
舞台は主に第一次世界大戦から第二次世界大戦のエピソードを中心として、古代や中世、民族性(国民性)ジョークなどをモチーフとして発表されている。
原作には男性キャラクター同士がイチャつく、などといったギャグシーンが描かれており、同性愛的要素を含んだ場面が少なからず存在する(一部の二次創作から影響されてそう思っている人もいるが、作品自体は腐女子向けでない)。
新規の人、特に「AxisPowersヘタリア」の動画の投稿を検討している人は、関連項目の「APH」にも必ず目を通すこと。
名称
正式タイトルは半角スペースを含んだ『Axis Powers ヘタリア』である。また、漫画やアニメなどにおいては『ヘタリア Axis Powers』とされている。ちなみに、ニコニコ動画では『Axis Powers ヘタリア』の略称として『APヘタリア』が使用されることもある。
※ニコニコ動画内での「ヘタリア」タグは軍事ネタとして使用されているため、本作品関連の動画をタグで検索する際には注意が必要である。[1]
沿革
2008年3月28日にコミックスが発売され、テレビアニメ化も決定したが、2009年1月16日にキッズステーションでの放送中止が発表された。ニュースでは特に中止の理由は触れられていない。真偽の程は定かでないが、中国のニュースでは「韓国からの脅迫的な抗議があった」と書かれている。アニメイト店頭上映会、アニメイトTV無料配信は予定通り実施された。
第3期からは『ヘタリア World Series』と改名し、2011年3月に4期の配信が終了した。正式なTV放送についてはBS11にて2010年7月9日から第1期、2011年1月28日から1~2期が放送された。その後も2013年1月より5期が、2015年7月より6期が放映された。
2010年6月5日には劇場版「銀幕ヘタリア Axis Powers Paint it, White(白くぬれ!)」が公開された。
2011年3月にはPSP用ソフト『学園ヘタリア Portable』が発売された。
2015年12月にはミュージカル『ヘタリア〜Singin' in the World〜』が上演された。
2018年からのコミック休載や作者失踪の噂、後述のキタユメ閉鎖など作品が途絶えかねない事態が連発していたが、2020年10月22日に突然日丸屋秀和の公式Twitterとカウントダウンツイートが公開された。
3日後の10月25日0時に新作アニメ制作とコミック連載再開、ジャンプSQ.での新規オリジナル作品(詳細)の連載開始が発表された。
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https://twitter.com/hima_kaz/status/1320018218983960578
登場人物
キャラクター名 | CV | 概要 |
---|---|---|
イタリア (ヴェネチアーノ) |
浪川大輔 | 陽気でちょっと泣き虫なラテン息子。女の子とパスタが大好き。 いわゆるヘタレであることが作品名の由来となっている。 兄はイタリア=ロマーノ(南イタリア)。 |
ドイツ | 安元洋貴 | 枢軸国のまとめ役的存在。生真面目で苦労性な青年。 ヴェネチアーノの保護者。ムキムキ。 |
日本 | 高橋広樹 | 物静かで真面目、付和雷同な性格のためか周りに振り回され気味。 ひきこもっていた時期が長かったため周囲についていけないことも。 |
アメリカ | 小西克幸 (ちびアメリカ: 岩村愛子) |
明るくパワフルで正義感が強い青年。 あえて空気読まずに突っ走る癖がある。 イギリス譲りの味覚音痴で、すごい色のお菓子も平気。 |
イギリス | 杉山紀彰 | 意地っ張りで皮肉屋の元ヤン青年。メシが不味い。 ちょっとオカルトチックで見えないものが見える。酒癖が異常に悪い。 三人の兄がいるが顔を合わせるたびに殺し合いに発展するほど仲が悪い。 |
フランス | 小野坂昌也 | 愛情表現豊かな気取り屋でマイペースな歩く18禁。異常に全裸率が高い。 イギリスとは犬猿の仲だが一応実力は認めており、付かず離れずの仲。 |
中国 | 甲斐田ゆき | こう見えてもう何千年生きてるかわからない。 「~ある」などというエセ中国語を操る。美人画が巧い。 どこでも中華街を作る。おたまと中華鍋でドイツと日本を倒せる。 |
