Beethoven Virusとは、
- 音ゲー「Pump It Up」の楽曲の一つ。
- 2008年放映の韓国ドラマ「베토벤 바이러스」の英語表記。日本で放映された際のタイトルは「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~」。上記1.の楽曲と直接の関係はないが、同じタイトルを採用するにあたってインスピレーションを受けたとする話もある。[1]
本記事では上記の1.について記載する。
概要
韓国のゲーム会社ANDAMIRO社よりリリースされている音楽ゲームシリーズ「Pump It Up」の楽曲。2000年稼働のバージョン「Perfect Collection」から収録されている。
ベートーベンのピアノソナタ第8番「悲愴」の第3楽章をクラシカル・クロスオーバー楽曲としてリミックスしたものである。このゲームには本曲以外にもクラシック音楽をアレンジした楽曲が多い。
制作者としてクレジットされているのはANDAMIRO社内の音楽チーム「BanYa」。
ブルガリア人バイオリニストの「Diana Boncheva」が演奏音源を提供したと言われる。[2]YouTubeには、2005年に行われた「Pump It Up」の世界大会「WPF」(World Pump Festival)のオープニングセレモニーにて彼女がこの曲を演奏した際の映像が投稿されている。
初回収録以後「Pump It Up」の収録曲の中でも比較的人気が高い曲となり、その後のシリーズでは本作をアレンジした曲なども収録されている(「Beethoven Influenza」や、ラテン風アレンジ「Latino Virus」など)。
なおベートーベンの「悲愴」のアレンジ曲が音ゲーに採用された例としては、他にも「BEMANI」シリーズの「RESONATE 1794」(第1楽章)や「そっと。」(第2楽章)、「O2Jam」シリーズの「V3」(本曲と同じく第3楽章)などの例がある。
ちなみに曲名「Beethoven Virus」の読み方だが、日本ではvirusをラテン語風の「ウィルス」、ドイツ語風の「ビールス」、英語風の「ヴァイラス」のいずれでも発音するためどう読むべきか悩ましいところである。しかも「Beethoven」の読み方はさらに話が込み入る(そのあたりについては「ベートーベン」の記事を参照されたい)。曲名をハングルで表記する場合、「베토벤 바이러스」と記されていることが多いようだ。「베토벤 바이러스」の発音は「ベートーベンバイラッス」に近いらしい。
関連動画
関連商品
関連項目
脚注
- *[独占インタビュー] 「Beethoven Virus」イジェギュ監督[2] : Article
- *Faraway / 디아나 (Kirilova Diana Boncheva) 1집 앨범 [Beethoven Virus (2006)] : 네이버 블로그、そのGoogle翻訳による日本語訳はこちら
- 1
- 0pt