ロシア | 高戸靖広 | 田舎っぽい素朴さと子供特有の残酷さを併せ持つ。 コルコルという謎の呪文を唱える。家族が家族なので気苦労が絶えない。 |
カナダ | 小西克幸 | アメリカと瓜二つの、のんびり屋でお人よしの青年。 アメリカの傍若無人な振る舞いのせいでとばっちりを受けることも多い。 影が薄いため、この項目も薄い。 |
南イタリア (ロマーノ) |
浪川大輔 (ちびロマーノ: 金田アキ) |
パスタと女の子が大好きな、ちょっと尖ったイタリアの兄。 くるんを引っ張ると「ちぎぎ」と鳴くのは生理現象。下手するとイタリアよりもヘタレかも。 |
スペイン | 井上剛 | 性格は陽気で情熱的かつ、大らかで鈍感。ちょっと周りにノセられやすい。 ロマーノを可愛がっており、EU内では優等生。何故か関西訛り。 |
ポルトガル | 梅原裕一郎 | 見た目はスペインにやや似ているが、後ろで髪を縛っている。 スペインは彼には頭が上がらないらしい。 |
プロイセン | 髙坂篤志 | ひたすら戦うことばっかりしてきたせいかちょっと乱暴者。 ドイツの事はヴェストと呼んで可愛がっている。 |
オランダ | 峯暢也 (ちびオランダ: 西口杏里沙) |
常にクールなベルギーの義理の兄。福井弁で割り勘でウサギが大好き。 策略家で普段は超強気だが、日本とは付き合いが長いせいもあり少し抑え目気味。 |
ベルギー | 中村繪里子 | 真面目かつ親切で世話焼きな、フレンドリーお姉さん。 釣り目で滋賀弁、ヘアバンドもしてるのに、服が地味であまり目立たない。 |
ルクセンブルク | ― | ベネルクス3国の一つで末っ子のようだが全員本当の兄弟ではない。 金沢弁の上品な青年だが、近代に入ってからオランダと似たような商魂たくましい性格になった。 |
オーストリア | 笹沼尭羅 | 音楽とケーキが好きなメガネのお坊ちゃん。ピアノで感情を表現する。 品行方正だがかなりの倹約家。 |
ハンガリー | 根谷美智子 | 見た目に反して勇ましい元騎馬民族の女の子。この漫画一男らしい人。 執念深い。ハンガリーがゲイビデオのメッカであるために腐女子。 |
チェコ | 諸星すみれ | 丁寧口調のお姉さん。 ガサツな過去に反し今は真面目ながんばり屋だが、スロバキアにやや振り回され気味。 |
スロバキア | 小林裕介 | ちょっとゆるめの青年。 我慢強くおおらかだが、妙なこだわりを持っておりそこは断固として譲らない。 |
ルーマニア | 児玉卓也 | ハンガリーさんのケンカ相手。おまじないや魔術が得意。 陽気で変わり者であり、学園ヘタリアではイギリスと同じ魔術部所属。 |
クーゲルムーゲル | 市来光弘 | オーストリア宅にいる芸術家が作り上げたミクロネーションで、本土は球体状の家。 こんな可愛い子が女の子のはずがない。 |
モルドバ | ― | ルーマニアの実弟で、やや舌っ足らずな男の子。 色々な理由でロシアに気を使っている節もある。 |
スイス | 朴璐美 | 気難しく偏屈、職人気質な性格。よく発砲する。 義理の妹であるリヒテンシュタインには甘く、ヤギを3匹飼っている。 |
リヒテンシュタイン | 釘宮理恵 | スイスの保護下にあるしっかり者のお嬢さん。賢いが天然。 イギリスの国歌は彼女の国歌と同じ旋律。 |
ブルガリア | 井上剛 | 仲間のはずなのにイタリアの顔見てたらつい殴りたくなってしまった人。ルーマニアと仲が良い。 |
ポーランド | たなかこころ | 楽天的で適当だが人見知りが激しくシャイなところもある。 名古屋の女子高生の様な口調なのは作者の趣味。 |
リトアニア | 武内健 | バルト三国の長男的存在。真面目で忍耐強いが、 考えすぎて落ち込んで胃を痛める事も。ベラルーシちゃん大好き。 |
エストニア | 髙坂篤志 | 度重なるピンチを長年の知恵でうまくかわしてきたバルトの優等生。 ITに強く、フィンランドの祭りではトップの常連。 |
ラトビア | たなかこころ (ドラマCD: 釘宮理恵) |
バルト三国の末っ子的存在。内向的で泣き虫な少年。ド天然。 一言多いためいつもロシアに虐められている。かなりのうわばみ。 |
ウクライナ | 増田ゆき | とばっちり食らいまくりのロシアの姉ちゃん。おっぱいがうるさい。 おっとりしているように見えるが意外にしたたかな性格。 |
ベラルーシ | 高乃麗 | ヤンデレ。ロシアに重すぎる愛を送るロシア妹。 美人だがちょっと刺々しい雰囲気がある。 |
スウェーデン | 酒井敬幸 | 無口で何を考えているか分かりづらいが気配りが効く。福島弁。 (ちなみに、原作者の日丸屋氏は福島県出身。) |
フィンランド | 水島大宙 | モイモイ。温和で素朴な頑張りや青年。ネーミングセンスが凄い。 サウナ大好きで寒さに異常に強く、火事場の馬鹿力が半端じゃない。 |
デンマーク | 下崎紘史 | 血気盛んな兄ちゃん。結構ひょうきんで、茨城弁で喋る。 世界有数の飲んべえ。 |
アイスランド | 浅倉歩 | 外はクールで中は熱い不思議少年。 ノルウェーとは血縁関係があることが最近発覚した。 経済がヤバく、オークションにかけられたことも。 |
ノルウェー | 岩崎征実 | 口数が少なく、浮世離れした雰囲気の不思議青年。 イギリスと同じく、妖精などが見える。 |
シーランド | 折笠愛 | 「自称」世界一小さい国。「~なのですよ」口調で少々暴走気味の男の子。 趣味は快適インターネット。 |
ラドニア | 山下大輝 | スウェーデンの家の芸術家が作った、ネット上に建国された電脳国家である男の子。 実体化用PCの電源を切ると電脳世界に強制帰還されるので注意。 |
モナコ | 日笠陽子 | 独立以前はフランスの元で暮らしていた、小さい優等生。 真面目そうな顔をしているが、実は楽天家。どことなくおじさん口調。 ねこたりあではツナ缶取引禁止案を打ち立てていた。 |
セボルガ | 岡本寛志 | いつの間にかイタリア化していたので再度独立した元・独立国家。勿論ナンパ好き。 イタリア兄弟との違いは、くるんが角ばっているところとナンパの成功率が高いところ。 |
モロッシア | 石川界人 | アメリカはネバダ州に存在するミクロネーション。 犬の世話もする穏やかな青年なのだが、客が来たらすばやく一昔前のヤンキーに変身。 |
キューバ | 高橋広樹 | 情に厚く気さくでいいあんちゃん。カナダとアメリカの区別がつかない。 アイス大好きで、最近メタボ気味。 |
ニュージーランド |
前田聡馬 | のんびりした性格の、大らか過ぎる羊飼い青年。 スポーツ関連でのライバルはオーストラリア。 |
オーストラリア |
浅井慶一郎 | どんな環境でもガッツで乗り切る、文字通りワイルドな青年。 厳しい目付きのコアラを飼っており、食事もワイルドなものが多い。 |
ワイ公国 | 小松未可子 | 家の前に道路が出来なかったのでとりあえずオーストラリアから独立した女の子。 シーランドに最初は後輩扱いされたが、仲は良いようだ。 |
ハットリバー | 中澤まさとも | オーストラリアにあるミクロネーションで、ワイ公国の先輩。 フリーダムな言動のため、ワイ公国からはあまり良い印象をもたれていない。 |
台湾 | 甲斐田ゆき | 気が強いお洒落な女の子。何かと気苦労が絶えない。 中国の事は"先生"と呼んでいる。 |
韓国 | ― | 「~だぜ!」口調のゴーイングマイウェイ青年。中国を「兄貴」と呼び慕う。 何につけても起源を主張したがる。 |
香港 | 高城元気 | 無表情だが話口調は英語+日本語でギャル男チック。 祭りで爆竹を鳴らして、イギリスに大目玉を喰らったことがある的な。 |
マカオ | ― | ビジネス口調で話すアジア諸国の紳士的存在。 近隣の中国や香港には冗談を言う事も。中国の事は"ミスター"と呼ぶことが多い。 |
ベトナム | ― | 芯の強いアオザイを着たアジア諸国のお姉さん的存在。 歴史上でも強い女性が多い。本人曰く、写真写りが悪いとのこと。 |
タイ | ― | メガネをかけたさわやかな印象を受ける白い服がよく似合う穏やかそうな青年。 料理作らせるとすっごい辛いかすっごい甘いかのどっちかだがとても美味しい。 口癖は「アライナー」。 |
インド | ― | すさまじい王子様オーラを放っているお兄さん。 九州弁で会話をするが、メールなどでは標準語になる。 |
セーシェル | 高本めぐみ | 性格は大らかすぎというか少々ずぼらっ子。 色んな国の言葉がごっちゃになった謎の言葉を話す不思議ちゃん。 「学園ヘタリア」シリーズの主人公でもある。 |
カメルーン | ― | メガネをかけた黒髪坊主の青年。頭の横に十字の剃り込みがあるのが特徴。 荒々しいのか、丁寧なのかよく分からない口調で喋る。 |
トルコ | 藤本たかひろ | 豪快な性格をした、江戸っ子口調の仮面のおっちゃん。 ギリシャとは犬猿の仲で、何かある度に競い合っている。 |
ギリシャ | 髙坂篤志 (ちびギリシャ: 西口杏里沙) |
のんびりしてるように見えて哲学や猫のことを考えている。 日本とは仲良しだが、トルコは大嫌い。 |
キプロス | 黒沢寿樹 | トルコとギリシャの喧嘩をため息交じりに観ている傍観者ポジションの人。 根はおおらかでのんびり屋。 |
エジプト | ― (ちびエジプト: 中村繪里子) |
神秘的な雰囲気のある個性的な青年。 壺を売っている時以外で喋ることはほとんど無い。 |
神聖ローマ | 金野潤 | 真のローマ帝国となるべく百年単位でイタリアに必死のアプローチを続けるも ついに叶うことなく歴史から姿を消す。不器用。 |
ちびたりあ | 金田アキ | ヴェネチアーノ幼少期。戦乱によってオーストリアの支配下となる。 周囲には女の子と思われていた。 |
ローマ帝国 | 郷田ほづみ | 通称「ローマじいちゃん」。豪快な性格の地中海の覇者。 イタリア兄弟の祖父で恐るべき孫馬鹿。歌が上手い。 |
ゲルマン(※民族) | 谷山紀章 | ローマ爺ちゃんとは腐りすぎて白骨化した腐れ縁。 彼に致命傷を喰らわせた人物であるが、真実は謎。 |
ペルシア | ― | ローマじいちゃんのライバルで普段は飄々としているが実は苦労人。 現状ササン朝ペルシアとしての登場で、ほかの王朝も彼なのかは不明。 |
古代エジプト | ― | 現代エジプトのお母さん。いつまでが彼女でいつからが息子かは不明。 ミステリアスかと思いきや親しみやすく結構ゆるい性格 |
ニコニコ共和国 | 須田祐介 | 昔日本の岳温泉に存在したミクロネーション(当動画サイトとは何一つ関係がない)。 現在は国ではなくただの一般人である。 |
原作
本来は上述の通り日丸屋秀和が自身のサイト「キタユメ。」で連載している漫画の一つにあたる。当初はイタリアを主人公に擬人化キャラによる大戦期の模様を描いていくはずだったが、あっけなくそのほかの様々なネタを描く外伝の方がメインになってしまった。
一度公開されたが取り下げられているものや一時的に閲覧できない状態のものがあるため、ファン同士でも情報量の差がある場合が多い。
もともと不定期的なものではあったが、2011年ごろから更新頻度が下がり、現在はブログへの投下がメインになっている。
なお、Yahoo!ジオシティーズで作成されていた「キタユメ。」だったが、2019年3月31日のサービス終了により閉鎖された。
コミックスとしては以下の2種類に分かれる。
ヘタリア Axis Powers
幻冬舎から発売されている。もともとは上述のホームページでの連載をある程度改変しつつもコミックス化して発売していたものだが、2010年代初頭にコミックバーズに連載していたために5巻以降は事実上雑誌連載のコミックス版となっている。
コミックス自体は2013年の6巻を最後に刊行されなくなったが、関連書籍は幻冬舎から発売されることが多い。
ヘタリア World☆Stars
2014年より集英社の『少年ジャンプ+』で連載が開始され、そちらを順次コミックス化したもの。2024年3月現在、既刊8巻。
こちらの特徴としては従来の擬人化国家によるエピソードとは別に、ローマ皇帝を描くシリーズが並行的に掲載されている点にある(コミックスでの話数表記もこちらはAct.~と別)。もともとは5代皇帝ネロが主役だったが、次第にローマ皇帝図鑑として様々な皇帝が登場し、現在ビジュアル込みで
- アウグストゥス(在位:前27-14)
- ティベリウス(在位:14-37)
- カリグラ(在位:37-41)
- クラウディウス(在位:41-54)
- ネロ(在位:54-68)
- ドミティアヌス(在位:81-96)
- コンモドゥス(在位:180-192)
- ティディウス・ユリアヌス(在位:193)
- ヘリオガバルス(在位:218-222)
- ゴルディアヌス1世(在位:238)
- ゴルディアヌス2世(在位:238)
- バルビヌス(在位:238)
- プピエヌス(在位:238)
- ウァレリアヌス(在位:253-260)
- クラウディウス・ゴティクス(在位:268-270)
- クインティッルス(在位:270?)
- プロブス(在位:276-282)
- ヌメリアヌス(在位:283-284)
- ディオクレティアヌス(在位:286-305)
- マクセンティウス(在位:306-312)
- コンスタンティヌス2世(在位:337-340)
- コンスタンティウス2世(在位:337-361)
- コンスタンス1世(在位:337-350)
が登場している。またそれに関連してカエサル、アントニウス、クレオパトラ7世、シャープール1世などが登場するなど、かつてに比べると実在の人物が登場する割合が増えている。
またこちらでの連載に伴って、作者ブログにて補足ネタなども行われるようになった。
2018年より休載していたが、2021年4月1日より再開された(日丸屋公式Twitter)。
2021年8月5日に初のキャラクターデータブック『ヘタリア★Collezione』の制作が発表され、特設サイト上でテーマに合ったキャラを選ぶ投票とキャラへの質問募集が開催された。その他を選べば「Axis Powers」のみに登場しているキャラにも投票できるシステムだが、上記のローマ皇帝などは対象外となっている。
同年11月4日に発売されたが誤表記や変更箇所が大量にあったため、12月23日に第2刷改訂のお詫びがジャンプSQ.公式のお知らせに掲載された。
アニメ
上述の経緯もあって1期がWeb放送のみとなったにもかかわらず好評を博し、第6期まで作られた。
1~2期が『ヘタリア Axis Powers』、3~4期が『ヘタリア World Series』、5期が『ヘタリア The Beautiful World』、6期が『ヘタリア The World Twinkle』というタイトルとなっている。
スタッフが大幅に変更された5期以降は作風に大幅な変化がみられるほか、ニコニコなどで配信されるなどかつてに比べるとwebでの視聴手段も多様なものとなった(それに関連して4期までもニコニコで配信され、たびたび一挙放送も行われるようになった)。
2021年4月1日AM0時より新作アニメ『ヘタリア World★Stars』がdアニメストア、ニコニコ動画 、GYAO!、dTV、FOD他で配信された。制作はスタジオディーン。公式サイトの著作権表記は幻冬舎から集英社に変更されている。
同年7月28日に配信エピソード12話+新作3話の全15話が収録されたBlu-ray BOXと1~12話のみ収録しているスペシャルプライスDVDが発売された。
関連動画
公式チャンネル
関連生放送
関連コミュニティ
関連項目
- APH
- ヘタリア
- ちびさんデイト
- 月刊コミックバーズ
- 少年ジャンプ+
- Axis Powers ヘタリアの関連項目一覧
- AxisPowersヘタリアの関連商品一覧
- AxisPowersヘタリア:呼称表
外部リンク
- キタユメ。(原作者HP)(閉鎖)
- ブログのような竹林prototype
- しまおか健康ランド (@shimaoka_kenkou) - Twitter
- 日丸屋秀和公式Twitter(@hima_kaz)
- ヘタリア World Stars - 日丸屋秀和 | 少年ジャンプ+
- 日丸屋秀和「ヘタリア Axis Powers」(幻冬舎特設サイト)
- アニメ1~4期公式サイト
- アニメ5期公式サイト
- アニメ6期公式サイト
- 映画版公式サイト
- ミュージカル公式サイト
- アニメ「ヘタリア World★Stars」公式サイト
- アニメ「ヘタリア World★Stars」公式Twitter(@animehetalia_ws)
脚注
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